【あの一言】
週刊ポスト韓国特集で謝罪「配慮に欠けた」
玉川徹 大分前から嫌韓本が売れている。そういう本はある一定の数売れる。一番売れて50万部ぐらい。それぐらい売れると今、出版不況なので出版社としては大変ありがたいことなので、いい本を作る同じ編集者がヘイト本も作っているという状況が生まれている。売れれば会社的には喜ばれる。今回テレビがその流れに乗ってきた。テレビは出版と数のけたが違う。雑誌とか本が何十万部なのに対し、テレビでは何百万部ということになる。ケタが一個上がっている背景には今回の政府間の対立とかがあり、ニュースでもそういうことが流れてくるベースとして6割ぐらいの人が日本政府の対応が正しいという世論の流れがある。今度はテレビがその多数派に寄せてきている。ここで欠陥が出てくるようなことがあると、それをさらに志が低い番組がどんどん煽っていく。その先に何があるんだということを真剣に考えるべき時が来ている。
2019/09/03 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
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