【あの一言】
公開激論!第2部・徹底検証!日本の民主主義と安倍政権
ジャーナリスト・田原総一朗 今から20年前、東條英機の家に取材に行った。家族の方が東條英機に送られてきていた何百通もの国民からの手紙を見せてくれた。東條さんが首相になって戦争をするまでの間に来た手紙だったが、意気地なしとか卑怯者とか馬鹿とか早く戦争しろと煽る手紙ばかり来ていた。
2016/08/06 BS朝日[激論!クロスファイア]
批評家・東浩紀 民主主義という理想はフランス革命以降あるが、みんなが情報を持ち、情報を発信できるという状態が本当の意味で出現したのはごく最近のこと。ネットの出現で民主主義の理想が世界中で実現した。その結果、トランプだったり、EU離脱の運動だったり、ポピュリズムが出現した。民主主義の本質は数であり、結局、金を使って動員した人が勝つ。そういう意味で民主主義は資本主義と親和性が高い。特に国民投票はそう。日本でもそう。護憲派、改憲派がたぶんすごい勢いでお金を使ったキャンペーンをやってくる。そうしたらみんな頭が飽和状態になってわからなくなる。
2016/08/06 BS朝日[激論!クロスファイア]
漫画家・小林よしのり フランス革命の最中、次々と反対者をギロチンで殺していく。英国から見ると野蛮な革命だった。自由、平等、同胞愛の『同胞愛』は国民国家のことで同胞を守るということ。自分達以外は敵だから殺していい。だからフランスの国歌はとにかく皆殺しにしろという一番世界で過激な歌。それがオリンピックなどで歌われている。一方で自由の概念を推し進めると米国になる。平等を推し進めると中国やソビエト連邦になる。
2016/08/06 BS朝日[激論!クロスファイア]
|