【あの一言】
豊嶋広の発言まとめ
マイクロソフト・日本にデータセンター 生成AIを使っていく際に大量のデータの処理が必要となっている。今、行政や民間の機密情報をできるだけ国内で処理したいという流れがあり、マイクロソフトが日本でデータセンターを拡充することを打ち出した背景にはこうした事情がある。加えてマイクロソフトは東京都内に新しい研究拠点を作ることを表明している。ビジネスの現場でどれだけAIを浸透させられるかが、日本の企業の生産性に直結するものとなる。
2024/04/10 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
ロシア大統領選挙・プーチン氏当選確実 数字上は圧勝ということだが、実質的には対立候補を排除する選挙だった。日本経済新聞の赤川省吾ヨーロッパ総局長は記事の中で当面の動きとして(日本が)注意したいこととしてプーチン大統領の北朝鮮訪問を挙げている。ウクライナの戦線でロシアは北朝鮮から武器や弾薬を輸入し、使用している。ロシアの方は北朝鮮の軍事偵察衛星の打ち上げについて技術面で支援していると言われ、日本の安全保障を含め世界秩序を揺るがす懸念がある。
2024/03/18 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
<マーケットビュー>浮上するか・日銀「ETF購入」停止 マイナス金利の解除や長期金利を抑え込むイールドカーブコントロールの撤廃のような話が来週、または4月に実現するのではないかとみられている日銀だが、中央銀行にとって禁じ手と言われてきたETF購入について判断する大きな転換点を迎える可能性が出てきた。
2024/03/13 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
OPECプラス・6月末まで減産延長 3月に入ってすぐに減産を決めたというところに産油国の原油価格を少しでも上げたいという思惑がある。原油先物相場の方は先週に事前報道があったこともあり、NY原油相場は4か月ぶりに一時80ドル台を回復した。自主減産ということでOPEC全体の産油国の足並みがそろうかどうかや、これだけ油価が上がってくると米国のシェールオイルなど、OPECプラスに入っていない国の増産も想定できるために原油価格押し上げを狙うOPECプラスの思惑通りに進むかどうかはまだ見通せない。
2024/03/04 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
2%物価目標「現実見通せる状況に」 3月のマイナス金利解除の可能性は高いと市場は受け取ったが、足元の景気は変調をきたしている部分もある。日本経済が1-3月期マイナス成長になると、3四半期連続になってしまう。まさに34年ぶりの日経平均最高値更新の時に経済は強いが株は高いと言われたが、もしかしたら弱い経済でも利上げの局面になる可能性があり、金融政策の正常化というのは必要であるとの説明を日銀は求められる可能性がある。
2024/03/01 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
日銀・急速な利上げ「考えにくい」 日銀・植田総裁は1月の金融政策決定会合記者会見で「マイナス金利解除」とその後の姿についてアウトラインを示していたが、内田眞一副総裁はそれを整理して見せた形。いわば日銀として「マイナス金利解除」がカウントダウンに入っているメッセージを市場に送った。
2024/02/09 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
EU・ウクライナ・8兆円支援で合意 ハンガリー・オルバン首相は昨年末にEUを離脱する意思はないとしていたが、その後もウクライナ支援にまつわることについてはことごとく反対してきた。今回は首脳会議が始まる直前に、オルバン首相が拒否権を取り下げたとFTは伝えている。瀬戸際作戦をとるハンガリーに対しフォンデアライエン委員長が激怒したとも伝えられているが、譲歩した裏側の取引材料や妥協案についての詳細はまだ明らかになっていない。EUは今後もオルバン首相の動向に振り回される可能性がある。
2024/02/02 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
ドイツ・EV補助金・1年早く停止 先進国でEV導入に最も積極的だった欧州の中でもドイツは要だっただけに大きな政策後退になる。現行のドイツの補助金額は車体価格が4万ユーロ(約620万円)までなら4500ユーロ(約70万円)の補助金を出すということだったが1割強なので結構大きな金額。ここまでのドイツにおけるEV販売状況は9月から急ブレーキがかかっている。9月から補助対象を個人購入者に限るとしていたためで、企業や団体によるEV購入を対象から外した。今回は事前告知のない補助金停止なので駆け込み需要も見込めない。そうなるとこの販売状況が今後さらに下振れする可能性が出てきている。
2023/12/18 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
<マーケットビュー>緩和修正観測・試される日本株の耐性 日銀のマイナス金利解除はいつか。日銀ウオッチャー調査によると半数が来年の4-6月以降が大規模緩和修正の本番と見ている。UBS証券チーフエコノミスト・足立正道氏は来年7月にかけて0.25%の利上げをすると見ている。来年の春闘を見ないとなかなか決断しにくい状況。日銀が少しずつマーケットに織り込ませていることは確か。
2023/12/13 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
日銀・10月会合「金利ある世界」現実味・出口を意識 金利についてはある程度うまくいっているが、為替については全然コントロールが効いていない。ここは(日銀にとって)想定外のこと。これが続けば当然、日銀の政策にも影響が出てくる可能性がある。
2023/11/10 BSテレ東[日経モーニングプラスFT]
|