【あの一言】
日朝協議を考える
日本総研国際戦略研究所・田中均理事長 拉致された人々がすべて生きているという結果報告を持ってきてほしいと我々は望むが、多分そうではない場合がある。そうすると日本の世論は沸騰し、それで非常に対決的なことになってしまう。北朝鮮にしてみれば、怖くて出せないというような意識がある。大事なのはそういう結果であったとしてもきちんと科学的に検証していくことで、そこで途切れるということはさせないで先に物事を進めていくことが北朝鮮から結果を早く引き出すひとつの手立てとしてある。
2014/11/01 テレビ東京[週刊ニュース新書]
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