【あの一言】
<ニュースの核心に迫る!“時事論考”>日韓泥沼化…問われる政治・田中均が読み解く深層
国際戦略研究所理事長・田中均 日本の国益と米国の国益は必ずしも一致しない。日本自身がある程度パイプをもって交渉していかないと、日本の利益を他国は守ってくれない。日本自身の努力によって守る必要があるということ。
2019/09/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
朝日新聞編集委員・牧野愛博 トランプ大統領は非核化よりも米朝関係の維持で頭がいっぱい。明らかに日本の国益とずれている。日本も独自に刺さっていかなきゃいけない。そのためにどうするか。北朝鮮は日本に対して政治的なインタレストは全くない。やるのであれば北朝鮮の人は実利というものを非常に喜ぶので、経済的なアプローチをとって将来の北朝鮮の発展に向けて意見交換をしましょうと言うべき。そうするとそのバックにいるひとたちを通じてトップにつないでもらい、そこから会談にもっていく。ただそこでは核の問題とか拉致問題は解決できないので連絡事務所を作ることで一歩進めてそこから初めて交渉を進めていくアプローチなどが考えられる。
2019/09/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
国際戦略研究所理事長・田中均 トランプ大統領がもし平壌に行けば、完全なる非核化の詳細を描くような大きな合意はできないが、物事が結構前に進んでいく可能性はある。その第一歩的なスモールパッケージみたいな合意がされる可能性があり、そういう意味からいえば日本は国内向けのステートメントだけをやっていては後れをとってしまう時期に来ている。
2019/09/29 BS朝日[BS朝日 日曜スクープ]
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