【あの一言】
来年の冬季五輪・南北共催の可能性は?
笹川平和財団特任研究員・小原凡司 中国の経済的制裁といえる動きは韓国経済に大きな影響を与えている。一方、北朝鮮が暴れると、米軍が来て韓国軍がミサイルを持つことになる。
2017/06/25 BS朝日[いま世界は]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一 パククネ大統領問題により、朝鮮半島南側に戦略的空白ができ、東アジア情勢が不安定化した。ムンジェイン大統領に託された責務は大きい。
2017/06/25 BS朝日[いま世界は]
共同通信社編集委員・磐村和哉 ムンジェイン大統領が米中で板挟みになる状況が見え始めている。米国に向けて米韓合同軍事演習の縮小や、THAAD運用の先延ばしを提案しながら、中国にもいい顔をしなければならない。
2017/06/25 BS朝日[いま世界は]
タレント・パックン 特に男子学生の死亡直後にこういう話が出ると、少なくともIOCはこれに賛成しているのかという非常に大きな疑問が浮かぶ。観光客の1人を死なせるような国で五輪を開催させてもいいのかという議論が過熱する。ムンジェイン政権にとって大きなチャンスではあるが、五輪を利用すべきではない。
2017/06/25 BS朝日[いま世界は]
笹川平和財団特任研究員・小原凡司 米国でも今年中には北朝鮮がICBMの発射実験が行えるのではないかという分析が主流。新しいエンジンの実験は2016年4月に煙の色が変わり、新しい燃料を使ったのではないかという大きな変化があった。今年3月にもう1度行っていてメインエンジンに4機の補助エンジンを付けさらに推力が大きくなった。どんどん間隔が縮小してきていて、完成に近づいているのではないかとみられている。この段階で北朝鮮が核や弾道ミサイルを放棄できるのかは疑問。
2017/06/25 BS朝日[いま世界は]
外交ジャーナリスト・手嶋龍一 ムンジェイン大統領は国防力を背景にした交渉も必要と言いながら、実はこの段階で五輪共同開催などの話をしている。国防力よりさらに重要なのは北の核ミサイル開発に対し国際社会の意向を踏まえて毅然として対応すること。共同開催ということになると北に対して誤ったメッセージを送ってしまう。国際社会は到底受け入れるべきではない。
2017/06/25 BS朝日[いま世界は]
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