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スペシャル あの一言
2024年04月19日(金)
最新TV速報
【あの一言】
中島岳志の発言まとめ
<風をよむ>~“「リベラル」は今…”~
ヨーロッパが日本の江戸時代の初期くらいに三十年戦争という大きな戦争を繰り返していて、これが終わった時に価値観によってこんな血みどろの争いをするのはやめておこうと、他者に対して自分とは異なる考えを持った人がいたとしても寛容になろうと、そういう寛容の精神としてリベラルは生まれてきた。自分自身の考えは他者からは干渉されない自由というものになっていく。
2017/10/08 TBSテレビ[サンデーモーニング]

~“共謀罪”の行方~
忖度社会、それがやってくる可能性が非常に高い、監視の対象にされるのではないか、だったらやめておこうという社会になりかねない、権力の側からすると、権力に対してたてつくな、とか言わなくても勝手にみんなが忖度してそういうことを控えるようになる、権力者にとって都合よい社会になっていく。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]

トランプ・外国首脳と初の会談・お互いの印象は
トランプは、米国の利益を最大化するための取引きをしてくるだろう。日本は戦後70年、ずっと米国の駐留というものをベースにして防衛対策、安全保障というものを考えて来た。中長期的に考えれば、ずっと米国がいてくれるというわけでもなく、そういう事態に備える意識を持つと武器の購入ということになるが、世界で一番武器の輸出をしている国はダントツで米国。安倍内閣になってからも日本は大量の武器を買い続けていて、それが拡大してきている。これがさらに拡大していく可能性が考えられる。すると米国は2つの利益を同時に得ることができる。つまり思いやり予算を日本が増やしてくれると同時にマーケットで米国の武器を買ってくれる。こういう米国の利益の最大化というディールに日本がどう対応するのかが問われてくる。
2016/11/18 テレビ朝日[報道ステーション]

核禁止条約で議論大詰め・国連で問われる日本の姿勢
哲学者・カントは理念には統整的理念と構成的理念の2種類があると言っている。統整的理念は実現が難しい高い次元の目標。構成的理念は日常的で現実的な目標。統整的理念にあたるのが核を一切なくしましょうというもの。様々な国の思惑があり難しいし技術は残ってしまう。統整的理念と構成的理念は対立しているようにみえるが2つがセットになっていないとしっかりと動いていかない。
2016/08/19 テレビ朝日[報道ステーション]

徹底検証!日本のリベラルに明日はあるか!?
トランプ現象に見られるように、米国側から手をひかれたときに日本人がパニックになってしまうことを危惧する。日本は戦後70年間、米国がいるということを前提に様々なことを考えてきた。これがなくなった時の強烈な不安というのがはねかえりとして強烈な愛国主義とかにつながる可能性はある。
2016/06/18 BS朝日[激論!クロスファイア]

徹底検証!日本のリベラルに明日はあるか!?
保守という考え方の根本にはフランス革命の時に革命に反対するエドマンドバークという人が唱えたところから始まる。その時にはフランス革命を進めている人は人間の理性を絶対視し過ぎている。それによって理想的な社会を作っていけると信じているが人間の能力には限界がある。人間は間違いうる存在であると。そういうものを直視しようというところから始まっている。理性を超えたものとして伝統や慣習とか良識のようなものを大切にして徐々に変えていこうというのが保守思想。どうも安倍内閣の色々なものの進め方というのは自分たちは正しい、色々な所で議論しないなど、決定プロセスが保守の考える人間観からずれているのではないか。
2016/06/18 BS朝日[激論!クロスファイア]

エリザベス女王と馬車に・習主席”おもてなし”のワケは
英国は原発建設の遅れや財政難などでストップした公共事業を、中国に補てん、投資してもらいたい思惑がある。英国はAIIB参加表明も早かった。中国は人民元の国際化、ビジネスチャンスの思惑と、ヨーロッパ諸国の中国に対する懸念を英国に接近して取り込みたい思惑がある。しかし英国が全面的に中国を歓迎しているわけではない。人権問題を懸念しチャールズ皇太子が晩餐会を欠席。キャメロン首相は保守党の党首で、中国の現体制に対して批判的。
2015/10/21 テレビ朝日[報道ステーション]

中国GDP・+7.0%に減速・年間目標ぎりぎりで達成
中国の内需が冷え込んでいてこれをカバーするためAIIBアジアインフラ投資銀行を設置した。これと一緒に全人代では看板政策として“一帯一路”を習近平主席を中心に唱えていて、シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロードの両輪でアジアにおけるインフラ整備を中国主導で行う狙いがある。これは米国に対するけん制の面が強く、米国と日本の間に切れ込みを入れたい狙いも透けて見える。日本は外務省を通じて“自由と繁栄の弧”という外交ビジョンを出している。民主主義、人権、法の支配といった普遍的価値を享有する国と連帯することで実質的に中国包囲網を作っていく政策。日本、米国、オーストラリア、インドを基軸としている。麻生政権時からこの話はしている。インドとオーストラリアはAIIBに加盟した。日本の日米安保だけを基軸としてやっていくことが正しいのかなどを検討する重要な時期に来ている。
2015/04/15 テレビ朝日[報道ステーション]

円安加速…120円台に「サケ」から見た師走の家計
円安にはプラスマイナスがあるが、今はマイナスの面が出てきている。不思議なことに輸出企業の輸出全体の総量はあまり増えていない。これはどういうことかというと円換算したときの輸出価格が上がっているだけで、全体の量は増えていない。結局のところ国民のところに利益が還元されず生産も増えていない。雇用も非正規は増えているが全体としては増えていないし、投資も増えていない。なんで企業はこんなに利益を上げているのに投資をしないのかという問題があるが、おそらく企業が安定した未来像がなかなか描きにくいというのが大きな問題。
2014/12/05 テレビ朝日[報道ステーション]

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