【あの一言】
米中&日米…貿易摩擦の行方・両国の思惑に日本の対応は
神田外語大学教授・興梠一郎 米中貿易摩擦という言葉は使わない。起きていることはそんな生ぬるいものではない。昨年12月の国家安全戦略レポートを熟読すれば米国が本気でロシアと中国を名指しし脅威と感じていることがわかる。北朝鮮も同時に締めあげると中国とくっついてしまうので、トランプ大統領が金委員長を引き付けているのは中国を最大の脅威と限定したということ。北朝鮮や日本という周辺の国を中国からひっぱがして中国を孤立させたい、それを着々と進めている。
2018/09/12 BSフジ[プライムニュース]
神田外語大学教授・興梠一郎 米国の中国に対する態度は物を買ってくれて赤字を減らしてくれればいいというものではもはやない。米国はこのまま中国を放っておけば米国のテクノロジーを手に入れて軍事、経済、外交の大国になり、かつてのソ連以上のとんでもない国になると本気で思っている。これまでの中国は米国をなめていた。
2018/09/12 BSフジ[プライムニュース]
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