【あの一言】
3人の元防衛相にきく・中国軍事パレードの「照準」
元防衛相・自民党安保調査会顧問・中谷元 米国に向けて、特に米中貿易問題に安全保障まで絡んできているので、いかなる事があっても安全保障において中国は揺るがないということを軍事パレードで示す必要があった。DF-17極超音速滑空体ミサイルは2000km飛び、グアム、台湾、日本においては新たな脅威になるが、いずれも米国軍基地があるので米国に対する抑止、威圧という局面が多かった。
2019/10/10 BSフジ[プライムニュース]
元防衛相・拓殖大学総長・森本敏 習近平国家主席は中国共産党一党独裁のもとで強権を自分で発動しながら統治し、2050年頃までに米国を追い抜いて世界最強の国になるという目標を中国人民に示すことによって人民を引っ張っていこうとしている。米国の発展を食い止め米国の発展そのものを中国が妨害していくためにどういう兵器体系を持つべきなのかということを国民に示すことが今回の軍事パレードの目標だった。最も注目すべき兵器はDF-41というICBM。それとDF-17極超音速滑空体ミサイル。さらには非常に多数の無人機で、これら3つが重要な中国の戦略兵器、戦術兵器、新しい兵器となる。
2019/10/10 BSフジ[プライムニュース]
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