春の気配を探し、靖国神社、千鳥ヶ淵、北の丸公園、そして皇居東御苑を歩いた(その143)
3月18日、水温む頃とは良く言ったもので、朝起きてもさほどの寒さではなかった。...
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3月18日、水温む頃とは良く言ったもので、朝起きてもさほどの寒さではなかった。
9時過ぎに、市川駅からJR総武緩行線に乗って、秋葉原で都営新宿線に乗り換え、「九段下」まで行った。
久しぶりに、九段下駅に降りると以前と様子ががらりと変わっていることに驚かされた。
それでも「靖国神社」の大鳥居まで、辿り着き、「春の訪れ」のバロメーターである『桜の開花』をスマホに収めた。
その神社の境内を抜けて、裏の池まで行くと、デカイ錦鯉の群れを見つけた。
そこから、千鳥ヶ淵に足を進めると、随所に満開になった桜の木が眼に入ってきた。
それにしても、ソメイヨシノではなく、「寒桜」「彼岸桜」といった早咲きの桜だった。
木蓮の花やキンモクセイの花なども随所に咲いていた。
暫らく歩いたところで、引き返し、「北の丸」公園へと歩を進めた。
武道館を過ぎた辺りに、様々な草木や花が咲いていた。
本格的な早春もまだ訪れていない季節の中で、際立つ花を見つけるのは、結構難しいが、色の鮮やかな花を探しながら、しばらく歩いた。
時折、色鮮やかな桜の木を見つけたが、やはり早咲きの桜であった。ソメイヨシノが咲き誇るには、まだ1~2週間先のようだった。
とはいうものの早春は目の前に迫っている雰囲気は、ありとあらゆる気配から感じ取れる季節にはなってきていた。
北の丸から、向かいの乾門が見えたが、そこから中に入れるのは、来週の土曜の24日からのようだった。
少し歩くと、東御苑への入り口があり、そこから皇居内に入っていった。
中に入ると、見晴らしの良い広場と時折、早咲きの桜や椿、そして雪柳などの木々が彩を放っていた。
その日は、そのまま大手門から出て、東京駅に向かい、JR総武快速で市川駅まで帰宅した。時計を見ると12時半頃であった。
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地下鉄東西線で木場へ、そして大横川の河津桜、木場公園の植物を・・・(その142)
3月11日、朝9時ごろ総武線に乗り、西船橋駅で東西線に乗り換え、木場駅で下車した。...
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3月11日、朝9時ごろ総武線に乗り、西船橋駅で東西線に乗り換え、木場駅で下車した。
出口1番から出ると、すぐに大横川が見え、その両側に桜の花が咲き、満開の様子が目に入ってきた。
川の土手に出ると、色の濃い桜の花が迎えてくれた。
花をよく見ると、大型の大輪だった。
残念ながら空はどんよりとして、手が寒く感じていた。
バックには、スカイツリーがそびえたって、桜並木にまた違った色を添えていた。
暫らく、その並木道で、スマホによる撮影を楽しむと、隣にある「木場公園」へと入っていった。
木場公園は、仙台堀川を跨ぐ、大きな吊り橋で2つのエリアに分かれていた。
園内には、植物園もあり、数人の人々が草取りなどに励んでいた。
眼に入ってきた大きな桜の木の下に入ってみると、ヒヨドリと思われる鳥が、何羽もその蜜をついばんでいた。
少し季節外れとなってきた「梅の花」もまだ咲き残っていた。
地面には、水仙などの花が咲いていた。
南天の木を鑑賞しながら、ゆっくり歩いて、スカイツリーに重ねるように見える吊り橋を渡った。
北側のサイドには、「東京現代美術館」があったが、工事中であった。
木場公園を出て、少し歩いたが、東京メトロの「清澄白河」駅に辿り着き、2駅先の錦糸町でJRに乗り換えた。
その日は、すぐやってきた、快速線千葉行きに乗り、2つ目の市川駅まで戻った。
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梅と桜が同時に咲く「新宿御苑」へ(その141)
3月4日、その日の9時20分頃市川駅から総武緩行線に乗って、千駄ヶ谷に向かった。...
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3月4日、その日の9時20分頃市川駅から総武緩行線に乗って、千駄ヶ谷に向かった。
錦糸町に着くと、「吉祥寺駅で事故があった」というアナウンスがあり、そのまま暫らく運行を停止するという事であった。
そこで、快速線に乗り換え、「東京駅」で地下鉄丸ノ内線を使い、新宿御苑駅に行くことにした。
そのままストレートに行くよりも多少時間はかかったが、10時半ごろには御苑に着いた。
時間帯からか、行きかう人々の多くは、話す言葉から外国人のように思えた。
園内に入る前から、梅の木が目に入ってきた。
新宿門から中に入ると更に大きな梅の木が見えた。
暫らく梅の木をスマホに収めぶらぶら歩くと、道端に水仙の花がひっそりと咲いていた。
早咲きの桜を求めて、歩いていると、少し離れたところに、ピンク色の木が見えた。
河津桜だろうと想像したが、池の淵に大ぶりな桜の木が立っていた。
密集した花と木の中には、鳥が遊んでいた。
「ちっち」というさえずりの声が絶え間なく聞こえていた。
ところどころに、桜が咲き、少し歩くと梅の花に気がつき、冬から春への季節の移ろいを感じさせた。
正直言って、梅と桜の両方が鑑賞出来て、得な気分でもあった。
だが、この庭園の吉野桜の本数から見ると、4月の桜のシーズンには、一帯が桜色に染まり豪華な情景が想像できた。
「その頃にもう一度来るか」と呟いた。
時折、春の強い風が吹き、大きな桜の木の周りでは、「桜吹雪」が舞っていた。
池には、鯉が何匹も優雅に泳いでいた。その頃には気温も20℃くらいに上がり、人々も春の陽気の中、散策を思い思いに楽しんでいるようであった。
その日は、そのまま「千駄ヶ谷門」から出て帰宅の途に就いた。
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