【あの一言】
好調な対米貿易・トランプ政権の矛先・どうかわす
みずほ総研チーフエコノミスト・高田創 為替のところで円高の不安が出てきた。対米貿易黒字は日本の輸出が増えている部分があり、特に自動車関係が大きい。そこは日本にとっては安定な部分。(米国の対日貿易赤字については)昔からほとんど変わっていない。1980年代、90年代前半までは貿易摩擦は非常に強く、赤字といえば日本だった。今は、圧倒的に中国。それからドイツ、メキシコが続く。日本は為替のところで人質に取られて影響を受けやすい部分があり、円高で脅されやすいような状況。昔からのトラウマがある。(品目は)自動車のところが大きい。一番儲けている部分はある。そういう意味では目を付けられやすい。
2017/03/22 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
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