【あの一言】
<1週間ふりかえり>5日(水)中国経済と習近平国家主席の求心力
キヤノングローバル戦略研究所・研究主幹・瀬口清之 2003年のSARSの頃と比べ、今の中国は完全に内需主導型になっている。だから外への影響の割合に比べると中に影響が残る割合が、圧倒的に多くなっている。海外の企業も中国の国内向けの需要がガタンと落ちるので、その影響を受ける方が大きい。このようになった時には、今年の成長率は意味がない。どれだけ皆の雇用が安心し、どれだけ皆の生活が元に戻るかにかっている。
2020/02/07 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
東京財団政策研究所・主席研究員・柯隆 世界経済は中国への依存度が、はるかに高くなっている。産業のサプライチェーンが途切れてしまっている。中国経済の規模は拡大しているが、地方、小レベルの政府のリスクマネジメント能力は、ものすごく弱い。そのため今、中国ではパニックに陥っている。
2020/02/07 BS11[報道ライブ インサイドOUT]
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