【あの一言】
国債が暴落せず金利が低下傾向なのは?
みずほ総研チーフエコノミスト・高田創 日本銀行が国債発行量の100%に近い分を買っているので、力づくで抑えており官製相場という状況になっている。それに加え、グローバル的にも世界的な低金利。特にヨーロッパは史上最低金利になっている。米国も非常に低いところを打っているというような、世界的な状況も合わさっている。物価も原油価格も下がっているという点が大きい。消費税を先送りしたということもあるので、将来に向けた金利上昇に向けてマグマを溜めているという状況。CDSなど反応が若干出てきているものもあるので、日銀が大量に買って麻痺させているような状況の中で、猶予期間の中でいかに改革をできるか。その間でなにかしないといけないということ。
2014/12/19 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
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