【あの一言】
警戒・新型コロナ・いまとるべき対策を専門家が大激論
元厚生労働省医系技官・木村もりよ 効果的なワクチンというのは感染症を根絶できる。その成功例というのが人類史上、天然痘ひとつしかない。それだけワクチンというのは難しい。
2020/08/09 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
医療ガバナンス研究所理事長・上昌広 英国はまだ第3相治験をやっている最中で明けないとわからない。日本政府が契約したワクチンがどうなるかはわからない。ただワクチンの購入権を買ったということ。やらなきゃ入ってこないので国として絶対にやらないといけない。
2020/08/09 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
医療ガバナンス研究所理事長・上昌広 世界の専門家はワクチンができない可能性がかなり高いと考えている。第3相治験といって打った人が本当に発病しないか確かめないといけない。今回のはDNA、RNAを使った新しい技術だが、3相治験で失敗した事例は山ほどある。第1相治験は安全性、第2相治験は有効性、第3相治験は本当に発病しないかを最終確認するためのもので何千人、何万人に打つ。
2020/08/09 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
医療ガバナンス研究所理事長・上昌広 問題だと思うのは専門家会議の方がやめてくれと言ったのは世界ではPCR検査をして陰性の場合は活動しましょうという流れ。だからPCR検査をやればよい。例えばメジャーリーグは24時間で2回陰性の場合は復帰を認めている。やり方はいくらでもあって世界ではやっている。どっちを取りますかというのは国民の皆さんが決めること。科学で本当に世界中が試行錯誤していることを専門家会議がまったく提示していない。
2020/08/09 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
元厚生労働省医系技官・木村もりよ PCRを望む人すべてにやったところで全く意味がない。それは治療法でもないし、無作為に選んで定期的に行わない限りどの程度感染が広がっているのかはわからない。一定程度の人が免疫を持つか有効なワクチンができない限りは感染症は収束しない。感染は絶対におさえこめない。
2020/08/09 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
医療ガバナンス研究所理事長・上昌広 感染している地域できっちり検査をしてそこを封じ込めればよい。今、日本では、どこにどれだけ患者がいるのかがわかっていない。全体をシャットダウンするのは、やるのは簡単だが、被害が大きいのでもう少しきめ細かい対応が必要。ローカルに地域を区切って感染しているところに行うべき。東京であれば新宿をやればよい。
2020/08/09 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
インターパーク倉持呼吸器内科院長・倉持仁 緊急事態宣言を出す基準がはっきりと示されていない。それを医療に負担をかけさせようとしているところが非常に問題。医療従事者がダメージを受けてから、医療崩壊が起きてから緊急事態宣言を出すみたいな雰囲気になっている。これは現場の医師からするとそのやり方はやめていただきたい。そうなる前に強い方法で対応してもらいたい。
2020/08/09 テレビ朝日[ビートたけしのTVタックル]
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