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【あの一言】

緊張続く北朝鮮情勢・事態打開の糸口はあるか
マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
最初はどうなるかと思ったが見方が変わってきた。トランプ大統領のまわりには素晴らしい人たちがついてきている。ティラーソン国務長官、マティス国防長官、マクマスター安全保障担当大統領補佐官、ウィルバーロス、ジャレッドクシュナーの5人は歴代の米国のどの政権よりも強力なチーム。ワインバーガーやシュルツ以上のチームといえる。クシュナーは非常に頭が切れる人で、彼がホワイトハウスの真ん中に陣取っている。彼らが大統領の過激なところを抑え込みバランスのある方向にトランプ大統領をもって行っている。彼らの外交政策は安心して見ていられる。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

東京財団研究員・小原凡司
中国は北朝鮮に足元を見られている感覚がずっとある。北朝鮮が中国の言うことを聞かなかったのは、中国の緩衝材として必要とされている認識を持っているということ。中国も北朝鮮の暴発を恐れて強く締め上げなかった。米国の軍事力行使まで中国は視野に入れた上で、その後どうなるかまで考えている。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

早稲田大学教授・リージョンウォン
これまでの対話の模索、米朝交渉は失敗ではあるが、米朝交渉が続いたり枠組みがある間は(核を)遅らせたのは事実。トランプ政権は全力投球で何らかの結果を見出そうとしている。北の核をすぐ放棄させるのでは難しいので、まずは止める、その後いかに減らしていくか、減らすプロセスをいかに短くするかの知恵の勝負。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
米国は今まで本気ではなかった。北朝鮮は94年からノドンミサイルで日本を完全にカバーしていたが、米国の本気度はいまひとつだった。今、自分達のところに届くICBMの開発をしそうだというので慌ててきている。仮に交渉でICBMの開発をやめる代わりに今まで持っている核弾頭はそのままにしていいということになると、日本と米国の間が分断される恰好になる。そういうことがないように拉致問題も含めて、日本は米国に同盟国の利益は自分達の利益だということを守らせるようにやっていくべき。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

東京財団研究員・小原凡司
中国は軍事衝突が起こると困る。中国の軍事力は米国に、はるかに及ばない。軍事的ゲームが始まるとロシアが入ってくる。6者協議はロシアが北東アジアにおいて唯一恒常的に安全保障問題に関われる枠組みのため、6者協議を推す。中国としてはロシアの影響が強くなることも好ましくないと思っている。米朝が2国間でやってくれることが好ましい。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

マサチューセッツ工科大学シニアフェロー・元外交官・岡本行夫
中国は国内政治が1番大事だが、対外関係では米国が1番大切。トランプ政権はなかなかしたたかなところがあり、最初に中国に圧力をかけ、中国は米国に相当利用されやすい立場になっていて、北朝鮮がどこまで中国の圧力に耐えられるかの我慢比べになっている。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

東京財団研究員・小原凡司
中国にとって今1番大事なのは国内政治。中国共産党第19回全国代表大会は習近平国家主席が権力を掌握できるか、今後もこの地位に居続けられるかどうかが決まる大会。本音は何も起こらないのが1番良い。それまでは中国が主導的に何かをすることはない。緩衝材としての北朝鮮は金正恩委員長が最高指導者でなくても構わないと中国は考えている。金委員長がかえってお荷物になっているという認識が中国にはある。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
中国企業が北朝鮮の取引のパートナーになっている。そこに制裁を加える時には中国の了解が必要。そのために(トランプ政権が)圧力を加えることはある。中国やロシアとの関係を強化していく中において、中国との間には貿易問題や南シナ海の問題がある。ロシアとはクリミアやシリアをめぐる対立がある。どこまで目をつぶるかは米国の国内的な問題でもあるので難しい点もある。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

慶應義塾大学教授・渡辺靖
米国の圧力は功を奏している。この状況の出口がどこなのかがポイント。米朝間の対話が実現したとしても、従来の瀬戸際外交の繰り返しに舞い戻るのではないか。米国がこの先使えるカードはそう多くなく、いかに中国やロシアに働きかけていくかが重要。
2017/05/07 NHK総合[日曜討論]

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