【あの一言】
慶応義塾大学総合政策学部教授・中山俊宏
慶応義塾大学総合政策学部教授・中山俊宏 1年目のトランプ外交は比較的安定していた。TPPからの離脱などもあったが、それなりに様々な人達のいう事を聞いていた。ティラーソン国務長官を受け入れてトランプ流を封印していたが、2年目に入ってトランプ流が本格化した。ポンペオ国務長官の役割を見ていても、米朝合意のプロデューサーに徹している。経済ナショナリズムが今中心にきていて、車の話が出て来ると日本も相当きつくなる。財界からも日本政府に対して圧力がかかってくるだろう。安倍総理とトランプ大統領の個人的な信頼だけではもうもたない場面がこれから出てくるのではないか。
2018/07/17 BSフジ[プライムニュース]
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