【あの一言】
尖閣諸島沖の緊張と行方・中国船“領海侵入”の狙い
東海大学教養学部国際学科教授・金慶珠 誰が見ても政治的行為。仲裁裁判所に対する日本の反応が一番大きかった。国際舞台で米国よりも強く中国に対して、法を順守するよう明確に明言したことに対する嫌がらせ。
2016/08/10 BSフジ[プライムニュース]
国際政治学者・三浦瑠麗 中国は船隊を組んで移動しているので、外形的に見ると威力偵察のレベル。中国の主張はあるだろうが、同時に日本は(尖閣を)実効支配していて日本の領土だと言っているので、中国側は日本から見た時に威力偵察と見られる行為をあえてリスクを犯してやっている。その意図は嫌がらせであり、かつ軍事的にエスカレーションさせている。何故嫌がらせをするのかというと、日本が南シナ海問題に首を突っ込んでるからだと言いたいのだろうが、問題はどこがゴールなのかというところが見えないこと。尖閣に上陸したら戦争になりかねない。軍事紛争に繋がりかねない外交を国内的に政治利用するのは非常に危険。こんな事を普通の国がやれば絶対にそのまま捨て置かれることはない。
2016/08/10 BSフジ[プライムニュース]
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