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2024年04月24日(水)
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【あの一言】
停滞気味の中国経済・大丈夫?
ソニーフィナンシャルホールディングスシニアアナリスト・石川久美子
米国に為替操作国認定されて元安を大っぴらに批判されてしまうことが中国にとっては一番、嫌な動き。もっと中国が嫌なのはトランプ大統領が中国が元安誘導するのであれば、こちらもドル安誘導するという形で通貨安戦争になること。
2018/08/25 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

第一生命経済研究所主席エコノミスト・西濱徹
中国が警戒しているのは2015年に起きたチャイナショックの再来。株安が進む中で人民元の切り下げみたいなことが動いてしまうと、そこからまたキャピタルフライトが起きてしまう。チャイナショックの時、中国当局は為替介入をするなどして無理やり抑え込んだ。ただ、人民元はそもそも管理変動相場制の中にあるため、基準値をどこに設定するかは当局の意図になる。それにより日々調整をしている。自分から人民元を切り下げにいく手段は取らないだろう。
2018/08/25 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

東京財団政策研究所主席研究員・柯隆
中国経済が完全に壊れそうになってきている。国内で採用問題、社会保障制度が整備されておらず、格差拡大と不満が高まっている。これから中国に限らず、アジア、世界全体に混乱が広がっていく可能性がある。いろんな意味で中国は米国に妥協したいが、なかなかそれは難しい。弱腰を見せれば、共産党が批判されることにもつながる。貿易戦争が始まってから中国ではすでに大きな会社が2社倒産しているが、これからどんどんこういう倒産が出てくる。
2018/08/25 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

経済アナリスト・ジョセフクラフト
今の状況はトランプ大統領の思うつぼだろう。中国や、トルコが痛むことによって米国にひれ伏すだろうと考えている。トランプの言動を見ればその意図がわかる。FRB・パウエル議長に対して金利を上げるなとトランプは言っている。要は自分達の経済が強いから、こっちが優位にあり、貿易問題が片付くまではそれに水を差すようなことはするなということ。貿易戦争の落としどころは政治的面子を保ちながら、どこかの時点で落としどころを見つけられるかどうかで、おそらくそれは中間選挙の後になるだろう。
2018/08/25 BSジャパン[日経プラス10サタデー ニュースの疑問]

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