テレビプレス
テレビ放送全番組をリアルタイムで抄録
【あの一言】

寺島実郎の発言まとめ
サウジ・汚職で拘束・前国王の息子を釈放
今年GCCが内部で亀裂を起こし、カタールという国に対するサウジアラビアの国交断絶などということが起こりはじめた。内紛が明らかになってきて、わずか32歳のムハンマド皇太子が、サウジを主導していくことになっているが、根本的問題は脱石油時代が迫っていることがある。つまり今年の夏、欧州も中国もそうだが、電気自動車の時代に目いっぱい舵を切っている。石油に依存して成り立たせてきた国作りが成り立たなくなり始めているからこそ中東でいろいろな問題が起きてきている。時代はエネルギーという問題で確実に前に動いている。
2017/12/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

“森友”廃棄された交渉記録・福田元総理が公文書管理に苦言
官邸レベルの政治が我々の直面する政治状況を作ってしまった。官邸主導でロシア外交が動いた。それが1年経ってどういう成果を生んだかとか、アベノミクスは5年経ってどうだったか。官邸が主導して日銀やGPIFまで動かして、株価を上げる経済にしてしまった。それがもたらしたことをじっくりと重心を下げて考えるべき。本質的な日本の政治の質が問われている。
2017/12/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

相次ぐ木造船の漂着なぜ?経済制裁下の北朝鮮は
注目すべきは中国の動き。習近平第二期政権の強権化の中で北朝鮮と台湾に対し来年どれだけ力の入れた政策を展開してくるかがある種怖いところ。中国が北朝鮮に軍事介入した場合、自分たちの影響力の範囲にとどめておきたいという風に動く可能性もある。日本は今こそ一歩前に出て、朝鮮半島の非核化に向けて中国や韓国、モンゴルと力を合わせていくということを、今のうちにそれを主張しておかないと、下手をすると統一朝鮮半島が核を持っているみたいな状況に直面することになるかもしれない。
2017/12/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ティラーソン国務長官“更迭”報道・対北朝鮮政策への影響は
軍事専門家とか軍事オタクの人たちの議論には注意すべき。弾道ミサイルとなると、飛距離ばかりが議論されるが、ミサイルには制御能力というもう一つ重要な技術が必要で、例えばGPS誘導や、地形照合型誘導技術などを北朝鮮は一切持っていない。そういう意味でもしこれを使えば、その瞬間に北朝鮮という国はつぶれるのであり、使えない兵器という言い方もあり冷静に見るべき。
2017/12/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

ティラーソン国務長官“更迭”報道・対北朝鮮政策への影響は
7月にジョンケリーという海兵隊の大将を大統領首席補佐官につけたあたりからトランプ政権は軍事政権化してきた。戦争計画がものすごく具体的になり重心が下がってきた。米国は北朝鮮の反撃能力を削ぐために本気で戦って体制転換までもっていかないといけない。その準備が着々と進んでいるという状況になってきた。ティラーソン国務長官はエクソンモービルのCEOだった人で、ある意味政権の中では一番まっとうな空気を漂わせていた。ジョンケリーがティラーソン国務長官更迭を主導している。この政権が軍事政権化していることだけは間違いない。
2017/12/03 TBSテレビ[サンデーモーニング]

南シナ海巡りASEAN首脳会議・議長声明から消えた「中国への懸念」
米中だけが目立ったASEAN首脳会議だった。ASEANから見た日本というのがものすごく今問われている。中国の拡張主義にも警戒心が高まっているアジア。トランプの米国ファーストにしか興味のない貧相な米国。米国をフォローしているだけの周辺国的存在になっている日本。最も重要なのは国連の核兵器禁止条約にASEANが9か国も参画しているのに日本はどうするのかが見えないこと。成熟した民主主義国家として理念的な指導力が問われている。
2017/11/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

“加計審議”前文科副大臣が質問・足立議員が「犯罪者」発言
絶対得票率というキーワードがあり、今回の衆院選で自民党が比例区で取った得票は33%。投票率が53%だったので、自民党が取った絶対得票率は有権者全体に対して18%。ところが議席は61%確保している。このギャップが国民と永田町のギャップを生んでいる。今、政治に対する国民の不満のマグマがますます溜まってきている。7月に小池ブームというのがあったが、あっという間に消え去った。維新が60議席ぐらい持っていたが、今回の選挙で一気に地域政党になった。一方でいきなり立憲民主党みたいな党が登場してきたり、マグマがとぐろを巻いている状態。これがどういう方向に行くのかわからなくなってきている。永田町の政治家は国民の意思に誠実に向き合う時。
2017/11/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

中国が特使を北朝鮮に派遣・金党委員長の最側近と会談
2ヵ月以上動きがない最大のポイントは中国の圧力がものすごくボディに効いていること。11月9日に米中首脳会談があって10日経ったが、そこで中国が北朝鮮に対する圧力強化を確約したということになっている。今回、中国の特使が行ったが、米国は7月から対北朝鮮に対する本気の戦争計画というのをものすごく具体化してきていて、もし何らかの形で軍事衝突が起きれば、北朝鮮は消滅してしまうかもしれない危機になっている。習近平国家主席は共産党大会で力をつけて第二期政権に入って強権化しているが、台湾と北朝鮮に対して何らかの実績をあげることを大きく意識し始めている。
2017/11/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

中国が特使を北朝鮮に派遣・金党委員長の最側近と会談
こうした中、北朝鮮に対する中国の圧力に関して、面白い変化が起きてきている。米国が先行して南主導の朝鮮半島の統一になるよりも、中国は緩衝材としての北朝鮮を残したいので、戦争になるのであれば、トップを入れ替えてでもグリップしたい考え。今、中国の方が(主体的に)米国より先に軍事行動を起こすぐらいの圧力をかけかねない状況になってきている。経済的圧力の強化でミサイルを廃絶する方向にもっていこうとしている。局面が変わり始めていることを認識しておくべき。
2017/11/19 TBSテレビ[サンデーモーニング]

<寺島実郎の未来先見塾・週刊寺島文庫>技術革新がもたらした課題
戦後日本は産業力で外貨を稼いできた。その仕組みの中では、ある意味従順にその規律の中できちっと動いてくれる人を育てることが一番効果的だった。これからは簡単に言ってしまえば、想像力とかクリエイティビティやイノベーションの時代。そのあたりに光を当てて、自分の頭で考えて、立ち上がる人間を育てていく必要がある。出る杭の芽を持っている人間、それを伸ばしながら地頭で考えさせるべき。シンギュラリティの時代が来ても人間側にコンピュータに対し課題を設定する能力を持っていれば心配ないという人がいるが、課題設定にはクリエイティビティが必要。課題を設定できるようなポテンシャルを持った人間を育てていくことが肝要。
2017/11/17 BS11[報道ライブ INsideOUT]

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