【あの一言】
金正恩「腹の内」は・元高官語る“譲れぬ一線”
ジャーナリスト・後藤謙次 日本政府は南北会談を北朝鮮の時間稼ぎとみている。会談に条件をつけず、南北会談に即応じてしまい、会談の前に米韓軍事演習の延期を決めてしまった韓国政府に日本政府は苛立ちを感じている。条件を何も取らずに入ってしまった。今度は北朝鮮が平昌五輪に出てやるという態度で対談そのものが北朝鮮ペースになっている。外交能力が北朝鮮の方がはるかに上なのではないかというのが日本政府の分析。この先、日本としてはずるずる南北会談をひきのばされることを警戒しているが、結局この会談が終わった後には米国が再び厳しい対応に出て、米韓合同軍事演習も予想され、北朝鮮もICBMを準備していることが予想され結局融和はこの段階で終わってしまうとみている。
2018/01/14 テレビ朝日[サンデーステーション]
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