【あの一言】
中国特使と面会せず・金正恩委員長の思惑とは?核・ミサイル開発続行か
テレビ朝日コメンテーター・川村晃司 中国も北朝鮮もお互いカードを読み切った上での今回の特使の訪朝だった。これだけの格下の人間が特使として親書をもって行ってもおそらく金正恩には会えないだろうと中国も思っていた。チェリョンヘが私が親書を預かりましょうと言った時に、特使は親書を差し出すほかなかったし、北朝鮮側としても会わないというメッセージを中国に出すことができた。北朝鮮は是が非でも米国と直接交渉をしたい。中国もこれは米朝の問題だが、自分たちもやるべきことはやったということを見せるという意味があったし、12月17日の金正日総書記の命日前後に何かをやるということを中国側は止めることはできないという意味合いもあっただろう。
2017/11/27 テレビ朝日[ワイドスクランブル]
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