【あの一言】
米中対立激化・新型コロナとWHO
福山大学客員教授・田中秀征 今の(テドロス)事務局長になって、急激にWHOは、いわゆる中国寄りになってきた。今回のWHO総会で一番関心を持ったのは検証の問題。どこから発生し、どういう感染経路をたどったのか。この2つをなるべく早く調べ、検証したほうが皆にとって次の対策を打つために必要。これに対し非常にWHOは慎重。米国やオーストラリアは逆に強硬すぎたが、結局、EUが言い出したため、中国もやらざるを得なくなり、その決議案は通ったが、中国は終息後に検証するというようなことを言っている。中国は自分達のことを隠蔽し、それに対しWHOが同調しているというふうに疑わざるをえない。中国には初動の遅れとか情報操作、隠蔽などが表沙汰になっては困るという部分がある。
2020/05/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
東洋大学教授・横江公美 WHOが政治的利用されてはいけない。現在は中国の政治利用の場になっている。トランプ大統領の言い方には問題があるが、言っていることに納得してしまうような問題がWHOにはある。先日、カナダ出身の(WHO)研究員が台湾のことについて聞かれて10秒間黙ってしまって答えないというようなことがあった。
2020/05/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
岡田晴恵 今年の冬はインフルエンザとコロナがダブルで流行る可能性がある。政府には国民のために今年は多めのインフルエンザワクチンを用意していただきたい。オーストラリアではインフルエンザのワクチンを増量して1か月前倒しで打っている。
2020/05/24 TBSテレビ[サンデーモーニング]
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