【あの一言】
難局・リーダーに求められるものは
ジャーナリスト・後藤謙次 こういう危機の時のリーダーとして何が必要かと言えば国民に力と勇気を与えること。そのためには現実を直視し、事実をありのままに国民にきちっと伝え、その上で自分はこの国、この社会をこうしていきたいんだということをきちっと説明して説得をすることが必要。すべての結果責任は自分が負うのだということを明確に自分の言葉で語る必要がある。安倍総理には残念ながらそこの部分がなかった。結果として日本は死亡者の数が少ないとか、結果は良いが、姿勢を問われてしまう。安倍総理の頭の中に今は有事で戦争状態なんだという認識に欠けている。そこが根本的な問題である。
2020/08/23 テレビ朝日[サンデーステーション]
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