雨に濡れる隅田川の花火を市川から眺める(その110)
7月29日、その日は大人気の「隅田川の花火」の日であった。
2万2千発を二つの会場に分けて、夜7時ごろから打ち上げる予定であった。
夕方から、生憎の雨が降り出し、その日の開催も危ぶまれたが、花火大会は決行された。...
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7月29日、その日は大人気の「隅田川の花火」の日であった。
2万2千発を二つの会場に分けて、夜7時ごろから打ち上げる予定であった。
夕方から、生憎の雨が降り出し、その日の開催も危ぶまれたが、花火大会は決行された。
6時ごろ、隅田川をJRで渡ると、もう既におびただしい数の屋形船で埋め尽くされていた。
市川の自宅に帰り、西の方角を見ると、少し離れた2か所から花火が打ち上げられているのを確認することができた。
残念ながら、スカイツリーのこの日に備えた、特別なライティングは雲に隠されてしまい、見ることができなかった。
この日の空模様では、その作品がどんなに美しいものであったのか、詳細のところは分からずじまいだった。
東南を見ると、浦安方向でも連続的に大輪の花が開いていた。
生ぬるい気候の中ではあったが、真夏の「花火の競演」を見ているようであった。
さあ来週は、江戸川での花火大会になる。
今年はどんな趣向であるのか楽しみである。
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佐倉ふるさと広場にひまわりを見に行き、印旛沼を観光船で(その109)
7月23日、8時38分にJR市川駅から快速線で、船橋まで行き、京成線に乗り換えて、京成佐倉駅で降り、「佐倉ふるさと広場」のひまわり畑を鑑賞した。...
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7月23日、8時38分にJR市川駅から快速線で、船橋まで行き、京成線に乗り換えて、京成佐倉駅で降り、「佐倉ふるさと広場」のひまわり畑を鑑賞した。
佐倉駅に到着する少し前に、車窓からその広場にあるオランダ風の風車とその周りに多くの人々が集まっている様子が見えた。
その日は、特別に大輪のひまわりの花を無償で、切ってくれるというアナウンスが流されていた。
縄の中は観賞用に保存し、縄の外に咲いている花をその対象にしているようであった。
それでも、形の良い大きな花がそろっていた。
奥にある風車をメインに、ひまわり畑が広がっていた。
スマホで撮ろうとすると、どうしても人の顔まで入ってしまうほど、賑わっていた。
もう一つ、畑の真ん中を送電線が走って、鉄塔が連なっており、それを避けるのは結構大変な事であった。
それにしても、大きな花のひまわりが、一斉に同じ方向に向いて咲いている光景は、圧巻であった。
2輪ほど、大きなひまわりを切ってもらったが、茎が思ったより硬くしっかりしていたので驚いた。
手に持ってみると、ずっしりと感じた。
そのひまわりの大輪を手に持って、40分ほど遊覧船に乗った。
印旛沼に面している、乗り場から乗船し、かなり広い湖面を半周ほどした。
沼であるので、周辺では葦が生育していた。
時折、鳥が群れを成し、泳ぐように飛んでいた。
案内の人によれば、この沼の平均深度が1メートル70センチほどだと言う事であったが、俄かには信じられないような、浅さであった。
帰りがけに、市川駅のショッピングセンターで、昼食にパンでも買おうとふらついていたら、通りすがりの品の良さそうな中年の女性が「それ本当のひまわりなの。随分大きいわね」と声をかけられた。
二本のひまわりを持っていたので、一本を差し上げたら、喜んでもらった。
「花を生けたいとひまわりを買ったけど、こんな大きなひまわり見たことがない」と褒められた。
その日は、そのまま帰宅し、そんな思い出を胸に昼食を済ませた。
その後、水の入った花瓶にひまわりを生けてみたら、夕方には少し萎れていた大きな葉まで、生き返ったように鮮やかな状態となった。
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夏風邪で「ひまわり畑」は見られず(その108)
7月16日、その日は朝から暑い日であった。
前の週の金曜日から夏風邪のせいか、声が出なくなっていた。
9時ごろ、その日の予定であった「成田ゆめ牧場」に行って、ひまわりを楽しむという予定は、諦めることにした。
隣の小岩駅の、「朝顔市」に行くことも止めた。
早朝の7時から行われている、その市に行くにしては、時間が少し遅くなっていた。
「今日は、ひまわりと朝顔の夢だけを見るか」ともう一度、うたたねをすることにした。...
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7月16日、その日は朝から暑い日であった。
前の週の金曜日から夏風邪のせいか、声が出なくなっていた。
9時ごろ、その日の予定であった「成田ゆめ牧場」に行って、ひまわりを楽しむという予定は、諦めることにした。
隣の小岩駅の、「朝顔市」に行くことも止めた。
早朝の7時から行われている、その市に行くにしては、時間が少し遅くなっていた。
「今日は、ひまわりと朝顔の夢だけを見るか」ともう一度、うたたねをすることにした。
うたたねをして、時計を見ると、12時半であった。
「えっ、もう2時間も寝たのか」と思った。
家のドアを開け、商店街に出て、コーヒーショップに入った。そこは沢山の人で繁盛していた。サンドイッチセットを注文し、アイスコーヒーを飲みながらしばし、くつろいだ。
店の店員は、出来るだけ沢山の客を入れようと、結構詰め込んできた。
コーヒーの味は、老舗らしくコクがあり、おいしかった。
だが、1時半ごろになると、その客がどんどんいなくなっていった。
混むのも一時なんだなと思い、詰め込んできたことも、なんとはなく理解できた。
その日、私は連休中の商店街の雑踏の中に、そのまま消えていった。
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