テレビプレス
テレビ放送全番組をリアルタイムで抄録
【あの一言】

寺島実郎の発言まとめ
<風をよむ>日本の“核”意識
核兵器禁止条約に日本が入らなかったことが世界に衝撃を与えている。核の保有も使用も憲法違反ではないとしており、ここに踏み込んだことは憲法に対する解釈改憲以外の何物でもない。日本が常に発信すべきなのは核を持たない決意。どんなに持てる基盤があっても持たないということを日本外交の基軸の理念として掲げなければ、国際社会に働きかけていくボトムラインができあがらない。核兵器のない世界を目指す時にはまず自分達が核を持たないというところから話を出発させないといけない。
2017/08/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]

現役の政治局員を拘束・党大会に向け権力闘争
中国は常に権力闘争の国。習近平の毛沢東化に注目すべきで、ものすごい勢いで党の中核、核心との言葉を使い、毛沢東のように自分を神格化していこうとしている。習には文化大革命といわれた時代に7年間も農村に下方されていたという体験があり、すごく泥臭い人間。そういう形で自らを毛沢東化していこうというところに突き進んでいっている。長い目で見れば中国は民主化という流れに舵を切るべきだが、こういう形で党の支配だとか、個人の神格化という方向に行っているところに中国の危うさがある。
2017/08/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]

籠池前理事長と妻逮捕・内閣改造で支持率は
我々はこれまで官邸主導政治の限界を見てきた。2013年に内閣法を改定してから、各省庁の人事を官邸が握り、森友や加計の問題がでてきたというところをしっかりと見極めないといけない。
2017/08/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]

<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>トランプ大統領の個性・特色
トランプ政権の特色は、ファミリービジネスであり、びっくりするほど娘だの娘婿が人事の構想とかに見え隠れしている。奇怪なファミリービジネスがワシントンを席巻している。米国が求心力を低下させ、従来の国際秩序が、弱れば弱るほど、中国とロシアは自分達の利益を増やせるので、彼らはトランプで良かったと思っている。ただ彼らの思惑どおりには行かないぐらい、トランプの動きも複雑。
2017/08/04 BS11[報道ライブ INsideOUT]

<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>今週の勘どころ
この政権の輪郭は3つの要素(化石燃料重視・原子力維持のエネルギー政策、保護主義の産業通商政策、規制緩和の金融政策)から成立している。産業通商政策に関しては極端な保護主義だが、米国の実体経済を支えている産業はシリコンバレーに象徴されるICT(情報ネットワーク技術)でここが米国の産業効率を高め、米国の競争力を高めている。こうした部分を担う米国の産業の先頭に立つ会社がトランプ政権に批判的。シリコンバレーは世界中の若者がある種の夢をかけてフロントラインで戦っている。グーグルでもアマゾンでもマイクロソフトでもトップの経営陣はインド人、東洋人、中東からの人達。そういう人達からすればトランプ政権の動きは後退したメッセージに聞こえる。いわば産業政策における西海岸と東海岸の対立でシリコンバレーとホワイトハウスの対立といってもよい。
2017/08/04 BS11[報道ライブ INsideOUT]

<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>今週の勘どころ
金融政策については金融規制緩和という動きの中にいて、ウォールストリートシフト。マネーゲーマーがトランプ政権の中心に座っていて、産業政策と金融政策が亀裂している。政策の根底部分に矛盾を抱え込んだままトランプ政権は走っている。政治におけるリスクが高まっているのに経済は、史上空前の株高であり、特に株価のところだけ妙にはしゃいでいる。このアンバランスをどう見るかというところがこの政権を見る上で大変重要。
2017/08/04 BS11[報道ライブ INsideOUT]

危うい日本株の行方
今、日本株は上がっているというが、日本株を保有しているオーナーはGPIF。つまり年金基金が日本株の36兆円も持っている。2番目のブラックロックは米国の投資会社で17.6兆円。3番目の日銀がETF買いという形で17.1兆円、日本の株式市場に直接、手を突っ込んでいる。公的年金と日本銀行のETF買いで53兆円ぐらい日本株式市場に突っ込んでいる。こういうことをやっている国は他にはない。異様な状況になっていて、それが日本の健全な資本主義というものを歪めてしまっている。
2017/07/28 BS11[報道ライブ INsideOUT]

IMFの世界経済の見通し
世界経済が上昇基調にあるという判断の大きな根拠になっているのが実質3.5%成長を続けるというIMF(国際通貨基金)の世界経済の見通し。世界経済は多極化しているとして先進国が引っ張る体制から、新興国がけん引する時代に向かって世界は変わってきているという話になっている。特にブリックス新興国ゾーンのブラジルとロシアがよくなってきており、それが世界経済全体を上昇基調に持って行っている大きな要因となっている。米国もそこそこで、ユーロ圏、特に大陸側の欧州は極めて上方修正の基調が高く、英国は思った以上に持ちこたえている。日本は先進国ブロックの中では一段と低い水準にある一方でASEAN5はしっかりとした成長軌道の中にある。
2017/07/28 BS11[報道ライブ INsideOUT]

“2%物価上昇”達成時期・日銀が先送り
デフレからの脱却ということで、政治主導で日銀まで動かして異次元金融緩和、マイナス金利まで持って行って金融をじゃぶじゃぶにしている。にも関わらず6度目って言ったように、先送りに次ぐ先送りで、明らかに政策判断を間違えている。欧米も含めて金融政策の出口引き締めにまで入ってくるかという局面の中で、日本だけがずれており、取り残され始めている。日銀の大きな政策変更の判断が求められているところにきている。
2017/07/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]

増大する北朝鮮の脅威・韓国の対話姿勢は?
文政権の危険性は、米国の了解もないまま、なんでこんなタイミングで前のめりになり対話などと言っているのかと言えば、この政権の米国に対するさやあてというのがある。トランプ政権は米韓のFTAの見直しということを言い出していて、米国に対してふてくされて、すねている。安全保障と経済のバーターで、米国は今まで韓国にだけは自由貿易協定を認めていた。日本にはなかった。交渉力の一環として北に接近してみせているという部分がある。日本に対しても慰安婦の問題でこれから必ずバータリングのスタンスをとってくるだろう。
2017/07/23 TBSテレビ[サンデーモーニング]

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