ギリシャの債務危機が起きた時に南欧のいろんな国の国債の急落がおきて利回りが跳ね上がり、欧州の銀行信用不安に飛び火するのではないかという事が起きたためにバーゼル銀行監督委員会は銀行にとって今まで主要国の国債というのはリスクがない資産としていた扱いを国債もリスク資産だというふうな前提で、健全性重視で規制を強めようとしている。仮にこれを杓子定規におしつけると銀行が国債を売らなくてはいけない状態になり、金利上昇だとか、国債市場の不安定化につながりかねない。

2015/04/27　ＢＳジャパン[日経モーニングプラス]

主要国からなるバーゼル銀行監督委員会は国債の金利が突然上昇して損失が出ても、経営に影響が出ないようにする新たな規制を来年にもまとめる。住宅ローンも対象となる。

2015/04/27　ＢＳジャパン[日経モーニングプラス]