【あの一言】
緊張する!?東シナ海・日本の領海に中国軍艦が侵入
エコノミスト・伊藤洋一 習近平がオバマと会った時、太平洋を右と左で管轄したらどうかと言った。南シナ海でのやり方を見ていると中国は中国共産党の論理で太平洋を半分くらい取れると考え、布石を徐々に打っているように見える。
2016/06/19 BS朝日[いま世界は]
キヤノングローバル戦略研究所・宮家邦彦 2001年から中国側は米国と日本の活動に対してテストしている。これまでは軍艦はあまり出さないで沿岸警備隊のレベルでやってきたが、最近、軍艦を使うケースが目立って出てきた。
2016/06/19 BS朝日[いま世界は]
東京財団研究員・小原凡司 領海への侵入は無害通航であればまったく問題はないが、問題は今回の前9日に中国のフリゲート艦が日本の尖閣の接続水域に入った。尖閣は日本が領有しているにも関らず中国はそこに軍事力を持ってきた。それに引き続いて領海に入られたということで、警戒心を高めたということ。
2016/06/19 BS朝日[いま世界は]
拓殖大学教授・富坂聰 9日と15日は分けて考えないといけない。共産党の指示というものが背景にあるのか。それとも軍上層部の指示なのか、現場の技術的なものなのかなどの選択肢がある。気になるのは9日で、昨年から日本は人民解放軍の船がすごく近づいてきているということはずっと感じていた。そうした圧力がある中で今回のように飛び超えてきているのである程度のメッセージがあるとみていい。中国は有害な通航を2004年にしたことがある。
2016/06/19 BS朝日[いま世界は]
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