【あの一言】
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中国人民大学客員研究員・中川コージ 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 サイバー、宇宙、深海など中国が求めているあたらしい3つの安全保障の新領域というのがある。そういった領域における安全保障の枠組みにおいて日本がどういうふうに(中国と)対峙していくかということを考えると当然、日本にとっての脅威であることは間違いない。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 米中摩擦が激しく、欧州との関係が難しくなってきている時に、尖閣に上陸させることで改善しつつある日中の関係を止めてしまうとは思えない。そんなリスクを中国はとらないだろう。中国経済が強くなったから軍事力も強まり、日本の軍事的な脅威になっているのも事実。日本もこれに対抗するためにサイバーだとか宇宙空間での防衛予算をもっと増やす必要はある。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
中国人民大学客員研究員・中川コージ 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 欧州における中国の影響力が高まっている。パリ協定を離脱した米国を後目に脱炭素、低炭素社会というのを中国は掲げて、お金に加えて価値観においても欧州とはうまくやれるのだというところをうまく見せている。そういう意味では単なる覇権主義ではない中国の恐ろしさ、したたかさというものを感じる。いろんな意味での文化的な懐柔策がうまくいっている。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 数字の面では表に出している(GDPの)数字よりも低いという議論はあるが、トータルとして中国が不況かというと、そんなに状況は悪くない。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 中国が数字をなめているという議論があるが、彼らが数字をなめて扱っているとしたらこんなに中国は発展しなかった。中国が発展したのは綿密なマクロ経済政策と産業政策をきちんとバランスよく保ってやってきたからこそであり、だからこそ逆にこんな怖い国になってしまった。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
中国人民大学客員研究員・中川コージ 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 今、中国がやろうとしているのは普通の民主主義国家がありえない形で大都市に集まってしまった人を強制的に2級、3級の都市に移していくこと。さらに補助金によって3級、4級の都市に移していくこともしている。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 ファーウェイを排除してしまうと代わりに使うのはノキアとかエリクソンということになるが、これらを採用するとコストが倍以上になる上、技術レベルも下がってしまう。他国がファーウェイを使い米企業がファーウェイを使わないのならもう競争にならなくなる。そこまでいくまで米国はファーウェイ政策を維持し続けるのかという話になる。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 ファーウェイの重要部品はかなり日本からのものがいっている。ここはまだ米国からの制限が及んでおらず、3年後ぐらいにはファーウェイの日本からの購入金額は200億ドルに達すると言われている。そこまで米国にストップをかけられると全部の日本企業を中国市場から撤退させろということになる。米国がやり過ぎると孤立する可能性がある。今、米国は水面下で日本やヨーロッパに対して協力するよう言っているが、妥協できない部分があり、せめぎ合いをやっている最中。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
中国人民大学客員研究員・中川コージ 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 ファーウェイの問題は結局5Gの問題で、どの国がファーウェイを危ないと言っているのかといえば、それは英国圏のファイブアイズ。それ以外の国、フランス、イタリアなどは5Gを排除しないとしている。アフリカ諸国、中東も大丈夫で、中国と犬猿の仲にあるインドでさえファーウェイとの5G実験をOKしている。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 米国の技術力優位を破壊することを象徴する最大の企業がファーウェイ。トランプ政権の理屈と反トランプ勢力の理屈は違う。米国の中にも産業界やカルフォルニアの人達の中にはいろいろと中国と一緒にやりたい人達がいっぱいいる。その人達は(トランプ政権とは)違う意見を持っている。カルフォルニアなどでは中国の問題に対する懸念以上にむしろGoogle、アップル、アマゾン、フェイスブックが個人情報保護を破っていることの方がはるかに問題になっている。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
中国人民大学客員研究員・中川コージ 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 米国は単純に中国の14億人というファンダメンタルな力と速度感を見誤った。もし自由主義にしていったら当然ならば14億人の人口があり、土地も国土もあれば、それは強いのはあたりまえ。米国はそれをいつか来る危機であることはわかっていたが、見過ごしてきた。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・瀬口清之 米国と覇権争い!隣の超大国・中国の実像 米国の中の雰囲気が相当に反中国、嫌中、対中強硬路線というふうに固まってしまっている。ペンス副大統領の演説を支持する有識者もメディアも国会議員も非常に多い。ところが中国を専門に研究している米国の国際政治学者に聞くとペンス副大統領のあの演説は小さな部分を誇張しすぎている。ひとつひとつは事実として正しいものの、あれで全体像を語るのは行き過ぎであるという評価が実は多い。
2019/03/31 BS朝日[激論!クロスファイア]
ジャーナリスト・後藤謙次 いよいよ明日新元号発表・なぜ「議長公邸」で? 議長公邸で行う最大の要因は国会内での情報漏洩だった。今回は情報を管理して議長公邸でやりましょうということ。当時国会で小渕官房長官が説明に行っている直後から、平成の平までは情報として入ってきた。毎日新聞は平成であることをかなりつかんでいて新聞発行直前までいっていた。元号の発表というのは歴史に顔が残るというぐらいインパクトがあり、今回安倍総理自身の談話の発表もあるが、もうひとつ総理大臣として新元号の制定に関わったということを歴史に残したいという意味があった。それが総理談話を発表する大きな理由のひとつ。
2019/03/31 テレビ朝日[サタデーステーション]
法政大学総長・田中優子 中国の「一帯一路」攻勢・揺れるEU加盟国 メルケル首相は一国の利益だけになるのであれば、問題だと中国をけん制している。中国は支援と言っているものの実はお金を貸しているのであり、つまりこのお金は返さないといけない。返せないと港湾設備が中国企業のものになり、そうなれば軍事化もできるし、中国への経済的な利益を生む港になるのかもしれない。オープンで公正な流動化が起きるのであればすばらしいが、本当にそうなのか(中国の言うことは)信じられない。
2019/03/31 TBSテレビ[サンデーモーニング]
「ビジネス インサイダー ジャパン」統括編集長・浜田敬子 中国の「一帯一路」攻勢・揺れるEU加盟国 日本は中国の一帯一路に距離を置いてきたが、その結果として中国の地方都市で日本企業が公共事業から締め出されるということがあったと聞いている。それで2017年安倍政権は態度を一変させて、まだ参加はしていないが、容認という形になった。中国マネーの存在は無視できない。ファーウェイ排除の動きに英国は参加しないとはっきり意思を示したし、ドイツもファーウェイ製品を受け入れると言っている。ブレグジットを控えた英国は中国との関係を悪くしてしまうと自国への経済へ影響を与えてしまうからである。世界の国々は米国陣営に入るのか、中国陣営に入るのか非常に重い選択を迫られている。
2019/03/31 TBSテレビ[サンデーモーニング]
ニッセイ基礎研究所主席研究員・伊藤さゆり 中国一帯一路・イタリアが協力 ドイツでは、技術力のある企業の中国資本による買収が続いた。次世代技術をめぐる攻防というのは世界的な競争になっており、このままでは製造業強国としてのドイツの基盤が失われてしまいかねないということでドイツには中国に対する危機意識が強い。さらに一帯一路の融資が将来EUに入ろうとしている国々に対してかなり行われていて、EUの規律で健全財政をやっていこうとしているところに中国資本が入ってくることより損なわれてしまうのではないかというリスクも警戒している。
2019/03/30 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
慶應義塾大学教授・細谷雄一 中国一帯一路・イタリアが協力 中国から資金が入るということでこれまでギリシャやハンガリーが一帯一路に接近していた。今回はEUの中でも主要国の1つであるイタリアがここまで深く中国と提携するというのはまったく事前に調整していなかったため、フランスやドイツにとっては大変なショックだった。
2019/03/30 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
経済アナリスト・ジョセフクラフト 中国一帯一路・イタリアが協力 中国はASEANの切り崩しにすでに成功している。これにより南シナ海の安全保障問題にもかかわってくるフィリピンの元米海軍基地のスーヴィック湾の港を手に入れた。今度は欧州を切り崩そうとしている。これは下手をすれば米国のNATO離脱にもつながる話。
2019/03/30 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
経済アナリスト・ジョセフクラフト 北京・米中閣僚級協議終了 実は米中とのせめぎ合いの他にトランプとライトハイザーのせめぎ合いがその裏側にある。ライトハイザーは構造問題を解決するためにじっくりと時間をかけたい一方で、トランプは早く切り抜けて結果を出し、大統領選に向けてアピールしたい。この両者の思惑が交渉にどのように影響していくかも注視していくべき。
2019/03/30 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
慶応大学大学院教授・岸博幸 激論!原発と日本のエネルギー政策 中間貯蔵を2040年代までは続けてその段階までに最終処分場をというのを考えている。
2019/03/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
ジャーナリスト・田原総一朗 激論!原発と日本のエネルギー政策 小泉純一郎は原発推進派だった。2013年にフィンランドに行きオンカロを見て無害化するのに10万年かかると聞き反対派になった。日本にはそのオンカロすらないし計画もない。すでに使用済み核燃料は18000リットルある。
2019/03/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
環境エネルギー政策研究所所長・飯田哲也 激論!原発と日本のエネルギー政策 日本にはFEMAのような組織はいまだにない。次に事故が起きたとき危機的状況に対応できるのか。事故が起きたときはほとんど国民の負担になる。当初2兆円と言っていたのが5兆円になり、それが9兆円になり、11兆円、21兆円になっていった。今、日経経済センターは80兆円と言いだしている。結局カバーできないからといい、来年ぐらいから国民に負担を乗っけようとしている。
2019/03/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
東工大先導原子力研究助教・澤田哲生 激論!可能性と課題“再生可能エネルギー” 送電網というのは非常に微妙なバランスでなりたっている。ちょっと電力量が減ると落ちてしまうが、増えても停電になる。太陽光発電の問題はその調整ができないこと。接続制御とセットでないと使えない。どうやって平準化するかという問題もある。なんとか需要に合った形で散らさないといけない。年間で平準化しようとすると年間総発電量の2割ぐらいの電池がないと平準化できない。2割の電池は現実的ではない。仮に今のリチウム電池でやろうとすると数百兆円かかる。
2019/03/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
原発ゼロ自然エネルギー推進連盟会長・城南信用金庫顧問・吉原毅 激論!あれから8年“福島”の現状と課題 東芝が失敗したのはウェスティングハウスが請け負った原発のコストを上回る安全対策を求められてそれが1兆円以上に上ったから。福島の事故が起き、1兆円以上の追加工事を無料でやらなければならなくなってしまった。その分のコストがウェスティングハウスの方から回ってきたのでウェスティングハウスは潰れてしまった。三菱、伊藤忠もそれを見て、トルコから手を引いた。日立も取締役会を経てこんなことをやっていたら日立が潰れてしまうと英国のプラント建設から撤退した。
2019/03/30 テレビ朝日[朝まで生テレビ!]
出石直解説委員 米朝非核化交渉の行方 米朝は今後、制裁解除と完全な非核化という意見の隔たりを埋めていけるのか。結論から言えば極めてそれは困難。国連制裁委員会・専門家パネルがまとめた報告書によると、北朝鮮は“瀬取り”を巧妙化させ、去年確認されただけでも148回、50万バレル超の石油製品を違法に調達した。これは裏を返せば制裁が効いている証拠でもあるが、抜け穴が一向に埋まっていないということを意味する。
2019/03/28 NHK総合[時論公論]
日本総合研究所理事・主席研究員・山田久 労働&経済の専門家に問う・外国人材拡大で目指すべき姿 結局、外国人が知らないうちにたくさん来てどこかに住んでいるというと疑心暗鬼になる。共生政策を地域の現場で草の根の交流を進めていく事が大事で、交流していくことでお互いに理解していく。顔が見える形になると犯罪が起こりにくくなる。
2019/03/28 BSフジ[プライムニュース]
学習院大学教授・伊藤元重 労働&経済の専門家に問う・外国人材拡大で目指すべき姿 事実をしっかり見るということ。もし本当に犯罪が増えるような兆候があればそれに対してどう対応していくかは議論すべきだが、最初から外国人が来るから犯罪が増えるということで議論すべきではない。
2019/03/28 BSフジ[プライムニュース]
日本総合研究所理事・主席研究員・山田久 労働&経済の専門家に問う・外国人材拡大で目指すべき姿 安い労働力という考え方を変えていかないと企業もダメになっていく。生産性向上を企業が取り組むことと前向きな外国人受入れは両立、補完関係にある。そういう考え方を日本としてどこまで共有できるのかが大事。労働力不足は外国人だけに頼っても無理。
2019/03/28 BSフジ[プライムニュース]
学習院大学教授・伊藤元重 労働&経済の専門家に問う・外国人材拡大で目指すべき姿 日本の社会や経済全体がグローバル化している。人だけはオールジャパンで経済活動はグローバルというのはあり得ない。移行過程で難しい問題があると思うが、それをこなして共生社会にしない限り日本がグローバル社会で生き残っていくことは難しい。移民をどう考えるかについても日本国内で色々な意見の方がいるが、まずは労働力として入ってきて頂かないと議論するための材料にならない。
2019/03/28 BSフジ[プライムニュース]
日本総合研究所理事・主席研究員・山田久 労働&経済の専門家に問う・日本の成長と外国人材共生のカギ 安い労働力として外国人労働者がほしいというところと、海外に出ていくために外国人の知見がほしいという企業など、外国人について企業によっても見方が分かれている。外国人に対する位置づけがはっきりしているところは業績も良くなっている。低賃金となってくると外国人自体もだんだん来てくれなくなるし日本人自体も来なくなる。意識を変えていかないといけない。
2019/03/28 BSフジ[プライムニュース]
学習院大学教授・伊藤元重 労働&経済の専門家に問う・外国人人材拡大の効果と課題 これまでも裏口から外国人労働者は入ってきていた。日本はこれだけ人手不足の状態にあるのだから、どういう制度にしても何らかの形で入ってくる。であるとすればもうちょっと表口からしっかりした形で日本の技術革新や労働力にできるだけ影響を与えない形で分野を区切って入れていくというのは非常にいいこと。移民制度との違いについては移民をどう定義するかにもよるが、働くのをやめたら日本にはいられないわけで、それは日本に永住権を持つ移民制度というのとは意味が違う。
2019/03/28 BSフジ[プライムニュース]
神田外語大学・興梠一郎教授 米朝交渉の行方・半島情勢どうなる? 一時は米朝関係が良く、中国もその仲介役を果たせていたが、現状は中国にとって悩ましい状況となっている。中国は米国との貿易交渉を有利に進めるために北朝鮮を使うこともありうるだろう。
2019/03/27 BS-TBS[報道1930]
東京大学先端科学技術研究センター・小泉悠特任教授 米朝交渉の行方・半島情勢どうなる? ロシアの重大関心はヨーロッパ。北朝鮮にとってもロシアは大きな存在ではなかったが米朝がうまくいかない今、ロシアにとってはプレゼンスを高められる大きなチャンスであり、その目玉が金正恩党委員長をロシアに招致すること。
2019/03/27 BS-TBS[報道1930]
神田外語大学・興梠一郎教授 米朝交渉の再開は?中国の思惑は… 米朝の決裂について実は中国はあまり喜んでいない。中国にとって非核化とは半島の非核化のことであり北朝鮮の非核化ではない。中国は米朝の関係改善をある程度制限つきでやってほしいと考えている。自分が蚊帳の外に置かれて改善するのは好まない。ただ米朝があまりに対立し、米朝が事を構えると韓国に米軍が駐留する理由ができてしまうのでこれも好まない。中国の究極の目的は米朝がある程度和解し、平和的な雰囲気が半島全体に醸し出されて、最終的にトランプが決断し、在韓米軍が撤退することが最終的な中国の目標。そうなると朝鮮半島は中国の影響下に置かれることになる。
2019/03/27 BS-TBS[報道1930]
東京大学先端科学技術研究センター・小泉悠特任教授 米朝“決裂”後に…急接近する北とロシア ロシアにとって北朝鮮への接近は非常にいいタイミング。疎遠な米朝関係という状態がロシアにとっては望ましい。この状態において初めてロシアが介入していく余地ができる。シンガポール以前の段階からロシアは米朝関係がうまくいかないだろうという目算を持っていたし、「今こそ我々が朝鮮半島問題で大きなプレゼンスを発揮するときだ」と考えている。ロシアの外交政策の基本は米国にとっての大きな問題に必ず関与していき、そこで大きな役割を果たすというものであり、それが結果的に米国に対するレバレッジにもなっている。
2019/03/27 BS-TBS[報道1930]
コリアレポート編集長・辺真一 韓国が竹島周辺で調査計画“上陸阻止”で日本を意識か 韓国はいつの日にか日本がかってフォークランド紛争で英国がフォークランド諸島をアルゼンチンから武力で奪還したしたようなことをやるのではないかということを念頭に入れている。日本の領土問題に対する執着心と韓国の執着心というのは竹島をめぐっては温度差があるということ。
2019/03/27 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
コリアレポート編集長・辺真一 “反日感情”エスカレート・文政権も窮地に最悪シナリオは? 徴用工問題、慰安婦問題で文政権が日本に歩み寄る可能性は限りなく低い。金大中政権の時に日本との間で漁業権協定の問題があったが、この時、最初ははっきりと竹島問題が解決しない限りは漁業権協定を結ばないと言っていたのに現実的には漁業権協定を結んだ。この時に金大中政権は野党やマスコミから袋叩きにあった。さらにはノムヒョン政権の時も、日本との海洋調査をめぐり衝突寸前までいったが、韓国側は引いた。その時も弱腰外交と野党やマスコミから叩かれた。今、文政権は支持率も急落している上、経済的にもにっちもさっちもいかない状況。また、北朝鮮ともうまくいっていない。この状況で日本に歩み寄った場合には支持率はもっと急落していく。下手をするともたないかもわからない。日本には強気に出ざるを得ない。
2019/03/27 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹・元外交官・宮家邦彦 <けさ知っておきたいニュースまとめ>ゴラン高原のイスラエル主権・日本・認めず ゴラン高原が占領地だということは中東和平交渉の“一丁目一番地”にあたる。米国がそれを言わなくなったのは仲介者としての地位を放棄したと言わざるを得ない。ただ中東和平交渉が動かなくなるだけでなく米国に対するものも含めテロが必ず起きる。米国はしっかりと仕事をすべき。
2019/03/27 テレビ朝日[グッド!モーニング]
櫻井玲子解説委員 世界経済減速・悩み深める中央銀行 IMFによると、不況時は3~6ポイントの利下げが必要だったことから米国も日本もヨーロッパも、引き下げ余地がないのではと警鐘を鳴らしている。日銀やヨーロッパはマイナス金利をさらに引き下げるのか、難しい立場に置かれている。マイナス金利そのものの効果を疑う声もあり、有望な貸し出し先が見つからない、収益悪化などの声が金融機関から聞こえる。米国・サマーズ元財務長官は、マイナス金利では改善しないと主張している。専門家の間では、次の一手としてマイナス金利での貸し出しという選択肢をするのではとささやかれている。長期に渡る異例の大規模金融緩和の効果により、景気回復局面を維持できたのは間違いないが、金融政策に過度に依存し過ぎて来たのではないかという側面もある。各国政府と中央銀行は何を目指しどういう役割を果たすべきかを見つめ直す時期に来ている。
2019/03/26 NHK総合[時論公論]
櫻井玲子解説委員 世界経済減速・悩み深める中央銀行 FRBパウエル議長は経済成長が鈍っていることを認め、忍耐強く景気に目配りすると強調し、年内の利上げを見送る見通しを発表した。世界金融危機前の遥か手前で利上げ打ち止めを余儀なくされた形となっている。ヨーロッパ中央銀行も年内の利上げを見送ると発表。量的緩和策を終了させたばかりなのに、景気減速に備える方向へ一気に転換した形。マイナス金利を続ける日銀の今後の動向に関心が集まっている。金融政策決定会合では、景気は緩やかに拡大しているとしたものの、輸出と生産の弱さを認めざるを得なかった。米国とヨーロッパの方針変更により金融正常化は遠のいている。新たな不安と課題は、経済が予想以上に悪くなっているのではとの疑心暗鬼を呼んでいる。
2019/03/26 NHK総合[時論公論]
櫻井玲子解説委員 世界経済減速・悩み深める中央銀行 世界経済が減速し景気後退に陥る可能性もあるのではとの懸念が広がっている。日経平均株価が終値で今年最大の下げ幅を記録した後、大幅な値上がりを見せるなど金融市場の乱高下が続いている。米国とヨーロッパの中央銀行は先手を打って不況に陥るのを防ごうとしているが、このことが新たな不安や課題を生んでいる。米国では景気後退の兆候とされる長期金利と短期金利の逆転現象が11年ぶりに起きた。世界経済の先行きが視界不良の理由は3つある。1つは経済指標が明暗入り交じっていること。雇用は安定しているが輸出は減少し、生産にも陰りが見えること。日本でも、政府が言う戦後最長の景気回復が続いているかが議論となっている。2つ目は、米国と中国の貿易摩擦の行方や英国のEU離脱問題など、政策による不確実性の高まり。3つ目は中国の動向。
2019/03/26 NHK総合[時論公論]
元衆議院議長・元財務相・自民党衆議院議員・伊吹文明 どう評価?赤字国債発行の余波 日本国民が持っている貯蓄は国債の残高より大きい。イタリアやギリシャのように外国の貯蓄に頼っていないから外国に口出しされることはない。しかしこのままいくといずれ日本人の貯蓄を上回ってしまい、そうなると海外で引き受けてくださいということになってしまう。政治的にはそういう危険は抑えなければならない。世代間の公平からしても次の世代が納めた税金は次の世代の判断で使えるようにするのが義務。そのためには歳出を減らすか税収を増やすかになる。
2019/03/26 BSフジ[プライムニュース]
元衆議院議長・元財務相・自民党衆議院議員・伊吹文明 過去最大「101兆円予算」の是と非 国内の景気判断というのは今や国内だけでは判断できない。企業がほとんど海外に出て国内は7割を切っている。給与が伸びないことが個人の景況感を非常に悪くしている。
2019/03/26 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学経済学部教授・土居丈朗 過去最大「101兆円予算」を問う・どう評価?反動減対策 増税によって約5兆円の負担増となるが、さらに取った消費税収を教育無償化などで約3兆円還元する。それに2.3兆円の対策が加わる。
2019/03/26 BSフジ[プライムニュース]
元グーグル日本法人代表取締役社長・辻野晃一郎 中国の巨大IT企業“BAT”の行方は 中国は綿密で貪欲な覇権主義に基づいた戦略を持っており、BAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)やファーウェイというのは国家戦略に組み込まれているパーツのようなものに相当する。国とこうした企業が一体となり監視社会を含めて世界制覇を構築していこうとしている。このままの流れが続くと、時間の問題で中国が米国を凌駕していくような流れになっていく。
2019/03/26 BS-TBS[報道1930]
福井健策弁護士(VTR) 自民党がヒアリング・GAFAは… 日本国内の企業、国外の企業問わずに、GAFAは全部我々の上に覆いかぶさってきている。言い方を変えればGAFAは国外の企業ではなく、我々はもうGAFAの域内にいる。政府はそれに対してちゃんと取り組む責任があり、海外企業だからできるだけ慎重にと言っている場合ではない。
2019/03/26 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 米国・アップルが新サービス・拡大するGAFA これからAI人工知能がいろんなものに入ってくると、データを誰が持っているのかということが世界を左右していく。ビジネスだけではなく場合によっては人々に対する支配もコントロールできるようになる。そう考えた場合、グーグル、フェイスブック、Amazonはひょっとしたら誰よりもデータをたくさん持っていてそれを独占しかねない。ビジネス上の優位性もそこから生まれてきている。ゆくゆくはそれが人々の支配にもかかわってくる。そのルールを誰が決めるのかという議論が起こり始めている。データというのは当分ビジネスだけではなく、政治・社会も左右するようなものになっていくが、その価値に人々はまだ気づいておらず、GAFAがいち早くそれに気づいた。
2019/03/26 BS-TBS[報道1930]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 米朝「いつかきた道」を逆戻りか すでに米朝は2度会談を行っている。南北関係は文在寅政権の間は良くなっていく。金正恩は36歳。北朝鮮は核兵器を持ち続けながら制裁は撤廃させて、中国ロシアと緊密な関係を築いてやっていくと楽観している。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・平井久志 米朝「いつかきた道」を逆戻りか 交渉を続ける可能性の方が高い。北朝鮮にとっては2度とないチャンスだし、これをサポートしてくれる韓国の文在寅政権もある。今は北朝鮮は窮地に陥っている。今回も非核化を決断できないのであれば2000年と同じことを繰り返す。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
元米国国務省日本部長・ケビンメア 金正恩「核の暴走」再燃リスク 金正恩が非核化を見えるようにしないと米国は圧力を強めるしかない。これから切迫した状態になる。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・平井久志 側近メンバーの動向と対米戦略 4月11日は憲法改正の可能性がある。人事も決めることがある。代議員に金正恩自身がなっていないという史上初のこともあり、今度の最高人民会議は注目点満載。最高人民会議の前に声明という形で述べる可能性が高い。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 北朝鮮“不穏な動き”の真意・金正恩「核の暴走」再燃リスク ポンペオも米国の安全を確保すると言っている。北朝鮮がミサイルを発射すれば米朝関係はガラッと変わる。それ以外の科学技術の発展のための人工衛星の発射であると言う可能性は十分にある。トランプは人工衛星と言った場合反発しにくい。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
元米国国務省日本部長・ケビンメア 金正恩体制“不穏な動き”分析・米国トランプの圧力と中露の関与 北朝鮮はロシアの支援を頼みたい。万一、米国と北朝鮮の衝突になればロシアが北朝鮮を守るか、どうロシアが反応するか相談しようとしているのではないか。制裁措置をなくすわけがないし、北朝鮮が自主的に非核化する用意もなく、衝突する可能性が高い。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・平井久志 金正恩体制“不穏な動き”分析・米朝交渉と半島情勢の行方は ハノイ会談の結果を受けて北朝鮮が一番先にやろうとしているのは中国、ロシアとの関係強化。習近平国家主席は昨年の建国記念日あたりに(北朝鮮に)行くという話があったのが、トランプ大統領が「北朝鮮を後ろで操っているのは中国だ」というアプローチをしたために動けなくなった。4月15日は金日成主席の誕生日で、前後に習近平が行くのかどうか。上半期のうちにはプーチン大統領との首脳会談はあると思うが、中国は貿易問題を抱えており、北朝鮮に接近することが自分たちの通商問題にマイナスになるといけないと考えている。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 金正恩体制“不穏な動き”分析・米朝交渉と半島情勢の行方は 金昌善は細かな式次第も含めて決定権を握っている人。ハノイでの米朝首脳会談の時も金正恩委員長が泊まるホテルや同宿する外国メディアを追い出すよう言ったり、細かく決める人。金昌善のクレムリンの訪問で朝露首脳会談の場所を確認した可能性はある。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
元米国国務省日本部長・ケビンメア トランプ大統領×金正恩委員長・米国“制裁強化”と駆け引き 制裁措置がある程度効いているから瀬取りの活動で逃げている。これをやめさせる必要がある。できるだけ同盟国と一緒に厳しく制裁措置を実行する必要がある。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 トランプ大統領×金正恩委員長・米国“制裁強化”と駆け引き 北朝鮮は瀬取りをこれほど監視されているとは想定していなかっただろう。米国がこのタイミングで発表するのは包囲網を具体的にやろうという意思を見せた。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
元米国国務省日本部長・ケビンメア トランプ大統領×金正恩委員長・米国“制裁強化”と駆け引き ベトナムの首脳会談前に文在寅大統領は金正恩委員長に米国が制裁措置を緩和する用意があると説明した。文大統領はトランプ大統領に金正恩が非核化する用意があると説明した。両方が間違っている説明で韓国は信頼性を失っている。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学大学院特任教授・武貞秀士 北朝鮮“不穏な動き”の真意・南北融和“亀裂”に韓国は 韓国は全然揺れていない。文在寅大統領の方針もはっきりしていて、国際的な圧力があっても南北対話は推進していきたいし経済支援はやっていきたい。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・平井久志 北朝鮮“不穏な動き”の真意・南北融和“亀裂”に韓国は 「韓国は米国に追随するな」と、「同じ民族として同じ立場に立て」と北朝鮮は主張していると思うが、ハノイ会談決裂以降の北朝鮮の路線が確立していない。開城の連絡事務所の職員を撤収させたのであれば、同時に韓国の職員に出て行くよう言わないとおかしい。
2019/03/25 BSフジ[プライムニュース]
元駐韓大使・武藤正敏 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝緊張“仲介役”韓国に逆風・米朝首脳会談から1カ月 文大統領は、米朝首脳会談が物別れに終わったことについて相当失望している。これを失敗ということにしてしまうと文大統領がこれまでやってきたことに対する評価がガタ落ちになり、支持率も相当落ち込んでしまうために、国内向けには高評価ということにしている。今後、北朝鮮と経済交流をしていきたいこともあり、そういう姿勢を見せている。文大統領は朝鮮半島において自分たちが主体的な役割を果たしていくんだということがいいたい。
2019/03/24 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元国連北朝鮮制裁専門家パネル・古川勝久(VTR) <徹底解説・ニュースの焦点>米朝緊張“仲介役”韓国に逆風・米朝首脳会談から1カ月 米国政府が北朝鮮との石油製品の洋上での瀬取りに関わった疑いがある貨物船のリストを公開した。この中に含まれているLUNIS号という船は2018年に韓国の企業が所有・運航している貨物船。
2019/03/24 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元駐韓大使・武藤正敏 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝緊張“仲介役”韓国に逆風・米朝首脳会談から1カ月 北朝鮮が再び瀬戸際外交に戻ったという見方は多い。北朝鮮にとっては非核化が切羽詰まっているので、非核化なしに制裁緩和はしてもらえそうもない。そこで強いことを言い、米国の考えを変えさせようとしている。ただ、チェソンヒ外務次官にしてもボルトン補佐官にしても強硬派であり、なかなかうまい出口はみつけられそうもない。
2019/03/24 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
上智大学教授・前嶋和弘 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝緊張“仲介役”韓国に逆風・米朝首脳会談から1カ月 北朝鮮の動きについて何か暴発してはいけないと米国は警戒を強めている。警戒はするけれども過度にするべきではないというのが米国の立場。
2019/03/24 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 内憂外患!米国・トランプ政権の最新情勢 バイデン元副大統領が出馬するだろうと注目されている。ラストベルトとかテキサスなど保守的で中道な所にも受け入れられる候補である。候補があまりにも左に寄りすぎるとまずいが、その理由は貧富の差が広がっていて不満を持つ人が多いから。社会民主主義というのは社会主義とは違う。資本主義の仕組みであり貧富の差とかの格差をなんとか和らげようというもの。正直言えば日本もずっと社会民主主義であったし欧州もそう。そこに近づこうという民主党の主張は理解できる。
2019/03/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子 内憂外患!米国・トランプ政権の最新情勢 今のままの状況で近日中に大統領選挙があるのならトランプ大統領が勝てる。民主党にまだまだスターが誕生していないし、左に行きすぎでありああいう皆保険だとか社会主義的な政策をとればGDPが9%下がってしまうであろうとトランプ大統領も言っている。これから民主党候補がどういうことを訴えるか。あまり左過ぎない人が出てくればなんらかの可能性も出てくるのかもしれない。
2019/03/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 内憂外患!米国・トランプ政権の最新情勢 これだけの交渉を来年大統領選挙が始まるのに、しかも中国との交渉も終わっていないのに終えることができるのか。たぶん時間切れになってしまうのではないか。トランプ大統領は実は時間切れの前に何とかしたい。つまり選挙の前に成果を出したい。というところで日本は頑張れるのではないか。
2019/03/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子 内憂外患!米国・トランプ政権の最新情勢 さすがに自動車は日本の産業の中でも本当に重要なものなのでそこに厳しく出られると日本としては困る。ここでどこまで米国からの駆け引きがくるかが重要で、時間切れになってくれるのが日本にとっては一番ありがたい。米国がメキシコやカナダにやったように数量規制を持ち出す危険性もあるが、日本はこれをのむことはできないし、それから毒薬条項も為替条項ものむことはできない。どこで妥協するのかというところが本当に難しい。
2019/03/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
早稲田大学教授・中林美恵子 内憂外患!米国・トランプ政権の最新情勢 トランプ大統領は長期的な安全保障の枠組みの中で心配するというよりも、あしたあさっての株価や自分が選挙に立っている間の景気の方が重要。トランプ大統領の周囲のエキスパートは安易な妥協で完全に終わりにするつもりはないのでかなり米中の問題は長引く。トランプ大統領が目先のこととして考えているのは罰則の問題であり、中国が口約束したことを本当に実行するかどうかということであり、もし中国が実行しない場合は罰則をいれようとしている。
2019/03/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 内憂外患!米国・トランプ政権の最新情勢 ペンス副大統領の去年10月のハドソン研究所でのスピーチが中国に厳しかったのでメディアは「新冷戦が始まった」と報じたが、前の冷戦とは違い両国の経済関係は切れない。中国のサプライチェーンを切ってしまえば米国、日本経済も打撃となる。かといってどこまで中国に厳しくしどこまで握るのかがまだ見えてこない。
2019/03/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
笹川平和財団上席研究員・渡部恒雄 内憂外患!米国・トランプ政権の最新情勢 トランプ大統領の一番の目的は来年の大統領選挙でもう一度選ばれることという目で見てみると全部トランプ大統領のやっていることは公約のライン上にあることがわかる。選挙民がよしというようなことをやっている。決して追い詰められているわけではなく自分で火をつけているところがある。火は燃えてもよく、その中で自分に票が集まればいいと考えている。トランプ大統領は周りが考えている以上に実はしたたかである。
2019/03/24 BS朝日[激論!クロスファイア]
ジャーナリスト・後藤謙次 読み比べ 改正入管法は見切り発車で準備不足というのが実態。国内外に2つの問題があり、まず国内の受け入れ態勢が整っていない。住居をきちっと確保できるのかとか、携帯をきちっと契約できるのかとか、口座を開設できるのかとかいう問題がある。国外的には外国の日本に送り出す側の国がどこまで日本の整理を理解しているのかということがある。とりわけ、悪徳ブローカーのような組織が介在することによってどのような被害を受けているのかという実態が明らかになっていない。
2019/03/24 テレビ朝日[サンデーステーション]
中京大学教授・松田茂樹 どうする少子化・子育て支援は・社会のあり方は 社会学の視点からも24時間社会が、世界的にも問題になってきている。早朝、深夜、土曜、日曜と。これはグローバル化やサービス経済の発展等によるものだが、昨今ではコンビニエンスストアの24時間営業の問題でも注目されている。こうした非典型時間帯労働がどんどん広がっているが、明らかにワークライフバランスにはマイナス。海外の研究では子どもの発達にも明らかにマイナスであると出ている。本当に24時間サービスが必要か、働く人の働き方のシフトや負荷をもう1度見直すことが、働きやすい子育てしやすい社会に繋がる。
2019/03/24 NHK総合[日曜討論]
ワークライフバランス社長・小室淑恵 どうする少子化・子育て支援は・社会のあり方は 長時間労働が前提になる企業に共通していることは、評価が月末や年度末に向けて仕事量を積み上げた人に高くつく。様々な対策を打っても前提としてそこが残っていると、月末に向けて仕事量を積み上げていって、その人が昇進していくという仕組みになってしまう。日本は月末に向けた期間あたりの生産性だが、少子化を解決しているような国の評価方法は時間あたりの生産性。日本の評価形態では長時間労働をすることへのインセンティブが働いている状態。テレワークであったり、様々な制度は重要だが、根本の評価制度を変えていくことが大事。
2019/03/24 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・西崎文子 ゴラン高原の主権“イスラエルのもの” 中東和平がますます遠ざかる動きだが、4月にイスラエルで総選挙があるがネタニヤフ首相は汚職疑惑で訴追されようとしていてトランプからの側面支援だった可能性がある。
2019/03/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 景気判断・3年ぶり引き下げ 政府は戦後最長の好景気と言っている。それならどうしてマイナス金利までもっていっているのか。なぜそこから脱却できないのか。今、世界経済の変調が盛んに言われる。地球全体のGDPは3.8から3.6とどんどん減速し今年の予測は3.3%の成長だろうと言われている。背景にあるのは欧州の減速、そして中国、日本も非常に低いレベルの成長になってきている。いま世界経済で言われているのがJAPAN RISK。リーマンショック後、10年間の日本の実質GDP平均的成長率はわずかに0.75。取り残された家計セクター。サラリーマンの手元で実際に使えるお金は、1997年比つまり20年前に比べ可処分所得が年間50.4万円減っている。消費などが増えるはずもなくこういう状況下で10月の消費増税が迫っている。金融政策への過剰依存があり日本の産業とか経済がゆがんでいる。
2019/03/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
日本総合研究所主任研究員・池本美香 どうする少子化・子育て支援は・社会のあり方は 国の財政に余裕がある時にはそういうことをやったらいいと思っているが、今の状況はもっとお金の使い方を考える必要がある。今の無償化の案は高所得層の保育料を無償化するというもので、11時間の保育を全部無償化するという案になっていることに、正直ビックリしている。高所得層はだいたい月4万円位は負担できる、負担しているわけだが、それを一気に無償化するということを高所得層は望んでいるのか。虐待の児童相談所の対応とか、もっと優先的に使うべきところがある。ヨーロッパだと幼稚園時間部分の無償化だが、韓国は日本と同じようにフルタイムの保育無償化をやったところ、質を上げるための財源が確保できずに質が下がって少子化対策にも全くなっていない。今、無償化を取りやめようかという議論も出ていると聞いている。そこはもう少し無償化の時間を短くするとか、少し工夫がいるのではないか。
2019/03/24 NHK総合[日曜討論]
ワークライフバランス社長・小室淑恵 どうする少子化・子育て支援は・社会のあり方は 1つ大きな要因は長時間労働社会。1人目の育児の時に夫の育児参画が少ないと、2人目以降が生まれていないというデータが出ている。男性も参画したくないわけではなくて、長時間労働社会の中で参画したくてもできない。長時間労働が前提の社会になっていると、育児によって時間制約を持った女性が職場で使えない社員という扱いを受けて、酷い場合だと離職になってしまう。出産という素晴らしいものが夫婦の大きなリスクになってしまうという社会を放置していることが要因。
2019/03/24 NHK総合[日曜討論]
中京大学教授・松田茂樹 どうする少子化・子育て支援は・社会のあり方は わが国の少子化の背景要因はかなり複雑。しかし明確に最も大きなものを1つ挙げるとすると、今の若い世代が結婚や出産をしようとする時の経済的負担、経済的な不安。ここは欧州にはないところ。具体的に申し上げると、わが国では未婚化が進んでいるが、特に若い非正規の男女の結婚時期が遅くなっている。理想の数だけ子どもをもうけられない最大の理由は、子育てと教育費の負担。これがわが国の問題。
2019/03/24 NHK総合[日曜討論]
保育園を考える親の会・事務局・葛谷悦子 どうする少子化・子育て支援は・社会のあり方は 子育てにとてもお金がかかるということが第一に言われる。給料は年々上がっていかない。一方で社会保険料とか税金とか、色々負担は重くなっていく。教育にかかるお金も年々増加しているという状況があって、どうしても子どもを持つこと、2人目、3人目というのを考えると躊躇してしまう。子どもを持つということが、プライベートな選択で自己責任という風な考え方が根強くある。会社の中で仕事をすることでは、責任を果たすことを子育てをしながらでも一人前に求められる一方で、子どもに対する責任もある。色々なことを考えるとどうしても躊躇してしまうことがある。
2019/03/24 NHK総合[日曜討論]
東京大学大学院教授・西崎文子 注目される捜査報告書の内容・トランプ大統領の弾劾は? 今回、新たな訴追がないということと、弾劾裁判に対して途中で失敗したり、世論を割ってしまうことなどを懸念し、必ずしも民主党が積極的ではないことなどからわかりやすい弾劾裁判というシナリオになるかどうかはかなり怪しい。重要なのはこの間にもいろいろな人が訴追されていて、連邦地検でコーエン元顧問弁護士をはじめいろいろな側近が逮捕されている。そこからトランプ政権あるいはトランプ氏、トランプファミリーの関与が明らかになってくる可能性もある。今回の報告書が出たからといってすぐに白か黒かがわかるわけではない。
2019/03/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
寺島実郎 注目される捜査報告書の内容・トランプ大統領の弾劾は? 大統領選挙戦の最中になぜトランプ陣営はロシアなどと連携していく動きをしたのかということを非常に不思議に思うが、トランプ陣営はまさか当選すると思っていなかったことがひとつの大きな要因。弾劾の手続きにいくにはものすごいハードルがあるが、米国人自身がとんでもないものに手を突っ込んでしまったという感覚になっている。米国の民主主義の正当性にもかかわる話で、つまり大統領選挙の後ろでほかの国が関与していたということであり、米国の民主主義は試練にさらされている。
2019/03/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
BS-TBS「報道1930」キャスター編集長・松原耕二 注目される捜査報告書の内容・トランプ大統領の弾劾は? 民主党が及び腰なのは20年前、共和党が攻めてビルクリントンが弾劾に追いやられたことがあったが、攻めた側の共和党が支持を失ったということがあったため。国民の支持がないままに走しれば結局自分たちに跳ね返ってくるという思いがある。ただ民主党はこれが始まりだと言っておりまだまだ追及は続く。
2019/03/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
法政大学大学院教授・真壁昭夫 為替・株式情報 不確定要素が多い。ブレグジットであったり、米中貿易協議がどう進展するかも要注意。米国の本音は関税を段階的に下げていきたいが中国は一遍に下げてもらいたいのでそう簡単に歩み寄るのは難しい。米国では昨日の段階で3か月ものの短期の国債と10年ものの国債を比べると短期の国債の方が金利が高くなってしまった。2007年から11年ぶり。2008年にはリーマンショックがあったこともありマーケットが敏感になっている。
2019/03/23 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
法政大学大学院教授・真壁昭夫 EU首脳会議・英国離脱期限“条件付き”5月22日まで延期 英国の見通しが甘かった。英国は相当追い込まれた。離脱案を本当に採決できるかが最大の問題。それが採決されない可能性もある。4月12日まで延長というが時間はほとんど残されていない。その時には合意なき離脱をするのか、もう少し時間をかけてやり直すのか2者択一になる。合意なき離脱の可能性は3割ぐらいある。
2019/03/23 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥教授 警鐘・ノーベル賞が取れなくなる日…岐路に立つ日本の基礎研究 論文数も減っているが、大学院に進学する学生の数や博士号をとる学生の数が先進国では日本だけが減っている。
2019/03/23 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
中央大学法科大学院教授・弁護士・野村修也 【MLB】引退・「不世出のスーパースター」・“野球愛”貫いた28年 記者会見の一番最後にイチローは「メジャーリーガーになって自分は外国人になった」と言ったが、その意味というのは外国に行って孤独を味わって、自分自身というものを見つめ直した時に、人の苦しさとか辛さとかがわかるようになった、そういう自分を発見したんだという意味のことだった。そのあとに「若くて元気なうちにそれにチャレンジしろ」と若い人に言った。その言葉を聞いてイチローは野球だけでなくすべての日本の若者に対して外国に行ってチャレンジすることの大切さを訴えたという風に感じた。
2019/03/23 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸 巨大IT企業・GAFA・データ独占への対応策 (GAFAに対しては)大きく2つある。1つは、電気通信事業法の域外適用。例えばグーグルは、日本でGメールを展開しているが、彼らは国内に通信設備を持っていないので、この法律が適用されない。そうすると通信の秘密を守る必要もないし、事故があってもそれを報告する必要もないという問題がある。もう1つは、ちゃんとした競争の市場になっているのかどうか。例えばアプリなどで一方的に規約が変わることがある。そういうのを公正にしないといけない。
2019/03/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
大和総研チーフエコノミスト・熊谷亮丸 離脱か残留か・揺れる英国議会 私は個人的に合意なき離脱の可能性が5割近くまで来ているのではないかと心配している。そのリスクを警戒しないといけない。
2019/03/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
メディアアーティスト・落合陽一 私がテレビに期待すること 教育と報道という考え方はすごく重要。その情報を知りえない人というのをどれだけ減らすことができるかということであり、報道は例えばどんなニュースがあったということを知ることだし、教育はそういうことを学ばないといけないということを教えることだし、どっちもアプリでやろうと思えば簡単にできるのだが、テレビというちょっと枠が大きいもので誰の家にもあるもののひとつとして、テレビをつければゼロ円で見れるみたいなものであればすごく価値があるのではないか。テレビは新しいパブリックとも言え、全員で同じ1個のものを使っているというようなものが価値になるような扱いかたをしていくべきものではないか。
2019/03/22 NHK総合[放送記念日特集]
メディアアーティスト・落合陽一 テレビならではのパーソナル化とは? 全員で同じコンテンツを見ようとしても、どうしても自分の言葉に翻訳してこないと興味を持たないし、隣の人が何に興味をもっているかわかってくれないし、その時にお互いにわかるところはどこなのかというところをコンピュータが探してくれたり、そういったことができるよう(AIテレビ)になるとそれはそれで全員で共有可能なものになるのではないか。徐々に歩み寄らせられるような使い方もある。
2019/03/22 NHK総合[放送記念日特集]
慶應義塾大学教授・山本龍彦 テレビならではのパーソナル化とは? 放送の特徴は同じものをみなで見るというのがある。スマホのようにそれぞれが違う画面を見て自分の殻に閉じこもっているわけではなく、同じものを見つつそれぞれに対する導きの糸が違うというものがよい。民主主義の条件として他者の見解にふれるということと共通体験を持つというのがあるが、同じものを見ることによって放送の公共性、民主主義を維持するという役割にも(AIテレビは)かなっている。
2019/03/22 NHK総合[放送記念日特集]
経済産業研究所理事長・中島厚志 英国のEU離脱について言いたい事、聞きたい事 本来なら離脱するにしろしないにしろその後戦略的に英国としてどういうことをやるのかの議論が広がらなければいけないがそこが見えない。これが他国から見ても不満であり英国にとって残念なこと。
2019/03/22 BSフジ[プライムニュース]
経済産業研究所理事長・中島厚志 混迷「ブレグジット」展望・日本企業撤退の背景は 企業としてはリスクを避けなければいけない。英国をヨーロッパの拠点としている場合は今後の可能性を考えて機能を動かす事はありうるが全部が動くとなると違う判断がある。
2019/03/22 BSフジ[プライムニュース]
慶応義塾大学法学部教授・細谷雄一 混迷「ブレグジット」展望・英国議会の現状 合意なき離脱の可能性は高まりつつある。経済的には決定的なダメージになるが結局選択肢がない。労働党の中で離脱撤回に動くべきではないかという議論もこれから出てくる可能性がある。なんでもあり得るような複雑な状況になりつつある。
2019/03/22 BSフジ[プライムニュース]
日経ビジネス編集委員・山川龍雄 米国・利上げ見送り決定 私は日本の対応がどうなるのか気にしている。これで中国は景気対策を打った、ヨーロッパと米国が引き締めを一旦中断する。そういう時に日本だけ消費税の増税をやる。これは他とは反対のこと。しかもG20の議長国。どうやって増税を判断するのか、かなり厳しくなっている。霞が関では延期の場合を考えている。
2019/03/21 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・古川勝久 検証・北朝鮮制裁報告書・核ミサイル開発の今 今年の国連専門家パネルの核ミサイルに関する報告書がこれまでと違うのは、従来は核ミサイルの違反が一番最初だったが、今年は一番最後だった。核ミサイルの制裁違反のウェイトが全体から見るとトーンダウンしている。我々が北朝鮮に対しはっきりしなければいけないのは、非核化というのは北朝鮮に原子力と宇宙の平和利用を認めるのか否かということで、それ次第で非核化のスコープや時間などが大きく変わってくるということ。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・古川勝久 検証・北朝鮮制裁報告書・死角?韓国関与の真相は 韓国の専門家は韓国の外務省から出向しており、政権の意向が強く反映される。韓国企業が国連制裁違反事件に関与していたと国連報告書に出ること自体を非常に抵抗する人物もいた。文政権としての北朝鮮への配慮もあるだろうし中国、ロシアと似た感じだが自国のメンツを重んじる傾向もよく感じたことがある。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・古川勝久 検証・北朝鮮制裁報告書・死角?韓国関与の真相は 韓国はお金をかけてリソースを投入して国連安保理制裁を履行しているが文政権の今の問題は昨年後半からこれが緩んでいること。特に問題なのはロシア経由で韓国に石油や鉄を密輸した実名を明かしていないこと。日本国内にも関係者がいる可能性が高く、ネットワークがある可能性が高い。極東アジアにおけるネットワーク解明が重要だがそういったことに韓国政府が協力しないことが問題。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・古川勝久 検証・北朝鮮制裁報告書「瀬取り」真相と手口 金委員長が使用していたベンツをトレースしたがドイツから輸出され一度米国に持ち込まれて特殊装甲車両に改造されて香港、中国・北京に輸出されて最終的に平壌に行った。アレンジしたのが武器密輸事件でも暗躍していた中国人ブローカーだった。ブローカーが何人か間に入ると車両が北朝鮮に入ることが隠蔽される。こうした非合法のネットワークがある。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・古川勝久 検証・北朝鮮制裁報告書「瀬取り」真相と手口 瀬取りと石炭などの密輸の阻止が今の国連の制裁のトッププライオリティ。韓国のタンカーが渡していたのが水だとしてもそれは制裁違反。いかなる物品をも北朝鮮に渡してはいけない。接舷していたなら理由の説明責任を韓国側に負わせなければいけない。国連制裁の本丸は制裁違反をした個人、企業を処罰しなければいけない、それが出来ていない。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学総合政策学部教授・神保謙 検証・北朝鮮制裁報告書「瀬取り」真相と手口 瀬取りの実態解明はここ数年で進んできたが、本当に瀬取りなのかを証明するのが難しい。瀬取りは東シナ海だけでなくグローバルに広い海域で行われていることが取り締まりを難しくしている。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・古川勝久 専門家報告書が語る“真実”・北朝鮮制裁の死角と非核化の行方 北朝鮮の武器は中東、アフリカ地域でニーズが高い。イエメンの反政府武装勢力・フーシ派の指導者が北朝鮮の武器密輸企業の代表者に宛てた書簡をどこかの国がインターセプトし、専門家パネルが読んだが、そこにはAK-47、迫撃砲、戦車、地対空ミサイルシステムから弾道ミサイルまで色々な取引をしたいと書かれていた。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学総合政策学部教授・神保謙 専門家報告書が語る“真実”・北朝鮮制裁の死角と非核化の行方 北朝鮮は世界の金融市場がビットコイン、eコマース、キャッシュレスという形で大きく変化している動向を巧みにとらえて最大限の利益を得ようとしている。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
慶應義塾大学総合政策学部教授・神保謙 専門家報告書が語る“真実”・北朝鮮制裁の死角と非核化の行方 北朝鮮の2017年度の経済成長率は-3.5に落ちた。鉄鉱石、石炭、海産物や繊維製品という主力輸出品の輸出実績が40%くらい落ちている。経済制裁は効いている。制裁逃れにより実体経済にどういう影響を与えているのか、ことし7月に出る韓国銀行の統計はじっくり分析しなければいけない。サイバー空間における金融取引の実態が複雑な段階に入ってきた。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
元国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会専門家パネル委員・古川勝久 専門家報告書が語る“真実”・北朝鮮制裁の死角と非核化の行方 北朝鮮は安保理決議により事実上経済封鎖に近い状況に置かれているはずだが、国内の主要産品、ガソリンなど物価は安定しているし、北朝鮮ウォンと中国人民元、米国ドルとの交換レートも安定している。これは大規模に密輸や外貨獲得が継続されているためと憶測される。地球規模で海運業、租税回避地にもうけたフロント企業のネットワークをつないで密輸を大規模に展開し、世界各地で資金洗浄をしている。サイバー攻撃という犯罪による巨額の外貨奪取により収益を得ている。
2019/03/21 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・後藤謙次 安倍首相「正真正銘3期が最後」自民党総裁“4選”どうなる 安倍総理の発言は危機感の反映と言っていい。今週一部の機関が報じた世論調査の結果で“4選反対”が多数を占めた。4選論を放置してしまうと7月以降に行われる参院選で自民党の逆風になる恐れがある。そこは徹底的に否定しておかないと参議院選挙がとても戦えない。安倍首相がどのタイミングで衆議院を解散するか。参議院選挙が終わると東京五輪が迫っている。その後だと消費増税後となる。なかなか厳しいが安倍首相しかいないということになればまたルールを変えてもいい。
2019/03/20 テレビ朝日[報道ステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次 「戦後最長の認識変わらず」政府の景気判断・緩やかに回復 なかなか判断は分かれている。ある人は今は午後3時だと、つまり日没は近いが、まだ太陽は出ている。これが一番しっくりくる表現。当面のいろいろな問題について決着がついていない。3つの要因がまだ残っている。ひとつは4月にも米中首脳会談が行われる予定の米中協議でこれが依然不透明なままの状態にある。それからブレグジット。さらに中国経済が減速過程に入っていること。先日の全人代で大規模な財政出動をするという話になったが、その結果もまだ出てきていない。6月の下旬ぐらいに大阪でG20が開かれるが、このころに景気がいい方向に向かうのかそうでないのかの結論が出てくる。
2019/03/20 テレビ朝日[報道ステーション]
SMBC日興証券・シニアエコノミスト・宮前耕也(VTR) 「戦後最長の認識変わらず」政府の景気判断・緩やかに回復 現時点では非常に景気の先行きについて見方が分かれる局面ではある。大胆な金融政策、異次元緩和の影響である意味政策が成功したということもできるし、政策頼みであるという側面もある。戦後最長を更新したかどうかについては今の段階では非常に微妙なところ。
2019/03/20 テレビ朝日[報道ステーション]
防衛省防衛研究所・主任研究官・増田雅之 日本が示すべき対中姿勢は なかなか難しい。一帯一路は海は地政学的、軍事的なリスクを将来的に抱えるだろう。陸については受け入れ国側も中国を評価している。日本はどう関わるのか。政治主導の関係改善はどこまで政治が主導してやれるのかにかかっている。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
東京財団政策研究所・主席研究員・柯隆 日本が示すべき対中姿勢は 今年は日中の年になる。カードの1つが日中韓のFTA。この段階で貿易以上に重要なのが日本企業。日本企業は技術の源。昔から家電の技術はパナソニックやサンヨー電気の日本企業で習得した。半導体なども日本企業は魅力的。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
第一生命経済研究所・主席エコノミスト・西濱徹 日本が示すべき対中姿勢は 単純なFTAで話を済まして良いのか。中国はルールを守っていない。中国がルールを守る形でどう交渉できるかは考えておかなければならない。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
防衛省防衛研究所・主任研究官・増田雅之 米中経済・対立の決着点は 今米国側は技術覇権が安全保障に関わる問題だという認識を強めている。具体的な予算執行の中で実行されてきている。トランプ大統領は同盟国に従うように強く求めている。貿易面で妥協点はあるが、技術面の妥協点は中国にとって簡単ではない。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
東京財団政策研究所・主席研究員・柯隆 米中経済・対立の決着点は 中国は戦略なき国際展開をしている。ファーウェイのCFOはカナダに2つ豪邸を持っているのはあり得ない。お金の管理は全て彼女が握っている。FBIも調べている中で2つも豪邸を持っているのは、僕が習近平国家主席だったら許せないはず。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
第一生命経済研究所・主席エコノミスト・西濱徹 米中経済・対立の決着点は 中国は中国のやり方を変えるつもりはないと言っている。共産党体制の維持。米国の言っていることを聞いていると体制に影響が出る。中国を組み込んだ形でのサプライチェーンを取り壊したいというのが米国の狙い。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
防衛省防衛研究所主任研究官・増田雅之 「全人代」から読む中国の戦略・止まらぬ“軍拡路線”の狙いは? 今の中国の軍事戦略を具体化していく起点となっている大きな点は、1995年、1996年の台湾海峡危機。台湾の民主化や独立を警戒した中国が台湾近海でミサイル実験を行うことに対し米国が空母2隻を派遣し、中国はそれに対し何もできなかった。中国に残された最大の課題は台湾を回収すること。これができないかぎりは偉大な復興は達成できない。この最大の障害が米国。米国に介入されるのをいかに防ぐかが軍事戦略の中心にある。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
防衛省防衛研究所主任研究官・増田雅之 「全人代」から読む中国の実情・“景気後退”回避策の効果は? 退役軍人は5700万人いる。政府の中に退役軍人部をつくって対処しようとしている。習近平国家主席自身も重視し強化するよう指示しているが、昨年6月にデモが起きた。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
東京財団政策研究所主席研究員・柯隆 「全人代」から読む中国の実情・“景気後退”回避策の効果は? 中国の制度では人民解放軍に入れば退役した時に政府が再就職をアレンジする。普通の兵士が退役したらなかなか再就職できないため、北京に集まり抗議活動をしている。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
東京財団政策研究所主席研究員・柯隆 「全人代」から読む中国の実情・“景気後退”回避策の効果は? 実際の経済成長率が発表された数字より遥かに低い。指導部が危機感を持ってパッケージを出してきた。減税の前に財源を確保しないといけない。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
第一生命経済研究所主席エコノミスト・西濱徹 「全人代」から読む中国の実情・“景気後退”回避策の効果は? 地方の政府が銀行から違うプラットフォームでお金を借りてやったのがリーマンショックの後。過剰債務ができ、わけの分からない建物ができ、身にならない投資ができてしまった。インフラ投資をやると言っても、ガバナンスをきちんとしないと何になるのかよく分からない。税収のかなりの部分は消費税が占めている。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
第一生命経済研究所主席エコノミスト・西濱徹 「全人代」から読む中国の実情・習近平主席“演説ナシ”の舞台裏 去年の全人代では覇を唱えずと言いつつ、今世紀半ばをめどに社会主義現代強国を構築する、中華民族の偉大なる復興などすごい威勢のいい事を言って、米国の尻尾を踏んでしまったということが大きかった。トランプ政権の中国に対する完全な敵視かつペンス副大統領などにみられるように安全保障的な認識も強まってきている。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
防衛省防衛研究所主任研究官・増田雅之 ゲスト紹介 軍事力強化は何年かでできるものではなく、長年積み上がった成果が今出始めた。装備や訓練を見ると特に西太平洋地域での中国の軍事力強化はすでに米国を刺激しているが、今回の全人代では軍事的な側面は出ずに米中貿易戦争が焦点となった。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
東京財団政策研究所主席研究員・柯隆 ゲスト紹介 中国経済のファンダメンタルズが急激に悪化したわけではない。いきなりトランプ大統領が貿易戦争を仕掛けてきて、北京は何の準備もなく簡単にかわせると思っていたらエスカレートしてこれがこじれてしまった。中国は安い人件費を頼りにして安いものを大量に作ってきた。この20年間、最低賃金をどんどん上げられ労働者のコストが上がった分、価格競争力が下がった。本来は技術力を上げるべきだったが十分に上がってこなかった。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
第一生命経済研究所主席エコノミスト・西濱徹 ゲスト紹介 景気の減速は避けられない。リーマンショック、世界金融危機の後に大量の景気対策をやった後遺症に今苦しんでいる。世界経済の成長の寄与度約3割弱が中国なので説明がつく。世界経済に悪影響がある。日本にも大きな影響がある。
2019/03/18 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎 NZ銃乱射・ネットで“生配信”の衝撃・モスクで・・・死者50人 イスラム過激派が今度はリベンジテロを行う可能性があるが、どこを狙うかというのが今回の事件の犯行声明にヒントがある。犯人がニュージーランドのクライストチャーチをなぜ選んだかというと、そこは平和でこんな事件が起こるだろうとは誰も予測しないところだからと書いてある。その方が衝撃が広がるからだとしている。逆にこれに対するイスラム過激派のリベンジもそういう平和な国で起きる可能性がある。銃は使えないかもしれないが、爆発物とか刃物とかを使い、日本もそういう対象になるのではないかという心配がある。
2019/03/17 フジテレビ[Mr.サンデー]
ジャーナリスト・田原総一朗 田原総一朗の全力疾走SP・どうする!?日米関係 日本はサンフランシスコ講和条約で独立し、しかも岸総理の安保条約改正で完全に独立国となったと日本人は思っているが、占領体制が変わっていない。
2019/03/17 BS朝日[田原総一朗の全力疾走スペシャル~さらば平成、新元号ニッポンを変える!~]
ノンフィクション作家・矢部宏治 田原総一朗の全力疾走SP・どうする!?日米関係 日本は1952年に独立したが、その2年前に朝鮮戦争で勝つために米国は日本に戦争協力をさせる必要があり、朝鮮戦争で協力をするという前提で独立を認められたのが戦後日本。安保条約の条文は外交官ではなく、朝鮮戦争の最中に軍人が書いており、自分達に徹底的に有利な取り決めになっている。第二次世界大戦で負けて占領された時の関係が今もそのまま継続している。
2019/03/17 BS朝日[田原総一朗の全力疾走スペシャル~さらば平成、新元号ニッポンを変える!~]
東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊 田原総一朗の全力疾走SP 年功序列の文化があるので日本は若い人が力を持てない。ITの分野は技術がどんどん変わる。新しいものを学んだ人の方が有利。古いことを知っていてもそんなにプラスに働かない。新しい技術をちゃんと教えるということが海外のトップ大学のようには日本の大学はできていない。
2019/03/17 BS朝日[田原総一朗の全力疾走スペシャル~さらば平成、新元号ニッポンを変える!~]
東京大学大学院工学系研究科特任准教授・松尾豊 田原総一朗の全力疾走SP ITの技術、特にインターネットの技術に関して大きなビジネスを日本は生み出せなかった。新しい時代を作り出していくのはいつの時代でも若い人であり、社会が若い人に役割や権限を与えて活躍してもらう状況にしていくべき。
2019/03/17 BS朝日[田原総一朗の全力疾走スペシャル~さらば平成、新元号ニッポンを変える!~]
衆議院議員・立憲民主党・山尾志桜里 田原総一朗の全力疾走SP 官僚が政権交代のリアリティを全く感じていない。いずれ変わるという緊張感がない。総理のためにいろいろやっても、野党が与党になるのかもしれないという緊張感があればそれはできなくなるが、今の野党はブレーキ役しかやっていない。
2019/03/17 BS朝日[田原総一朗の全力疾走スペシャル~さらば平成、新元号ニッポンを変える!~]
ジャーナリスト・後藤謙次 JOC竹田会長が辞意・後任に柔道・山下? 竹田会長が会長の座にとどまって困るのはIOC。しかも東京五輪の開会式まで500日を切った。大会そのもののイメージダウンにつながりかねない。しかも6月には任期切れが訪れる。すべての意味でこのタイミングしかないという判断が働いた。しかもフランスの司法制度は大分日本とは異なる予審という制度がある。それが6月ぐらいから本格的に始まるのでこのタイミングであえて辞任表明となった。
2019/03/17 テレビ朝日[サンデーステーション]
東京大学教授・小原雅博 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮の問題、同時にイランの問題がある。あるいはパキスタンとインドの衝突もある。もう少し大きな視点からこの問題を眺めていくと、日本が一生懸命やってきた核不拡散、核軍縮の取り組みをもっとやっていくということで、国際社会の結束を働きかけていくことが大事。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
岡本行夫 <風をよむ>~AI(人工知能)兵器~ ソマリア内戦で米国が介入し米国海兵隊88人が殺されて、その死体がトラックで引きずり回されたという。それが(AI無人兵器導入の)原点。それから米国の国防費は人間が危険な目に遭うことを減らそうということで25年間ずっと研究してきた。ただこうした無人兵器を作る勢いは止まらない。米国が中距離核交渉から離脱したのは、米国とロシアもゼロにしたが、中国がその間に世界1の中距離核ミサイル保有国になってしまった。だから1、2の3でやらないといけない。トランプ大統領の次の聡明な大統領にAI化の流れを止めることを期待したい。
2019/03/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
龍谷大学教授・李相哲 最新分析・北朝鮮問題の行方は 制裁は確実に効いている。2017年の12月の制裁が非常に厳しくて、それ意向、金正恩委員長が対話に出てきている。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
東京大学教授・小原雅博 最新分析・北朝鮮問題の行方は 朝鮮半島の非核化の定義、中身は何かいうこととこれをどう進めていくのかということが問題になる。非核化の定義が朝鮮半島だという話になってくると、在韓米軍の問題だとか核の傘の問題という議論までいってしまう。さらに言えば、非核化が先なのか、中国やロシアが言っている平和体制の構築も同時平行で行くのかという、進め方の違い。非核化の中身という話になってくると、新年の辞でも金正恩委員長が言っている中には、今持っている核兵器、ミサイル、関連施設に言及がない。こういう点をしっかりと協議で詰めていかない限りは、同じような過ちを繰り返すことになる。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
龍谷大学教授・李相哲 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮と米国の間では、非核化は何かという概念の整理が根本的にできていない。ポンペイオ国務長官は「金正恩委員長は6回も非核化を約束した」と言っているが、それが北朝鮮の非核化なのか朝鮮半島の非核化なのかハッキリしない。北朝鮮が取りうる選択肢は2つ。1つは挑発し続ける。もう1つは全てを投げかけて米国にもう1度、近寄るかということ。もう1つの選択肢として、韓国とか中国から何らかの支援を得つつ、今の状態をだらだらと持っていくこと。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 最新分析・北朝鮮問題の行方は 今回の米朝首脳会談では、米朝首脳会談という最も大事な日に下院でロシアゲートの公聴会を開くということを議会はやってのけた。これを考えると、今後も外交に対してもトランプ大統領にとって足かせになるようなことを議会がぶつけてくる可能性は十分ある。メキシコとの壁の予算も議会で非常事態宣言はだめだと言ってみたり、サウジアラビアとの関係、イエメンと仲良くしすぎるので議会がそれを止めさせようという決議までしている。これから外交問題においても、議会とトランプ大統領のスタンスは難しいものになってくるだろう。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
元国連北朝鮮制裁専門家パネル委員・古川勝久 最新分析・北朝鮮問題の行方は そもそも北朝鮮に対して原子力と宇宙の平和利用の権利を認めるのかどうか。これ次第で非核化に必要なリソース、廃棄しなければいけない施設が大きく変わってくる。ここをしっかりと詰めていく必要がある。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
元駐米大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎 最新分析・北朝鮮問題の行方は 米中交渉もある。壁の予算の話もある。トランプ大統領にとってこれは1つの問題に過ぎない。そのあたり金正恩委員長とバランスが違う。だからこそトランプ大統領は今回、不十分な合意をして国際世論からも非難を受けたくなかった。韓国、中国との関係も大事だと言ったのはそういう意味。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 最新分析・北朝鮮問題の行方は 問題は、米国側がどこまで本気で北朝鮮に完全な非核化を粘って促し続けることができるかということ。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮が核放棄を最後の最後まで諦めないだろうという見込みは、かなり広く浸透している。ただトランプ大統領からしてみたら、そこで立ち止まってしまっては歴史的な自分の金字塔を打ち立てることが不可能になってしまう。どこかで妥協していかなければいけない。それがどのポイントにあるかは実務者協議をしっかり積み重ねていかないとわからない状況にある。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
元駐米大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮の政権維持にとって核ミサイルはなかなか手放せないもので、本当に核を全部やめるということは簡単ではない。北朝鮮は、経済制裁解除のためにディールをしようとしたがうまくいかなかった。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
龍谷大学教授・李相哲 最新分析・北朝鮮問題の行方は 今、北朝鮮はのらりくらりとできる状況ではなく、国内事情が逼迫していて焦っている。国家備蓄米を放出して、これからは軍備用に備蓄した米も放出する。金正恩委員長は自力更生を唱えているが、自力更生では北朝鮮経済は太刀打ちできない。北朝鮮は1日でも早く制裁解除をしてもらいたい。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮の方にボールを投げている状況だと思う。今回、あまりにも前のめりすぎる、米国にとって良くないハードルを下げすぎる合意に至ってしまうことは、選挙にとっても必ずしもプラスではないということもトランプ大統領は理解できただろう。ロシアゲートとか。国内の問題を目の前にして余程いいディールでなければ、トランプ大統領も結ぶことの価値があまりないことに気がついたはず。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
東京大学教授・小原雅博 最新分析・北朝鮮問題の行方は 金委員長としては、非核化に向けた措置をいくつか取ってきたにもかかわらず、制裁が続いている。ハノイでもトランプ大統領に直談判し部分的な解除まで提示したのに成果はなかった。ボルトン補佐官に至っては制裁強化なんてことも言っている。記者会見を開いて北朝鮮の外務次官がひょっとしたら交渉は中断するんだという示唆までしたが、そうした状況が示している通り、北朝鮮側の相当な苛立ちがある。その背景には、経済が難しくなっていることがある。最大の貿易相手国である中国との間で大きな貿易赤字が生じて、GDPも下がっている。そうしたものが焦り、苛立ちに繋がっている。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
元国連北朝鮮制裁専門家パネル委員・古川勝久 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮は伝統的にミサイルとロケットを分けて議論してきたので、ミサイル実験はしないが、ロケットの発射あるいはエンジンだけの試験をするかもしれない。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
元国連北朝鮮制裁専門家パネル委員・古川勝久 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮はあくまで合意ができるまでは核ミサイル開発をやめる気はない。ロケット発射場、原子力施設周辺などで主だった動きは確認されていないので、1つの交渉戦術として米国との交渉再開に向けて、自らの核ミサイルの交渉の価値を高めている可能性がある。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 北朝鮮としては戦略の練り直しを迫られている中で交渉の余地は残しておきたいという考え。北朝鮮の常套手段だが、政府声明、外務省声明、金正恩委員長自身の声明よりも先に、率直な米国に対する不満をもう少し低いレベルで、今回は外務次官のレベルで吐露しておく。そして米国の反応を見ながら、本当は交渉したいが無理であれば後戻りさせてもよいという、瀬戸際戦術の1つ。去年のシンガポールの首脳会談の前にも、こういった米国に対する強い批判をしてしまったがばかりに、トランプ大統領は「今やる必要はない」とシンガポールの首脳会談が中止になりかけたこともある。前回のハノイ首脳会談では、北朝鮮は米国の立場を誤算していたところもある。必ずしもそれが北朝鮮の思惑通りに行くかどうかはまだ予断を許さない。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
早稲田大学教授・中林美恵子 最新分析・北朝鮮問題の行方は 北朝鮮は今後、話し合いで物事を解決するスタンスに変わりがないというところを、米国は何度も確認しようとしている。特にポンペイオ国務長官が、「実際に北朝鮮・金正恩委員長から核実験はしない、ミサイルの発射もしないということを言われたんだ」ということを強調した発言を米国国内でしている。北朝鮮には少なくともそのスタンスを保ってほしいとアピールしている。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
元駐米大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎 最新分析・北朝鮮問題の行方は いつかきた道を、(北朝鮮は)またやっている。北朝鮮の当事者が「自分の責任じゃない。相手のせい」と言って上の人にアピールしている。北朝鮮としてはもう1回米国から交渉を持ちかけさせたい。1つ気になるのは短距離ミサイルとか中距離ミサイル発射で、米国を刺激しないようにしながら日本に対して何らかの、メッセージを送ってくる可能性がある。
2019/03/17 NHK総合[日曜討論]
立命館大学客員教授・青山学院大学特別招聘教授・岡本行夫 日本“非難決議案”提出見送り・北朝鮮・非核化交渉を中断? 米朝首脳会談はトランプ大統領の完敗。トランプ大統領は金委員長に米国からの武力攻撃の不安なしに核兵器の開発を進めることができるという大きなプレゼントを与えた。今日現在も核兵器の開発を進めている。1年から2年のうちに北朝鮮は完全な核兵器を持つ今のパキスタンやインドと同じような国となる。
2019/03/17 TBSテレビ[サンデーモーニング]
国際ジャーナリスト・歳川隆雄 米国国防予算案・7180億ドル・5%増を要求 ペンタゴンにはロシアによるクリミア武力併合の時にどういう武力攻撃の方法を取ったかが大きな学習材料になっている。サイバーと電磁波攻撃をして携帯を使えなくし、SNSでフェイクニュースを流して最後にGPSは無力化させてしまう。戦争の仕方が変わってきている。
2019/03/16 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
国際ジャーナリスト・歳川隆雄 特集・米中首脳会談先延ばし・その狙いは? 米国が強く求めている中国の構造問題について、それなりにやると見せている。それに対して米国側が納得するかどうか。メイドインチャイナ2025がデジタル覇権で米中間で交渉の一番大きな火種になっている。習近平国家主席は中国製造2025は産業政策のコアにしているわけだから旗を降ろすことはできない。
2019/03/16 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
拓殖大学・富坂聰教授 習近平体制は盤石か? 国民の不満が党大会後から高まっているが、習近平に代わる人がいない。大衆は不満があっても自分の生活を混乱させてまで政権交代を望む空気はない。
2019/03/16 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
前衆院安全保障委員長・寺田稔 “自律型殺りくAI兵器”・「LAWS」とは 自律型殺りくAI兵器・LAWSはまだ試作段階だが、一切人の関与なしで一定の人の動きをセンサーで探知して一定以内の距離になると自動的に機関銃を発射し大量殺りくができる、人間がロボットに滅ぼされることが現実になってくる。多くの国がそういう研究をしている。
2019/03/15 BS-TBS[報道1930]
KDDI総研リサーチフェロー・小林雅一 中国・“AI兵器”・ドローン119機が攻撃 中国の企業は政府と協力することをあまりいとわない。これが米国と対照的でグーグルとかマイクロソフトとかがAI界をリードしているが、彼ら特に従業員は政府と共同でAI兵器を作る動きに拒絶反応を示していてそこがある意味ブレーキになっているが、中国の場合はそういうことがなく、そこが怖い部分。
2019/03/15 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 中国・“AI兵器”・ドローン119機が攻撃 AIを持っていればドローン同士でぶつからずに編隊を組むことができ、鳥や昆虫のようにドローンスウォームが兵器で可能となってしまう。それを軍事的に制御するには小型の核を使うしかないと言っている専門家もいる。DJIという民生用ドローンを作っている会社があるが、このメーカーが回転翼・マルチローターと呼ばれるドローンではほとんど世界の市場を支配してしまった。それまでもヨーロッパで、娯楽用の民生ドローンを作っていたが、ほとんど撤退してドローンの飛ばし方のソフトを作るほうに移行している。ハード的には中国が一番リードしておりいずれ米国の軍事的脅威になりかねない。
2019/03/15 BS-TBS[報道1930]
パトリックハーラン 中国・“AI兵器”・ドローン119機が攻撃 (AI兵器は)今ある既存の銃、自動照射システム、顔認識ソフト、自動飛行、ドローンなどを組み合わせているだけで明日にでも実現できてしまう。兵器化することはすごく簡単。それを規制することや阻止することが、はたしてできるのか。
2019/03/15 BS-TBS[報道1930]
ジャーナリスト・柳澤秀夫 速報・北朝鮮・米国との非核化交渉中断を検討 今回、北朝鮮にしてみれば米国の柔軟な姿勢が出てこなければもう交渉のテーブルにはつかないという最終的な牽制球を投げてきたのではないか。
2019/03/15 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
自民党政調会長代理・新藤義孝 日本の企業に損失や実害が出るならば必ず(報復措置を)やる、そこは高をくくらないほうが良い。それができなければ日本という国の存立が問われることになる。それを守りそれをカバーするのは政府の責任。それだけの覚悟で国と国の約束をしている、大もとのところに信義があることを韓国の人達には言わざるを得ない。
2019/03/14 BSフジ[プライムニュース]
元駐韓国特命全権大使・武藤正敏 韓国がここまで来ると、実害が出てきた際には日本としては黙って見ているわけにはいかないだろう。今まで韓国には日本は甘受してくれると甘えがあった、もうその甘えが利かない状況になってきている。
2019/03/14 BSフジ[プライムニュース]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 櫻井よしこに問う“平成の宿題”・韓国との距離感 日本が揚陸艦を持つと、韓国はそれとほぼ同じものを持つ。日本が潜水艦をつくると韓国も何年かして同じような潜水艦を必ずつくり、反日的な名前を付ける。日本に対して友軍というような感じでないと推測できる。韓国軍の構成は米韓同盟の中で性格が決められてきた。米韓同盟は北朝鮮に対して韓国をどう守るかが目的。韓国は陸、米国は海と空が基本。韓国は海軍を持たなくてもいい立場にある。韓国の安全保障の原点が日本に向いている。
2019/03/12 BSフジ[プライムニュース]
国家基本問題研究所理事長・櫻井よしこ 櫻井よしこに問う“平成の宿題”・米朝「決裂」後のアジア情勢 金正恩委員長が米国を騙せると甘く見ていた。コーエン元顧問弁護士が激しい言葉で非難し、トランプ大統領が議会で弾劾やロシア疑惑で責められて、強い態度に出てくることはできないと金正恩が読んだのではないか。
2019/03/12 BSフジ[プライムニュース]
コリアレポート編集長・辺真一 北朝鮮最高人民会議選挙・投票率100%・新人事は? 金英哲副委員長がもしかすると今回の米朝首脳会談失敗の責任を取らされてはずされるかもしれない。そういう可能性が韓国のメディアでも取りざたされている。
2019/03/12 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
元駐米大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎 米中対立の焦点と想定リスク 米国はこの2年間が終わるまではみんなが中国に対して強い姿勢を取ると思う。来年は大統領選挙があり、弱腰になると何を言っているんだと言われる。米国は政権が代われば新しい政策が打ち出されることもある。常に米中対立が続くことはないかもしれない。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
元駐中国大使・日中友好会館会長代行・宮本雄二 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・北朝鮮“包囲網”に金正恩体制は… 今のような状況で万が一北朝鮮がミサイルを発射したら中国はもう一回制裁に戻らざるを得ない。ロシアも支持せざるを得なくなるだろう。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・北朝鮮“包囲網”に金正恩体制は… 北朝鮮は対抗手段があることを見せておかないといけないというメンタリティーを持っている。ミサイルを撃つつもりでなくてもミサイル発射施設を修復することは、相手に見せる行為として彼らの計算上成り立つ。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
駐米大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・北朝鮮“包囲網”に金正恩体制は… 休戦協定などを含めて北朝鮮の本当の関心ではなく、北朝鮮の関心はあくまで金であり制裁解除。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・北朝鮮“軍事挑発の暴走”再燃か? 北朝鮮が再びミサイルを打ち上げることによって失うものは圧倒的に大きい。対話の可能性を閉じてしまう。トランプ大統領の米国が何をするかも分からない。トランプ大統領の国内で置かれた状況は悪くなっている。トランプ大統領が反転していくことになれば、北朝鮮は米国の脅威にさらされることになる。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・米朝“決裂”と関係諸国の動向 金正恩になってからある程度、国内的にも透明性を保っていこうという意思が見える。米朝首脳会談で北朝鮮は制裁解除に必死だということが今回明らかになった。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
元外務審議官・日本総研国際戦略研究所理事長・田中均 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・米朝“決裂後に描くシナリオ”は 北朝鮮も米国も交渉再開に向けて強い意思はまだある。結果的に違いが大きかったことがわかったが、そんな状態で普通は首脳会談などは行わない。いかに事前の準備がされていないかが露呈した。今後行う場合には実務的な詰めが行われることが必要になる。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
元駐米大使・中曽根平和研究所理事長・藤崎一郎 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・米朝“決裂後に描くシナリオ”は 今回非常に良かったのは日にちをセットしたりしないで「いずれやります」という形で先に日程ありきにしなかったこと。その間に外交の積み上げができる余地が出てきた。妥協という玉を簡単に使うことなしにしっかりと対応したことに安堵している。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
元駐中国大使・日中友好会館会長代行・宮本雄二 田中均×藤崎一郎×宮本雄二・米朝“決裂後に描くシナリオ”は 中国は中米の問題と米朝の問題を大きくリンクさせているとは思わないが、いわゆる米中の交渉の中国のポジションを強くする役割を米朝問題が持っていると考えている。中国の役割がそこで重要になればなるほど米国との関係で中国の重みが増すと考えている。
2019/03/11 BSフジ[プライムニュース]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <最速アクセスランキング>2度目の会談以降「米朝間の連絡無し」 ボルトン大統領補佐官の一番の狙いはBADディールよりもNOディールのほうがいいということを示すこと。今回自分がその立役者とだっだということをメディアで盛んにアピールしている。ボルトン流の主張や物言いはこれまで北朝鮮が米国に対して揺さぶりをかけてきたのと表裏一体で似たような方法をとっている。トランプ大統領は大統領再選を踏まえどのように北朝鮮と向き合っていくかがわからないと北朝鮮側としても出ようにも出られない。
2019/03/11 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
ボルトン大統領補佐官(VTR) <最速アクセスランキング>2度目の会談以降「米朝間の連絡無し」 金委員長がミサイル発射に進むならトランプ大統領は本人も言っていた通りとても失望するだろう。
2019/03/11 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
毎日新聞外信部長・澤田克己 <時事論考>南北融和の原点・文在寅66年の歩み 差し押さえが進んで行くと、日韓関係は悪くなるしかない。日本政府としても放っておくことは出来ない。ただ、特許権、商標権の差し押さえが実害がどれくらいでるのかよく分からないのと、新日鉄住金の場合は株式の売却だが、非上場の合弁会社なので誰も買う人がいないはず。そこのところがよく分からないのが実情。文在寅大統領は準備不足。日本についてよく知らないまま大統領になった。徴用工などの問題が、どれくらい深刻なのか今一つピンときていないのではないか。
2019/03/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>南北融和の原点・文在寅66年の歩み 韓国には大統領が5年しかできないという1期5年という問題がある。4年目に入れば必ずレームダックになるというふうに他の国からも見られている。これをどこかで民主的に再選も可能というようなシステムに移行することが望ましい。
2019/03/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
毎日新聞外信部長・澤田克己 <時事論考>南北融和の原点・文在寅66年の歩み 文大統領にとっては南北融和を妨げ、格差を拡大し放置してきた人たちが積弊であり、敵。この清算を自分の任期5年の中でやらねばならないので急ぐ必要があると言っている。親日派と積弊は重なる。日本敗戦後、米軍が韓国に軍政を敷く時に、そのほうが楽だからという理由で官僚や警察という組織に関していわゆる残っていた親日派をそのまま使って間接統治した。これは韓国の一般庶民からすると今まで日本に媚びていた奴らがまたいい目をするのかという話になる。親日派というのは日本の植民地統治に協力した人たち、その人達はみな死んでいるのでその残滓、残りカスをやるのだという話。
2019/03/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>南北融和の原点・文在寅66年の歩み 今の文大統領を見ているとノムヒョン政権において自分自身も北朝鮮との交渉を一緒にやってきたが、ノムヒョン大統領の遺志、思いを自分が受けつぎ、未完成の部分を埋めて完結したいという思いを非常に強く感じる。
2019/03/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <時事論考>「韓国はどうなっている第3弾」経済失速の実態 アジア通貨危機の時、韓国の銀行の人達とか、メディアでも新聞社の特派員が減らされるとか、ニューヨークにいた留学生が一斉に韓国に帰っていった。結果的にはIMFの管理下に入ったり、アジア開発銀行からお金を融資してもらい2005年まで借金の返済を続けてきたという苦い経験が韓国にはある。そういう経済ショックに陥るのではないかという思いがある一方、そういう経験をしているだけにバイタリティもある。
2019/03/10 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
ジャーナリスト・後藤謙次 注目ニュース・読み比べ 弘中弁護士の能力の高さについてはこれまで随分言われている。検察の筋立てには必ず矛盾や落とし穴があるが、それを膨大な証拠の中からえぐりだすという意味で非常に優れた弁護士。例えば大阪地検特捜部長が逮捕されるような冤罪事件まで弘中弁護士の手によって行われた。一方で検察側もそう簡単にはあきらめない。今回もオマーンに捜査協力を要請しているのでさらなる特別背任事件に手をつける可能性もあり、まだまだ終着点は見えない。
2019/03/10 テレビ朝日[サンデーステーション]
寺島実郎 中国の全人代開幕・貿易摩擦で成長鈍化 中国経済が極めて減速局面に入ってきたことは確か。先週。OECDが世界全体の実質成長率が3.5から3.3に下げた。その3か月前には3.7と言っていた。明らかにこの数字からも世界経済がダウンフローに入ってきているということがわかる。
2019/03/10 TBSテレビ[サンデーモーニング]
日本経済新聞編集委員・滝田洋一 トランプ大統領・再選へ・自信の根拠はどこに? ワシントンやウォールストリートは既存の政治権力やエスタブリッシュメントの代表のような存在。これに対しトランプ大統領の政治路線については、よくポピュリズムやポピュリストと言われることがあるが、バノンのインタビューでは「トランプ大統領の支持層はグラスルーツ」と言った言葉が非常に印象的だった。草の根の大衆から支持を受けているのがトランプ大統領の強みであり、一例をあげるならトランプ大統領より前の歴代の米国大統領特にオバマ大統領はことなかれ主義だったが、トランプ大統領は制裁関税などで1発かまして交渉の舞台に中国を引きずり出した。今まで割を食っていたと感じていた草の根の人たちの支持を得たというところが大きい。
2019/03/08 BSジャパン[ワールドビジネスサテライト]
早稲田大学教授・中林美恵子 言いたい事、聞きたい事 ペンス副大統領の方がもともと大統領らしい感じがしていると共和党のメインストリームの人たちは言っている。共和党がもしペンスを擁立することになれば民主党は戦いづらいのではないか。今、民主党は反トランプというだけで候補がいっぱい出てきているのでそこをもう一度仕切り直さなければいけなくなる。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
早稲田大学教授・中林美恵子 提言・トランプ大統領の次の一手は 米国のもろもろの政治的なことはすべて議会と共同でやっていかなければならないが、どうもトランプ大統領は議会との対決姿勢を選び大統領選挙を戦えるような地固めに動くかもしれない。メキシコとの壁も、ロシア疑惑も議会と戦うしかないと思っている。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎 提言・トランプ大統領の次の一手は 中東和平をトランプ大統領は絶対にやると言い切った。北朝鮮がここまで来ている以上、次は中東和平。4月初めにイスラエル総選挙がある。それが終われば米国の案が出されるが、その中身が漏れ始めている。エルサレムを半分にしてそれをパレスチナ側とイスラエルにする案も出ている。画期的な中東和平案が出てきて、クシュナーが飛び回っている。うまくすればこれまでなかったような中東和平になるかもしれない。そのあたり、北朝鮮問題を力を注ぐのではないか。ニュース的にはこちらのほうが北朝鮮よりはるかに大きい。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎 米国「内憂外患」を徹底分析・2020年大統領選に向けた動き 民主党の大統領候補に出ているのは民主党でも特に左側の人達ばかり。もっと違う人が出てこないと民主党はダメになる。例えばエリザベスウォーレン上院議員は全国民に国民皆保険と言っている。カマラハリス上院議員は売春を容認せよと言っている。コリーブッカー上院議員は大麻を合法化しようなどといっている。南部の民主党は例えばビルクリントンのようにほとんど共和党に近いような人でないと勝てないと言われていたが、今はバリバリのリベラルなのでこれでは勝負にならない。全体の流れで言うとオカシオコルテス(AOC)が活躍できるような素地が今の民主党にはある。左のことを言わないと目立たないし、お金が集まらないということが大きい。ニューヨークのAmazonの誘致が決まっていたにも関わらず、「なんで世界で一番金持ちの会社に補助金を出してやらないといけないのか」とAOCは大反対し、2万5000人の雇用が増える可能性があったのにこれを蹴った。これが左の存在感を高めた動きとなった。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
早稲田大学教授・中林美恵子 米国「内憂外患」を徹底分析・2020年大統領選に向けた動き アマゾン誘致を蹴ったことで損をしたのは労働者。今の民主党には経済的な合理性を理解しない、感情的な動きになってきている。そのひとつの理由はミレニアルといわれる2000年代前後くらいまでに生まれた若い人たちの存在が大きい。29歳のオカシオコルテス下院議員もこの中に入るが、こういう若い人達の世の中の見方を取り入れたいと思っている民主党の思惑もある。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
早稲田大学教授・中林美恵子 米国「内憂外患」を徹底分析・民主党が左傾化する背景は 日米の間では国民の考え方の違いが大きい。売春やマリファナを「見える化する」ことによって逆に取り締まりやすくするということがあるのかもしれない。人身売買だとか、悪い意味でのマフィアのような世界の犯罪団体がそうしたことを資金集めに利用しようとすることを防止しようということを米国は考えているのかもしれない。さらには極端な政策でないと注目を浴びなくなっていることもある。これはある意味トランプ効果。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎 米国「内憂外患」を徹底分析・民主党が左傾化する背景は 民主党・カマラハリス上院議員が売春を合法化していいじゃないかと言ったが、禁酒法と同じ感覚で言っている。これをやって民主党の中での支持率がいきなりトップにとび上がった。LGBTの考え方なんかが出てきて、セックスに対する考え方が米国の中で相当変わってきており、タブーを全て取っ払おうという意識の流れにある1つの動きかもしれない。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
早稲田大学教授・中林美恵子 トランプ大統領の「課題」“米朝決裂”と北朝鮮の動き ポンペオ国務長官、ボルトン補佐官らがしっかり詰めてその上で大統領が会う状況を作って成果が出れば大統領選にもプラスになるし、会う価値はあるだろう。もしそこが詰められなければ、北朝鮮の出方次第ということにもなり、選挙のためには会わないほうがいいということになる。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・木村太郎 トランプ大統領の「課題」“米朝決裂”と北朝鮮の動き 今回の決裂で手のうちが全部見えとなった。物事が相当整理されたと思う。これからはお互い現場レベルの交渉が非常にやりやすくなってくる。ただし半年は空くと思う。
2019/03/08 BSフジ[プライムニュース]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介 アベノミクス・日本はどうなる? 安倍さんお得意のやり方、緩和しているといいながら異次元の金融緩和をこっそりとやめる手法があると思う。やめているのではないといいながらやめるということができる唯一の政権だと思う。いきなりやめると市場に上げ足を取られるのでショックが大きくなる可能性があるので、とりあえずステルス作戦でやるしかない。
2019/03/08 BS-TBS[報道1930]
日本総合研究所・主任研究員・藻谷浩介 “異次元の金融緩和”・どう評価? 日銀がマネタリーベースを4倍に増やしGDPを超えてしまった。その結果、世の中に500兆円ぐらいのお金が出回ってしまった。その代わり日銀は国債その他をそれとほぼ同額400数十兆円買い集めている。この無茶苦茶な政策によって個人消費が増えたかといえば、一切増えていない。売上が増えていないのに設備投資や雇用が増えるわけがない。例えるなら高いお金をかけて健康食品を飲み続けたがまったく健康に変化がなかったということ。戦艦大和が沈みかけているのにどうやって戦争を終わらせるかの検討をしていないということであり、出口戦略を考えるべき。
2019/03/08 BS-TBS[報道1930]
米国人投資家・ジムロジャーズ(VTR) ジムロジャーズ・日本株を売り払ったわけ アベノミクスはひどい政策だから最近、7、8年保有していた日本のお金や株を全て売却してしまった。株もETFも円もない。。日本銀行は紙幣を乱発し大量の株や国債を購入している。日本は世界の借金大国だが、人口は減少し増税している。それが日本の政策だ。悪い政策で日本をだめにしている。長期的にみて日本にとってよくないことをやっている。10歳の子が40歳になる頃には日本の負債はどれだけ増えているだろうか。今、10歳で日本にいる人は次の30年を考えて行動するべきだ。日本がとるべき道は負債や人口減少を解決するか、国民の生活水準を下げるかだ。今のところ日本は生活水準の低下を望んでいるように見える。それを望むならそうすればいい。私だったら生活水準の低下を望まない国に行く。
2019/03/08 BS-TBS[報道1930]
ジャーナリスト・柳澤秀夫 <最速アクセスランキング>米朝首脳会談3回目は1年後までに?思惑は… トランプ大統領の頭の中にあるのは来年の大統領選挙で再選されることで、それが最大の目的なのでそれに向けて北朝鮮との問題も国内あるいは国際的にも成果だといえるような材料、カードをいくつか用意しておきたい。米国は何らかの対応によって北朝鮮側から好ましい対応を引き出し、それを成果だといえる環境を作っている。
2019/03/08 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
脳科学者・中野信子 独自・米国・トランプ大統領の元側近語る・大統領選控え“再選のカギ”は? 中国の政治体制がいいかといえば、支持できない部分があるので米中どちらにつくのかと問われれば、日本は米国に頼らざるをえない構造になっている。ただ米国にほいほいついていく日本でいいのかというとそこも忸怩たる思いがある。食べられる毒饅頭はどっちなのかという話になっていて、崖っぷちのところに日本は立っている。
2019/03/08 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・堀田佳男 独自・米国・トランプ大統領の元側近語る・大統領選控え“再選のカギ”は? 米国の現職大統領が負けたのは戦後75年で3人しかいない。現職という強みがある上、経済も悪くないのでトランプ大統領は非常に強い。今、民主党のどの候補者を見てもトランプ大統領を打ち負かせる人はいない。現時点ではトランプ大統領が強い。
2019/03/08 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
国際ジャーナリスト・堀田佳男 米国・トランプ大統領の元側近語る・中国の利益優先で深刻な事態 トランプ大統領とバノン氏は中国という国は全てをコントロールしないと気が済まない国だと思っている。つまり通貨もコントロールしてSNSもコントロールして社会概念もコントロールしたいとつまり共産党がコントロールしていこうとしている。これに対してトランプ大統領とバノン氏はは断固として立ち向かおうというスタンス。
2019/03/08 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
日本総研チェアマンエメリタス・高橋進 ECB・年内利上げ断念・欧州も中国の行方に注目 ドイツが2四半期連続のマイナス成長をまぬがれたので一応リセッションにならなかった。ただ、欧州はフランスとかイタリアもよくないし、英国はもっとよくない。中国の影響が日本以上に強く欧州に強く出ていて、景気後退の瀬戸際にあることは間違いない。金融緩和はもとより、財政出動も必要となるかもしれない。
2019/03/07 BSジャパン[ワールドビジネスサテライト]
日本総研チェアマンエメリタス・高橋進 <WBS News>景気・後退局面の可能性 景気が後退局面に入ったかどうかの判断をするのはまだ時期尚早。今回の景気動向指数は複数の指標を基にして機械的に判断する。従って、この指標で景気後退になったと判断できるわけではない。数ヶ月にわたって見なければならないし、指標の背景も含めて総合判断をしなければならない。今回これだけ指標が悪くなったのは、中国経済が秋に急減速して、その影響が輸出や出荷、生産に表れていることがある。これから中国関連、企業の指標がどうなっていくのかを見ていき、最終的な判断をすべき。
2019/03/07 BSジャパン[ワールドビジネスサテライト]
東京福祉大・国際交流センター・遠藤誉センター長(VTR) 米国政府を提訴 EU離脱により経済的に困っている英国と米中貿易戦争で困っている中国が手を結ぶのは自然の流れだろう。ファーウェイの製品は高性能でありながら、非常に安いので絶対に欧州諸国はファーウェイ製品を買うと創始者・任正非氏は大きな自信を持っている。これはあくまでもハイテク戦争であり米中ハイテク覇権争いである。どんなことがあってもファーウェイを倒したいという強い気持ちを米国は持っている。この状況の中で欧州が中国についたら、何が起きるか。それを考えると英国の動きは非常に大きなインパクトを持っている。
2019/03/07 TBSテレビ[NEWS23]
星浩キャスター 米国政府を提訴 米国を中心としたファイブアイズ(米国、英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド)があり、英語圏で軍事機密などを共有しているが、このファイブアイズに対し中国は当面の敵だとして揺さぶりをかけている。カナダでファーウェイCFOが拘束されたとき、中国はこれに合わせるかのように中国国内でカナダ人を拘束した。オーストラリアに対しても資源とか農産物を大量に購入し、ゆさぶっている。英国には巨額の投資話をもちかけている。東南アジアでも米中の駆け引きはものすごく活発になってきている。ある意味、ファーウェイ問題が世界規模で進んでいる。
2019/03/07 TBSテレビ[NEWS23]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 遠ざかる“核なき世界”・米国外交のつけ サウジアラビアが核を持てば、中東はますます不安定になる。核を使う誘惑にかられる指導者が出てこないとも限らない。殺人事件を起こすようなトップがいる国が核を持ったら非常に恐ろしい。パキスタンももともとカーン博士がオランダから持ち出した核を使って核ネットワークを構築することで自分の核を持ってきた国。
2019/03/07 BS-TBS[報道1930]
共同通信社・編集委員兼論説委員・太田昌克 遠ざかる“核なき世界”・米国外交のつけ サウジアラビアもパキスタンも同じスンニー派。実はサウジもこれから原子力を導入したいと考えている。イランをにらみ、自身の核能力を磨いていきたい。今、トランプ政権はビジネス利権でどんどん原発を売りたいと考えているので、サウジにも原発を輸出することになる。日本もついてこいという図式がこれからありうるだろう。しかもサウジは再処理・ウラン濃縮といった技術を使うことを認めてほしいと米国に言っている。サウジはイランをにらみ、自身の核能力を磨こうとしている。日本についても米国が一緒に協力してほしいと言っている。米国は日本にビジネスを求めてくる。
2019/03/07 BS-TBS[報道1930]
東京福祉大学国際交流センター長・遠藤誉 中国の「一帯一路」構想・日本の協力めぐり激論 言論弾圧をするような国が、宇宙まで支配してしまう青写真や、ロードマップを描いている。「一帯一路」に安倍総理がどんな形であれ、参加した場合は(中国に)やられてしまう。騙されるに決まっているのだから中国に協力すべきではない。
2019/03/06 日本テレビ[Oha!4]
日本総研チェアマンエメリタス・高橋進 ファーウェイ問題の行方は 米国の対中強硬路線が国際世論になってしまって、ファーウェイは市場から閉め出されてしまうことを極端に恐れているが、実際にはファーウェイが米国でスパイ活動をした証拠はない。ファーウェイのトップがしばらく前にメディアでインタビューを受けているが、その時に、母国政府が情報を出せと言っても出すことはないと明言していたにも関わらず、メディアなどはこの発言を懐疑的にみている。そこには中国という国家が変わらない限り、いつかは情報を出させられるのではないかという思いがある。
2019/03/05 BSジャパン[ワールドビジネスサテライト]
日経ビジネス編集委員・山川龍雄 ファーウェイ問題の行方は ファーウェイが訴えるよりも、中国政府が国家情報法を見直した方が解決の近道ではないか。
2019/03/05 BSジャパン[ワールドビジネスサテライト]
日経ビジネス編集委員・山川龍雄 「減速」鮮明な中国経済・打開策はあるのか? 明らかに中国は景気減速しており、中国工業製品の生産量を見ると全て9月位からマイナスになっている。不動産や税収などのデータを見ても同じタイミングで去年の秋ぐらいから異常値を示している。日本電産・永守会長が46年間経営をやっていてこんな落ち込みは初めてだと言ったことがデータでも裏付けられている。構造改革に手をつけると景気が減速してしまうとのジレンマに中国は直面している。
2019/03/05 BSジャパン[ワールドビジネスサテライト]
日本総研チェアマンエメリタス・高橋進 「減速」鮮明な中国経済・打開策はあるのか? 中国経済に米中摩擦がブレーキをかけた事は間違いないが、その前から中国経済は既にスローダウンしていた。中国は過剰生産、過剰投資、過剰債務になっていて、それを解消しない限り高成長を続けることはできない。そのため消費主導に持っていこうとしたが、消費者も過剰債務に陥っていてなかなか体質改善できない。その中で今回、全人代で景気対策と対米融和策が打ち出された。これに加え構造改革が必要となっている。具体的には過剰投資や過剰債務を抱える国有企業の経営の改善、民間企業の活力を取り戻すことが必要。これは2013年に習近平国家主席がトップに就任した時に既に打ち出されていて、6年近く経ってもほとんど解決していないとの声が中国国内で挙がっている。
2019/03/05 BSジャパン[ワールドビジネスサテライト]
米国前首席戦略官兼上級顧問・スティーブバノン 中国の脅威とトランプ政権 地政学的にみて世界の中で中国ほど攻撃的な国はない。中国との貿易協議は中国の経済構造を変えさせたいということ。中国はサイバー情報戦争、貿易戦争というのはどのようにして西側から盗んでくるのかということ。中国は南シナ海を管理下に置きたい。日本と韓国と米国は団結しなければならない。
2019/03/05 BSフジ[プライムニュース]
米国前首席戦略官兼上級顧問・スティーブバノン 緊急生出演!スティーブバノン・トランプ政権の実情と戦略 北朝鮮の常軌を逸した行動について、トランプ大統領はプロセスを通して北朝鮮に対して国際的な規範を示そうとしている。北朝鮮が経済的に成長し、日本や韓国、台湾、香港、シンガポールとともに一つの大きい同盟を組むようになるにはならず者の振る舞いをやめないといけないと信じている。
2019/03/05 BSフジ[プライムニュース]
米国前首席戦略官兼上級顧問・スティーブバノン 緊急生出演!バノンに問う・非核化“決裂”交渉の行方 トランプ大統領がハノイサミットをするにあたり、批判を受けていた。北朝鮮にお咎め無しで表面的な合意をするだろうといった批判があった。トランプ大統領は昼食会をキャンセルし、「正しいことをする方が焦ってことを進めるよりいい」と言っていた。
2019/03/05 BSフジ[プライムニュース]
米国前首席戦略官兼上級顧問・スティーブバノン 緊急生出演!バノンに問う・米朝会談決裂の“真相” トランプ大統領がまずフォーカスしたのが太平洋で、中国というのがアメリカに対する存在上の脅威であるとした。そして北朝鮮もその一部であるということ。まずトランプ大統領が始まったところから見ていきたいが、最初はとんでもない状況だった。北朝鮮がどんどん核兵器を増強させることを許してきた。安倍首相と首脳会談を行った時にはミサイルが試射され、米国にシグナルを送ってきた。我々は共同声明を出し北朝鮮のやっていることは受け入れられないということをはっきりと言った。そこからいかに進歩してきたか。トランプ大統領は関与している。このプロセス全体に時間と努力をかけている。
2019/03/05 BSフジ[プライムニュース]
米国前首席戦略官兼上級顧問・スティーブバノン 緊急生出演!バノンに問う・米朝会談決裂の“真相” ボルトン補佐官は核兵器とミサイルを終わらせるだけではなく、つまりウラン、核施設、短距離・中距離・長距離弾頭ミサイルに加えて、化学生物兵器ということも付け加えた。全ての大量破壊兵器は受け入れられないと言った。これはかなり決定的な言い方で非核化および大量破壊兵器の廃棄と言った。これは非常に大胆で勇気のある行動でたった1回の会合では終わらない。
2019/03/05 BSフジ[プライムニュース]
米国前首席戦略官兼上級顧問・スティーブバノン 緊急生出演!バノンに問う・米朝会談決裂の“真相” トランプ大統領と自分は「アメリカファースト」という同じことを信じている。だから一貫性がある。米国民に対してやると約束したことに対しまったく揺るがない。「アメリカファースト」はアメリカだけではないし、孤立主義ということでもない。アメリカが世界に対しもっと関与しているということを意味する。同盟国とのパートナーシップという意味においてアメリカの国家安全保障上の国益を追求している。トランプ大統領が選ばれたということはやっていることがずれてしまったエリートに対し労働者階級が拒否をしたということ。
2019/03/05 BSフジ[プライムニュース]
米国前首席戦略官兼上級顧問・スティーブバノン 緊急生出演!バノンに問う・米朝会談決裂の“真相” トランプ大統領は批判を覚悟で席を立った。これは失敗だと言われても構わないという姿勢だったが、これは失敗ではなくプロセスの一部であり、前進させるための行動である。ドナルドトランプは大統領でなくビジネスマンであり、ディールができる人物であり、ディールにかけている。トランプ大統領は焦点を絞っており、正しいチームが北朝鮮の核問題にあたっている。ポンペオ国務長官、ボルトン補佐官、ハガティ大使や韓国の大使などこのチームは北太平洋においてすばらしいトップチームと言える。
2019/03/05 BSフジ[プライムニュース]
ジャーナリスト・東海大学教授・末延吉正 注目・今月27日に「米中会談」か・貿易摩擦の行方…日本に影響は? 本質的には米中の戦いは終わらない。どっちが近未来の世界をリードするかという話。日本経済は直近は中国頼みだが、トータルな米中ハイテク戦争で言えば日本は同盟国米国側にいなければならない。この辺りのバランスをうまくとりながら、日本も技術開発などのファンダメンタルズの部分にもっと入っていかないと展望はなくなる。
2019/03/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
拓殖大学海外事情研究所教授・富坂聰 注目・今月27日に「米中会談」か・貿易摩擦の行方…日本に影響は? 実質的に日本は中国を経由して米国に輸出しているものが結構多い。付加価値貿易統計で見て見ると米国が中国の輸入をシャットダウンすると日本のものも同時にシャットダウンする。日本企業が業績を下方修正したのは全部その影響。日本電産はその基本構造にはまってしまった。
2019/03/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
共同通信社編集委員兼論説委員・太田昌克 注目・今月27日に「米中会談」か・貿易摩擦の行方…日本に影響は? 中国が知財権の問題や技術の強制移転をどの辺の説得力を持ちトランプさんを納得させられるのか。
2019/03/05 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
朝鮮大学校准教授・李柄輝 日朝交渉の扉は開くか… 今起こっている出来事は東アジアの冷戦構造を解体していくという作業。在韓米国軍問題が必ず議論される。今朝鮮は在韓米国軍そのものは問題視していない。東アジアの冷戦解体に向けたマルチな動きに対して日本は参入しなければならない。朝鮮戦争を終戦させるのは南北米中がやるが、その後はロシアや日本が入り、軍事問題と共に相互依存関係を作っていく。緩やかに中国や南北が同意している。そこに日本も入らなければならない。
2019/03/04 BSフジ[プライムニュース]
上智大学総合グローバル学部教授・前嶋和弘 北が求める「体制保証」とは 朝鮮戦争の終戦宣言が出たら論理的には在韓米軍にも手をつけないといけないということも確かにあるが、米国国内特に安全保障のコミュニティやトランプ大統領の周辺では朝鮮戦争終戦宣言は怖いと思われている。トランプ大統領としては微妙な線の中で中国などの問題もあり在韓米軍を外してしまうのは大きな問題。
2019/03/04 BSフジ[プライムニュース]
上智大学総合グローバル学部教授・前嶋和弘 北が求める「体制保証」とは 大規模な軍事演習はしないという意思表示をすることで3回目に向けて動いていこうというトランプ流のメッセージ。でトランプ大統領は記者会見で(軍事演習は)お金がかかるのでギブアップしたと言い、米国にも(経済的に)メリットがあり北朝鮮にもメリットがあるということを言っている。
2019/03/04 BSフジ[プライムニュース]
上智大学総合グローバル学部教授・前嶋和弘 トランプ大統領×金正恩委員長・北朝鮮・非核化の本気度は 米国は今回、ビックディールで行くんだという頭が最初からあった。多分ヨンビョンプラスアルファをビックディールとして考えていたが、そこまで踏み込めなかった。ヨンビョンプラス核リストなどが出てくればすごいビックディールのはずだった。
2019/03/04 BSフジ[プライムニュース]
拓殖大学・富坂聰教授(VTR) iPhoneの街・消えた労働者 2019年の中国経済はどうしても下降線を辿らざるを得ない。この下降線がもうすこし深くなるのかどうかは、今後の米中の関係にかかっている。
2019/03/04 フジテレビ[プライムニュース イブニング]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅 <徹底解説・ニュースの焦点>秘密核施設めぐる交渉は去年から?・米朝首脳会談“物別れ” 逆を言えばカンソンが北朝鮮にとっていかに大事な施設かということがよくわかる。ヨンビョンを差し出してこれで非核化しますと言ってもカンソンがあればウラン濃縮を続けることができ、核兵器を作り続けることができる。北朝鮮の意図は結局はだますことにあったのではないか。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
南山大学教授・平岩俊司 <徹底解説・ニュースの焦点>秘密核施設めぐる交渉は去年から?・米朝首脳会談“物別れ” 米国側はヨンビョンプラスアルファでないとディールできないと言っていた。プラスアルファの部分がまさにカンソンのウラン濃縮施設だった。北朝鮮側はヨンビョンしか出す気はなかった上にそれよりも高いもの(制裁の全解除)を要求したために決裂した。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <徹底解説・ニュースの焦点>秘密核施設めぐる交渉は去年から?・米朝首脳会談“物別れ” カンソン周辺に今までの優秀な核開発技術者たちも住んでおり、そこで研究開発を行っているというディティールを既に米国は持っている。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝首脳会談“物別れ” ニョンビョンの核施設は30年前から北朝鮮の核施設として明らかだった。今、北朝鮮は20個も60個も核兵器を持っている。ニョンビョンの核施設廃棄だけでは北朝鮮は非核化をする意思がないということを証明しているにすぎず、それは米国としては到底受け入れられない。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
南山大学教授・平岩俊司 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝首脳会談“物別れ” 金正恩委員長は新年の辞の中で「完全非核化は我々の目標だ」ということは言いはするものの、「造らないし、実験しないし、使わないし、拡散しない」とも言っている。最後の2つは既に持っている核兵器を前提にした話であり、ここを差し出すのかどうかという部分が米国との交渉で重要な部分だが、そこに敢えて触れずに今後はやらないという形で北朝鮮は話を進めようとしている。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝首脳会談“物別れ” 実務者がこれでいけると提言したのか、金正恩委員長がそのように判断したのかは不明だが、ニョンビョンをカードにしてほぼ全面的な制裁解除ということで見合うと北朝鮮側は判断した。ある程度欲がふくらんだことだけは事実。それだけの価値はニョンビョンにはない。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
元駐韓大使・武藤正敏 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝首脳会談“物別れ” 金正恩委員長は戦って今の権力を勝ち取った人ではない。生まれながらにして権力をもらったような人物であり、すべてが自分の思うとおりにいく環境にあった。そういう人がこれだけおだてられれば、それは読み違いもするだろう。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
共同通信社特別編集委員・杉田弘毅 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝首脳会談“物別れ” 実務協議の段階でニョンビョン以外の設備のことはぶつけていたが、北朝鮮側は拒否していた。ハノイでのトップ会談の時になぜトランプ大統領がここまで言ったのかと言えば、ここで本当に金正恩委員長に非核化の意思があるのか、本気なのかどうかをぶつけて確かめようとしたと考えられる。その反応を見て次の手を考えようとした。直接会ってカードを出しその反応を見て次の手に進むトランプ流のやり方。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 <徹底解説・ニュースの焦点>“秘密核施設”めぐり対立? 崔善姫外務次官は六者協議の代表もやったキムゲグァン外務次官の通訳として常に米国に来ていた。キムジョンイル総書記時代も含めて北朝鮮側の交渉の仕方、通訳の仕方、米国の出方を全てわかっている人物。彼女の発言は金正恩のある意味立場を代弁している。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
南山大学教授・平岩俊司 <徹底解説・ニュースの焦点>米朝“秘密核施設”で対立? トランプ大統領は国内的にアピールすることはできなかったが、安易な妥協をしなかったということでトランプ大統領の評価が逆に上がる部分もあり、合格点。ただ国内問題を払拭する劇的な合意はできなかった。
2019/03/03 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎(VTR) 米国「秘密の核施設」を把握・とどめは悪魔の化身 北朝鮮がいま新たなウラン濃縮施設も含めて非核化に応じる可能性は低い。米国もある程度それはわかっている。北朝鮮が出してきた制裁解除の幅が大きかったということでそれを取り下げさせるために米国の方がカードを積み増しした。
2019/03/03 テレビ朝日[サンデーステーション]
ジャーナリスト・後藤謙次 米国「秘密の核施設」を把握・とどめは悪魔の化身 会談決裂で拉致問題にはプラスの面でかなり影響が出てくる。かって2004年に小泉さんが電撃訪朝してキムジョンイル総書記と会談をしたが、この時は、米国のブッシュ大統領が北朝鮮を名指しで悪の枢軸国と呼び、抑え込んでいた。その苦しい中でキムジョンイル総書記は日本側に交渉を求めてきた。それが小泉訪朝につながったといえる。今回も相当長時間経たないと金正恩委員長とトランプ大統領の会談は成り立たない。この間に日本が独自にドリルで穴をあけ北朝鮮と話をつけることができるかどうかのタイミングが来ている。おそらく安倍総理もそれをしっかりわかっていて「自分の出番だ」と言ったのはそういう背景があった。
2019/03/03 テレビ朝日[サンデーステーション]
軍事ジャーナリスト・黒井文太郎(VTR) 米国「秘密の核施設」を把握・とどめは悪魔の化身 米国側も北朝鮮側も自分達のカードを全部見せてしまっている。協議自体は続けていくが、3度目の首脳会談までいけるかどうかというと相当長い時間が必要。
2019/03/03 テレビ朝日[サンデーステーション]
コリアレポート編集長・辺真一 金曜日のニュース:「韓国・三一独立運動から100年」 4月11日は3.1運動が引き金になり1919年に上海で臨時政府が樹立された日で今年は100周年となる。さらには8月15日の日本の統治から解放された日までは反日ムードが続くのではないか。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立命館大客員教授・元外務事務次官・薮中三十二 米中貿易摩擦・交渉期限を延期 米中は相当閣僚レベルで交渉してきた。トランプ大統領にとっては株価が下がることは嫌なことで、おそらく中国が普通に米国の大豆をたくさん買うとか、技術を守るとかして米中協議をまとめることになるだろう。補助金をどうするのかに加えてトランプ大統領は本来司法省が訴追しているファーウェイも一緒にやってよいと発言し(中国側を)びっくりさせている。北朝鮮の件では中国は少し強い立場になり、協力してもよいということをトランプ大統領に言っている。この辺りのやりとりや駆け引きが注目される。米中貿易戦争は休戦になるが、長い目で見ると引き続き米中の覇権争いは続いていく。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立命館大客員教授・元外務事務次官・薮中三十二 元側近がトランプ大統領の疑惑証言・米朝会談当日の下院公聴会 2月末に出ると言われていたモラー特別検察官の報告書だが、トランプ大統領はロシア疑惑を上回るニュースとして米朝首脳会談をそれに合わせてぶつけてきた。それを逆手に取られて今回はスモールパッケージの成果ではとても勝負にならないぐらい大きなコーエン証言というものが出てきてしまった。トランプ大統領はそれを見て眠れなかっただろう。心ここにあらずで、小さな合意をしてもニュースにならず、むしろ批判されると思い今回の判断を行った。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立命館大客員教授・元外務事務次官・薮中三十二 米朝双方に誤算?会談決裂の背景は 米朝双方にとって失敗だった。前のめりになりすぎて安易な妥協をしなかったのはよかった。今回は各論をやらないといけなかったが、トップ交渉でやれる限界があった。普通はトップ交渉に至るまでに事務方で詰めていくが、今回その詰めがまったくうまくいっていなかった。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
立命館大客員教授・元外務事務次官・薮中三十二 米朝双方に誤算?会談決裂の背景は 米国側に少々理解不足があった。金正恩委員長としては相当本気になってやろうとしていて、ヨンビョンの核施設には5メガの実験炉と小さい炉、大きな濃縮ウランの施設、1万基以上の遠心分離機があったが金委員長はそれらを差し出そうと踏み込んでいた。これをとってしまうというのはひとつの手段としてあってもよかったのではないか。全部の制裁は解除できないがここまでならよいというようなディールはあり得た。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
コリアレポート編集長・辺真一 米朝双方に誤算?会談決裂の背景は 金正恩委員長は自信満々だった。自ら乗り込んで直談判して結果が得られると思っていたのに手ぶらで帰ることになった為、おそらくショックは相当大きかった。このままでは権威失墜につながりかねない状態。これからこの問題がどうなるかと言えば、ボールは北朝鮮側にあり、北朝鮮が、米国が問題にした濃縮ウラン施設の存在を認め、差し出さない限りは制裁解除を取り付けることはできず前には進まないということがはっきりした。そうなると北朝鮮はまず地上のヨンビョンの核施設解体を手がけて最終的にはその他の施設も段階的に認めて差し出すのかもしれない。金委員長ははっきりと「これ以上、人民にひもじい思いはさせない」と言っており、もしかするともう核はやめたというような気を起こしても不思議ではない。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
福山大学客員教授・田中秀征 米朝双方に誤算?会談決裂の背景は すでに作って持っている核兵器を廃棄処分にしない限りは北朝鮮への経済制裁を緩めるべきではない。そういう意味では今回、当然の結果が出た。いろいろわかったこともある。まず、北朝鮮が本当にほしがっているものが分かったし、北朝鮮外交は巧みであるということがこれまで神話化されてきたが、きわめて杜撰で稚拙なところが多いということも知ることができた。そういう意味で様々な成果がある会談になった。
2019/03/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]
経済アナリスト・ジョセフクラフト 米国・マナフォート被告に判決 これまで36人が起訴され、このうち6人がトランプ大統領の側近だが、誰ひとりロシアとの共謀の罪状は一つもない。モラー特別検察官の調査が発表されたら実はたいしたことなかったと、今世紀最大のがっかりイベントになるのではないか。おそらく民主党が求めているような電撃的なものにはならず、ロシア疑惑への関与はなかったということになる可能性がある。
2019/03/02 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 特集・合意見送りで今後の米朝関係は? 中国は北朝鮮にとって相談相手としては非常に重要。核保有国でもあり、11か月の間に4回も会談をしている。近々5回目となる首脳会談さえ開かれるだろう。
2019/03/02 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
経済アナリスト・ジョセフクラフト 特集・合意見送りで今後の米朝関係は? 今回、トランプの判断に影響したとみられる人物が2人いる。1人は安易な妥協をしないように進言したポンペオ長官、もう1人は安倍総理。実は日本政府はベトナム・ハノイで米国高官と交渉について綿密に意見交換したり、インプットもしている。日本は蚊帳の外とかよく言われるが、そんなことはなく、日本はちゃんと米国とタッグを組み、いろいろな意見を聞き入れている。今回の結果を見ると一番落胆しているのが韓国で一番安堵しているのは日本ということになる。米国は記者会見で7回も日本という言葉を使っているぐらい日本を意識している。韓国、中国もそうだが、北朝鮮も今後日本を無視するのではなく、日本を取り込んで米国と一緒に協議を行っていくという戦略もありではないか。
2019/03/02 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
安全保障問題専門家・古川勝久 特集・合意見送りで今後の米朝関係は? 北朝鮮の目的は数十年にわたって一貫している。それはつまり米国との国交正常化、関係の不可逆的改善ということに尽きる。これが当面の最重要課題。ただ、これからトランプ大統領はますます面倒な話に巻き込まれていく可能性が高い。ロシア疑惑をめぐるモラー特別検察官報告書もこれから出るし、かなり内政で忙しくなる。民主党と下院で対立していてなんの法律も通すことができていない。これがずっと続く。外交ではイラン、中国との対立がどんどん深まっている。こういう中でどれだけ北朝鮮との交渉にコミットしていけるかが今後の気になるところ。
2019/03/02 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
慶應義塾大学准教授・礒崎敦仁 特集・合意見送りで今後の米朝関係は? 北朝鮮が頑なに主張していた終戦宣言がいつの間にかだめになっている。その理由は後で聞いたところによると日本政府が米国に相当訴えたからで、それをトランプ大統領が聞き入れたことが大きい。日本から米国に訴えるというのは意外に効いている。もしかするとその全体図を北朝鮮は理解できていないかもしれない。
2019/03/02 BSジャパン[日経プラス10サタデー]
籾井勝人 テレビジョン放送のあるべき姿とは・前編 (テレビは)もう試行錯誤する時期ではなく、アクションを起こさないといけない時期に来ている。放送の技術、通信の技術、いろんな面での技術改革はすごいスピードで進んでいるわけで、それに対応したことをやっていかないといけない。視聴者のやりたいことがやれないようではテレビは置いていかれる。
2019/03/02 BSジャパン[一柳良雄が問う 日本の未来]
日経ビジネス編集委員・山川龍雄 米朝合意見送り・この先は? 想像以上に北朝鮮・金正恩委員長が冷静。内心は怒り心頭なはずだが、その割には、翌日の国営テレビや労働新聞の内容を見ると、極めて冷静な報道になっている。協議を継続したいという意思が見てとれる。
2019/03/01 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
解説委員・塚本壮一 米朝の隔たりと・日韓の対立 今回明らかになったのは、核問題解決に向けた道のりの厳しさだけでなく、トランプ大統領と北朝鮮・金正恩委員長というトップ同士の取り引きによる交渉の危うさ。慶応義塾大学・渡辺靖教授は、「本来、実務家レベルできちんと地ならしをしてトップ会談に挑むというのが通常の外交交渉の在り方だが、トップ同士の会談を実現しようと細部を詰めずに本番に臨んだことが今回の結果につながった」と指摘している。交渉をどう立て直すのか米朝両国は真剣に考え直すべき。
2019/03/01 NHK総合[時論公論]
解説委員・増田剛 米朝の隔たりと・日韓の対立 日本としては、国際社会による制裁を維持したうえで、北朝鮮が後戻りをしないよう米朝の交渉を後押ししていくのが基本方針。会談前、日本政府内は、トランプ大統領が成果を急ぐあまり非核化の進展が不十分なまま制裁の緩和などの見返りを与えてしまうのではないかというトランプリスクを警戒していただけに、日本政府内では今回、トランプ大統領はしっかり交渉したという受け止めが大勢。一方で、日本政府は米朝協議の進展を日朝協議につなげるという戦略を描いていたので、その意味では今回の結果には痛しかゆしという側面もある。日本は、今後も米国と緊密に連携しながら、制裁を梃子に北朝鮮に非核化を促していくとみられる。
2019/03/01 NHK総合[時論公論]
解説委員・増田剛 米朝の隔たりと・日韓の対立 今、微妙なのが韓国との関係。北朝鮮に対する国際社会の一致した圧力を重視する日本の外交当局としては、南北関係の改善を急ぐ文在寅政権の姿勢にフラストレーションがたまっている。
2019/03/01 NHK総合[時論公論]
日経ビジネス編集委員・山川龍雄 なぜ今相次ぐ値上げ?食品メーカーの胸の内 食品メーカーの値上げは人件費や物流費の高騰以外にも理由がある。1つ目はステルス値上げが難しくなってきていること。ステルス値上げはここ数年、メーカーの動きとしてあったが批判が強まり、今はネットで検索すると分かるようになっていて難しくなってきている。もう1つが便乗値上げの批判を回避するため。消費増税のタイミング前後で値上げをしてしまうと批判を浴びかねないし、消費意欲を減退させかねないということがある。
2019/03/01 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
自民党参議院議員・松川るい 韓国「3.1」式典を検証・日韓関係の現状を徹底分析 文在寅大統領のスピーチで感じるのは正統性を高めるために民主主義の旗手を強調。3.1、5月8日の光州事件、ロウソク革命と続く民主主義の連綿たる歴史の一部になりたいというのを感じる。
2019/03/01 BSフジ[プライムニュース]
慶応義塾大学教授・西野純也 大誤算で“物別れ”・米朝交渉の行方は… この局面で北朝鮮を支えるというのは中国にとっては影響力を確保するという点ではプラスと判断した。
2019/03/01 BS-TBS[報道1930]
明海大学准教授・小谷哲男 大誤算で“物別れ”・米朝交渉の行方は… 米中間にも貿易戦争をはじめ様々な問題があるので中国の影響力を全面的に使って北朝鮮を動かすというのはなかなかやりづらい。米国としては、日米韓の枠組みをできるだけ維持して、北朝鮮に対する梃子を動かしていきたいというところ。
2019/03/01 BS-TBS[報道1930]
東京国際大学・伊豆見元教授(VTR) 北朝鮮が目指す経済モデル・シンガポールは… 金正日が亡くなったあと、2013年から経済開発特別区を設定していて、今全部で22あるものの、外資が来ないためほとんど動いていない。韓国・文在寅は少なくとも50億ドルまでは(北朝鮮に)援助を出す準備があり、これから文在寅政権がどんどん経済特区に、そういう開発区に投資してゆくだろう。制裁解除によって韓国の投資が(北朝鮮に)入ってくることになる。
2019/03/01 BS-TBS[報道1930]
明海大学・小谷哲男准教授 米朝会談“物別れ”・韓国に大きな誤算 米国は韓国から聞いている話と実際北朝鮮と接してみた感じがどうも違うと感じており、韓国に対して猜疑心を持っていた。今回の非核化の話にしても韓国は北朝鮮が非核化するとトランプ大統領に事前にかなり言っていた可能性がある。フタをあけてみればそうではなかった。韓国は若干盛った形でメッセージを自分達に伝えているのではないかと米国は思っている。今回の米朝首脳会談の失敗であらためて韓国のメッセージは間違っていると考えただろう。
2019/03/01 BS-TBS[報道1930]
国際情報誌「フォーサイト」元編集長・堤伸輔 米朝“物別れ”の理由で対立・真相は… 北朝鮮特別代表・ビーガン氏が北朝鮮側に間違ったニュアンスを与えてしまった可能性がある。ビーガン氏の発言を見ているとヨンビョンのウラン濃縮施設とプルトニウム関連施設などの廃棄を非常に大きく見ていて、それを北朝鮮側がさらに大きくとらえてしまったことが失敗につながった。
2019/03/01 BS-TBS[報道1930]
明海大学・小谷哲男准教授 金正男の長男を救援した団体が臨時政府の立ち上げを発表 金正男が暗殺された時に各国の情報機関の間ではキムハンソルを頂点に新しい北朝鮮を作ろうとする動きがあった。それを警戒して金正恩が金正男を殺害し、息子のハンソルに自分に抵抗すれば殺すぞというメッセージを送ったのではないかといわれていた。金正恩の冷酷さを再び世の中に問うためにこういう動きが出たとみられる。
2019/03/01 BS-TBS[報道1930]
慶応義塾大学・西野純也教授 金正男の長男を救援した団体が臨時政府の立ち上げを発表 臨時政府の立ち上げの真意はわからないが、昨年から続いている朝鮮半島の緊張緩和ムードの中で、あたかも金正恩政権が平和友好的であるかのようなイメージが作られつつあるが、それに対する異議申し立ての意味あいが非常に強いとみられる。
2019/03/01 BS-TBS[報道1930]
コリアレポート編集長・辺真一 米朝・首脳会談“合意せず”ウラ側・食い違う主張…“北”緊急会見 トランプ大統領がもう一回会いましょうと言ったとしても金正恩委員長はもうそう簡単にはのってこないだろう。リヨンホ外相に同席したチェソンヒ外務次官が言った「今、金正恩委員長はもう米国との対話の意欲を失いつつある」という言葉にそれがにじみ出ている。今回は金正恩委員長の権威失墜にもつながりかねず、外交手腕が問われかねない恥辱を受けたという思いがあるとすればそう簡単に米朝対話再開というのはないだろう。
2019/03/01 日本テレビ[情報ライブ ミヤネ屋]
木村太郎 米朝・思惑にズレ?歴史的決裂・合意なし トランプはいろんな意味で内政的に行き詰っているだろうから金正恩側はここはねらい目だろうと読んだ。きれいな見出しが欲しいのでおそらくそれで妥協するだろうとにらんでわざとハードルを高くした。ところが事態は逆だった。米国ではトランプが変なディールをして帰ってくるのではないかという声の方が強かったため、トランプとしてはへたなディールはできなかった。そこを金正恩側は読み違えた。この後、特別列車にリヨンホや外務次官が乗っているかどうかが注目される。おそらく粛正され乗っていないのではないか。今回の決裂はトランプにとってはプラスになった。
2019/03/01 フジテレビ[直撃LIVEグッディ!]
毎日新聞部長委員・鈴木琢磨 <ひるトク!>急転・米朝会談事実上の決裂・北朝鮮・金党委員長の“誤算” 北朝鮮がすべての経済制裁を解除しろといってきたとはとても信じがたい。帰りの列車が平壌に直行するのか、どこかによるのかが注目される。中国・習近平国家主席は今こそ自分の出番だと思っている。
2019/03/01 TBSテレビ[ひるおび!]
コリアレポート・辺真一編集長 米国・トランプ大統領が求めた成果・米国内では… 金正恩委員長は新年の辞で「米国が一方的に要求を突き付け、制裁と圧力を継続するのならば我々としても新たな道を模索せざるをえない」と言っている。トランプ大統領は金正恩委員長が核実験もミサイル発射実験もやらないと約束したと言っているが、北朝鮮からするとそれは合意が前提の話。恐らく今回の結果に対する強い意思表示として、短距離ミサイル程度の発射実験はあるかもしれない。米国も名称や規模は縮小するが、今年の春夏の米韓合同軍事演習をやる。北朝鮮はミサイル発射実験はやらないと言っているがミサイル開発をやらないとは言っていない。
2019/03/01 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
元駐韓国大使・武藤正敏 米朝首脳会談・“物別れ”トップ会談・韓国の反応 文大統領は完全に当てが外れた思いだろう。韓国とすればケソン工業団地と金剛山の観光事業再開をしたいと思っていた。これは制裁を解除しなくてもできるとしきりに米国に訴えていた。それによって北朝鮮との関係改善を図り、金正恩委員長のソウル訪問を実現することで自らの支持率の回復を図っていた。これが決裂したことで全部ご破算になってしまった。
2019/03/01 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
コリアレポート・辺真一編集長 米朝首脳会談・“物別れ”トップ会談・韓国の反応 北朝鮮は原油を止められて450万バレルが50万バレルに落ちるなど相当に困っている。さらには食料危機に瀕している。そのためには外貨が必要だが、その獲得手段である石炭だとか水産物だとかが輸出できなくなっている。約10億ドル相当をなんとかしてもらわないと困るということで制裁解除を米国に求めたが「完全なる非核化をするまではだめだ」と断られた。完全なる非核化をするためには10年~30年かかる。これでは話にならないというのがあの金正恩委員長の憮然とした表情に表れている。
2019/03/01 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
明治大学政治経済学部教授・海野素央 米国・トランプ大統領が求めた成果・米国内では… 会見で同じ日の同じ時間にコーエン被告の公聴会を設定したペロシ下院議長に向けてトランプ大統領は不満をぶちまけた。トランプ大統領の計算としては米朝首脳会談を全米に生中継したかった。それをコーエン被告の公聴会にとられてしまった。選挙資金法違反の容疑がかけられていたのでそのダメージを米朝首脳会談で減らしたかった。このダメージを減らすために北朝鮮への非核化要求の水準が高くなっていった。北朝鮮側もトランプ大統領は傷ついているので完全な制裁解除を要求しても譲歩するかもしれないと誤った読みがあったため決裂した。
2019/03/01 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
双日総合研究チーフエコノミスト・吉崎達彦 2回目の米朝首脳会談・合意できず 今回の結果にはあまり驚かなかった。ディールメーカーとしてのトランプはぎりぎりまで決めない人。その場で自分で決めたい。今回はまさしくそのパターン。だめだと思えばその場で短縮して帰ってしまうというやり方でこれがトランプの美学。北朝鮮側は国内向けに格好がつかなくなった。
2019/03/01 BSジャパン[日経モーニングプラス]
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