東京ビッグサイトに鉄道模型を見に行く(その166)
8月19日、その日の朝9時ごろ、JR快速線で東京駅まで行き、そこから新橋駅に出て、ユリカモメに乗って東京ビッグサイトに行った。...
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8月19日、その日の朝9時ごろ、JR快速線で東京駅まで行き、そこから新橋駅に出て、ユリカモメに乗って東京ビッグサイトに行った。
10時ごろの東1ホールには、既に100人ほどの列が出来ていた。
「第19回国際鉄道模型コンベンション」と命名された、その会場は一種独特の雰囲気になっていた。
鉄道ファンの中でも、模型に興味を持つ人々の集団であった。
中に入ると、早速レールの上を走る模型電車が目に入ってきた。
会場の中は、レールと電車、それに周囲の景色のパノラマがあちらこちらに展開されていた。
そこでは、それを操る人々が、目を血走らせて、必死に制御している姿があった。
今年のテーマは「北海道」であるらしく、北辺の機関車たちのデモンストレーションが大々的に行われていた。
一番奥の特設ステージでは、チャリティオークションが行われており、対象となる模型電車の値段を告げていた。
意外にも、会場内には女性も多く、出展者の中にも混じっていた。
面白かったのは、高校や中学の同好会などが出展していたことだった。
ある展示会場では、展示者がテスターを片手に、子供たちに「電流とスピードの関係」等を詳しく説明していた。
模型電車をレールの上で走らせるのは、結構制御が難しく、特に操車場のコントロールなどは、タイミングなど結構難しいものの様に見えた。
物作り大国の人たちは、そうやって模型の電車でいつも遊んでいるのだろうか。
そこに集った人々の鉄道に対する熱い情熱と自分でそれを作り、制御する楽しみやそれを、他人に見せて感動させる情念が伝わってきたような気がした。
ぼやっと見ていると、同じような模型の電車やレールだが、一つずつ全く違うものであることが、分かってきた。
それでも1時間ほどその会場にいると、疲れを感じ、その日はまたユリカモメに乗り、市川の自宅に戻った。
汗もかかず、過ごしやすい夏の日であった。
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スカイツリー水族館にペンギンショーを見に行く(その165)
8月12日、その朝JR市川駅から快速線で、錦糸町の駅まで行った。...
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8月12日、その朝JR市川駅から快速線で、錦糸町の駅まで行った。
そこからスカイツリーまで、歩くつもりでいたが、ふとロータリーを見ると、都バスが何台も止まっていた。
その内の「西日暮里」行きのバスに乗ると、すぐに動き出した。
10分ぐらい乗っただろうか、東京スカイツリーのバス停に着いた。
スカイツリーを見上げると、先端の辺りは雲海に隠れていた。
いくつものエスカレーターを使い、「すみだ水族館」に辿り着くと、入り口で入場券を購入し、中へ入った。午前10時の開館直後であった。
先ず、眼に入ってきたのは、赤や青などのカラフルな色をした金魚の遊泳姿であった。入り口で、今日の見どころを聞くと、「金魚です」との返事が返ってきたのが頷けた。
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しばらく歩くと、今度は蛍光クラゲが出てきた。暗い水槽の下で、青く光り、時折幻想的なピンク色にも輝いていた。
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エビやマンボウなどの魚も青や赤の光に照らされ、なかなか幻想的な動きを見せていた。
青く照らされた巨大な水槽に手をついて、感動の叫びをあげる少女の姿が象徴的であった。
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緩やかなスロープを下ると、3人の女性係員がペンギンに餌をやりながら、「ペンギンも好き嫌いがあり、鯵が好きなものやイワシが好きなものに分かれる」と説明していた。
(3)
ある種のトークショーの面白さを演出しながら、大勢の観客を集めていた。
その水族館を後にして、外に出るとペチュニアの花が花壇の中に咲いていた。
その先には、「ふうりんこみち」と題する木枠で作ったアーケードがあり、その中を通って、半蔵門線の駅へと向かい、帰途に就いた。
猛暑の一時を、清涼溢れる水族館で過ごそうという試みは、それなりに成果があったように感じた。
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ピンク色など新たな色彩が加わった「江戸川の花火大会」(その164)
8月4日、その日の午後7時15分頃、轟音と共に花火大会が開始された。...
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8月4日、その日の午後7時15分頃、轟音と共に花火大会が開始された。
8か所から連続的に打ち上げられた花火は、いつもよりカラフルに見えた。
(1)
特に真っ赤なものや緑色ものが新しさを感じさせた。
更に今まで見たこともない、ピンク色の花火や単なる菊の形だけでなく、多様な輪を使った花火などが目立った。
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中には花火の輪の中に更に花火をあしらった新作もお目見えした。
富士山の仕掛けも趣向を少し変えたように感じた。特にピンクや紫の発色の花火には、技術の進歩を感じた。
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去年までの花火を良く覚えているわけではないが、連発されている花火と花火の間隔も短くなった感じがした。
花火の中に混じる小さい火の玉も色といい形といい、きらきらと輝く部品も新作が多いように感じた。
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そういう意味では、今花火は新たな技術革新を迎えているような気がした。
大きな花火が速射され、更に色の種類が増え、様々な工夫を加えて、ますますその魅力を倍加させているように感じた。
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今年の花火は、見ていて新鮮さを感じさせ、来年の花火に期待させる何かを感じた。
花火は毎年同じように感じていたが、実は長足の進歩がその裏にあるのだろうと感心した。
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20時半頃その大会は終わったが、人々の歓声は続き、興奮のるつぼはその後も続いた。
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