【あの一言】
高岡豊の発言まとめ
追いつめられる「イスラム国」ヨーロッパなどテロ増加? イスラム国に外国から戦闘員やその仲間が向かうのは難しくなっている。英国というのはイスラム国むけに人材を供給した大口の供給源の1つだった。ここでイスラム国のために活動していた人たちが何か事件を起こす可能性は高まってきた。
2017/05/28 TBSテレビ[サンデーモーニング]
「イスラム国」“ロシア人殺害”映像・英国もシリア空爆 イスラム国が盗掘している石油についてはトルコに流れるものも、シリア国内に流れるものも両方あるというのはほぼ確実なので、どちらかの主張が絶対的に正しいということはない。欧州諸国はイスラム国に対する軍事攻撃を強めようとしているので、シリアで大規模に軍事行動しているロシアと全面的に衝突したくない。ロシアとトルコの争いは現時点では口げんかレベルで抑えられるだろう。フランスのテロを受けて何もしないわけにはいかないという雰囲気に押されているところがある。
2015/12/06 TBSテレビ[サンデーモーニング]
内戦の収束へ何が必要か シリア紛争に対する考え方が米国、ロシアを極にして2つに分かれている。米国、サウジアラビア、トルコ、EU諸国の大半はまずアサド政権を潰してからそれから先を考えようというのが、シリア紛争を収束させるための見解。しかしアサド政権を打倒するための見通しもその後どうするかの構想も全く無い。更に誰がコストを負担するのかの構想もない。そういう意味で過去数年でこの政策が破綻していることがかなりはっきりしてきた。一方、ロシア側やイランの考え方はシリアの紛争収束が第一で、ISなどの武装勢力のテロ一掃をシリア政府を支える形で達成しようと思っている。これは悪い独裁政権は残るが、見通しとコストがはっきりしている。EU諸国は最近の移民、難民の殺到により、自分達がシリア紛争に関与する事の具体的な負担が生じつつある事を現実の問題として迫られて、考え方が若干変わりつつある。
2015/10/04 NHK総合[日曜討論]
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