【あの一言】
日中経済WinWinの関係は?13億人市場に挑む「日本式」
富士通総研主席研究員・静岡県立大学特任教授・柯隆 水質改善は日本はすでにやり始めている。中国の大気汚染の一番の原因は車ではなく石炭を燃やしているから。中国のエネルギー構成は石炭の割合は全体の67%。しかも中国の石炭は硫黄分が多い。日本の優れた技術に石炭をガス化してガスを燃やすというのがある。集中してガス化することでクリーンなエネルギーになる。この技術を日本が確立している。水の話でなぜ日本が優れているかといえばフィルターの炭素繊維を作る日本の素材産業の技術。これが世界でドイツと並び優れている。これらの技術をまとめて供与していいのかどうかを日本は迷っている。供与賛成派は中国から有害物質がとんでこなくなるから良しとするが反対派は日本の技術が中国にとられてしまうと危惧している。
2018/01/15 BSフジ[プライムニュース]
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