【あの一言】
<そもそも総研>むすび・特効薬の開発レースも世界中で加速
玉川徹 モノクローナル抗体は決定打になりうる。というのもワクチンにはどうしても副反応の問題があるから。例えば英国の製薬会社が作っているワクチンも同時にアセトアミノフェンというのをかなり高容量飲んでやっと副反応を抑えている。それから免疫がどの程度続くのかという問題もある。7割ぐらいに効くということで初めてワクチンは認可されるが、今、米国では5割ぐらいでいいんじゃないかという話で進んでいたりして、なかなかこれだというワクチンが見えない状況。モノクローナル抗体は治った人から採ってきた抗体を人工的に増やすということなので、原理的には効くし、副作用も少ない。今、世界中が開発をやっている。臨床試験に入っているものは19件。そのうち第3相試験は5件。
2020/09/03 テレビ朝日[羽鳥慎一モーニングショー]
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