【あの一言】
邦人救出どうする?
ニューズウィーク・竹田圭吾 軍事作戦で人質を救出できた例というのは実はほとんどない。自衛隊を邦人救出に活用するという議論自体がナンセンス。確率から言えばホームグロウンテロみたいなもので中東や欧米の都市で日本人が巻き込まれるケースの方がはるかに高いのでそれに対する予防措置をどうするかが重要。勝手にテロを起こす人間を防ぐ意味でも民生支援というか人道支援を行っていくべき。
2015/02/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
自民党・元防衛相・小野寺五典 今は法律の縛りがあるので自衛隊が海外にいる邦人の救出のための訓練をしていたとなったら国会で相当の議論と批判を浴びることになる。それを想定して訓練した瞬間におそらく自衛隊は何をやっているのかという批判をいろいろなところから受ける。お願いしたいのは(自衛隊が)できる範囲をしっかりと広げてもらい訓練をしっかりとしていく。できるかどうかは最後の判断になる。
2015/02/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
読売新聞・橋本五郎 例えば特殊部隊にしても、それが使えるかどうかは別にして少なくともそれはあるんだということを示しておかないといけない。
2015/02/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
民主党・大野元裕 国際法ではウィーン協定、領事権でしか国際法では自国民の保護は認めていない。日本の場合には、継続的で、組織的でない武力行使の場合には自衛権行使ができない。在外にいる日本人を救うために自衛権行使ができないという一貫した姿勢。これをどうするかということがまず一番必要。それからアルジェリアにしてもイラク、シリアにしても情報がほとんどない。特にアルジェリアは政府は一昨年アラビア語ができる人材をひとりも送っていない。こんな体制では実は部隊を入れるどころではない。その前の段階からもう一度見直さないといけない。今回の検証も含めてしっかりとたちあげて法制を考え、最後に能力という形を作らないといけない。
2015/02/07 日本テレビ[ウェークアップ!ぷらす]
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