【あの一言】
米中対立に緩和の兆し?
日本経済新聞編集委員・滝田洋一 米中は緊張と緩和の間を行き来している。それを図るバロメーターとして、人民元の相場に注目したい。米国と中国の経済が減速する懸念がある。IMFの指摘もあったこともあるが、米国も中国も自分へのはね返りをちょっと考え始めたため、暫定的に合意することは十分考えられる。一方で、産業補助金の問題、産業構造を巡る問題はなかなか難しく、その意味で、今後もまた緊張と緩和を行ったり来たりするのではないか。
2019/09/13 テレビ東京[ワールドビジネスサテライト]
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