1月22日、その日の朝も冷えていた。9時過ぎ頃に市川駅から「国分操車場」行きのバスに乗り、「じゅんさい池」に向かった。
ガラガラのバスは、国府台病院を過ぎると、バス一台がやっと通れるような一方通行路を通り抜け「じゅんさい池」の停留所で止まった。
じゅんさい池に入ると、空気は一変し、水と緑に覆われた一帯となっていた。
水の上には、カルガモが思い思いに水中を遊泳し、餌を探していた。
お目当ての梅の花は、残念ながらちらほらしか咲いていなかった。
白鷺が餌をついばみ、時には羽を広げて空中を飛んでいた。
しばらく行くと小さな橋があり、そこにはに錦鯉が固まって泳いでいた。
池は日本庭園風に、良く整備され、和風の雰囲気を醸し出していた。
梅林まで行ったが、やはり花は開いていなかった。
その代り、椿の花が咲いているのを見つけた。
萎れ加減ではあったが、それでも真っ赤なゴージャスな花弁はまだ残っていた。
白鷺が、置物の様に微動だにせず、沼地に止まっていた。
カルガモが傍で、2羽しきりに餌を探していた。水面に白い軌跡を残して、泳ぐカルガモの水中の足を見るとゆっくりと水をかいでいた。
太陽の光が水に反射していた。
帰り道、国府台病院まで歩いてみると、その駐車場に白梅と紅梅が咲いていた。
足元には、銀杏の葉が堆積していた。
そこからバスに乗り、市川駅まで戻った。
ウォッチを見ると11時半になっていた。温度は7℃であった。
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1月15日、その日は日本列島全体が寒気に覆われていた。
空は晴れ渡っていたがところどころに雲がわいていた。9時過ぎ頃に、窓を開け外の気温を体感してみると、寒い風によってぶるぶるっとした。
残念ながら、その日のサイクリングは取り止めた。
2016年の4月ごろから、ずっと雨の日がほとんどなく、毎週日曜日には恒例の様にサイクリングを続けてきたが、その日は大事をとった。
窓の外のベランダからは、寒気の所為か遠くまで見晴らしが良く、太陽の光と水の反射が、素晴らしく綺麗に見えた。
西側に見える「東京スカイツリー」が浮き立ち、その手前の東京下町の有様も手に取るように見えた。
その横隣りには、本来富士山が見えるはずであったが、残念ながら雲に隠れてその雄姿は見えなかった。
南側に回ると、東京ディズニーランドの三角のピラミット状の建造物も遥か遠くであるが、視界に入った。
その日は、荒川河口橋から、新たに見つけた海沿いの道を通り、東京ゲートブリッジに行こうと予定していた。
東南を見ると、江戸川の流れが、東京湾に注ぐ様子が光にあたって、綺麗に反射して見えた。
その向こうには房総半島が続いているのが、確認できた。
東を望むと、本八幡の駅とその向こうに繋がる、平坦な地形が彼方まで見ることができた。
ウォッチを見ると、気温は2℃であった。
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