今話題の「海の森」を目指して、旧江戸川、新川、荒川河口橋、若洲を走り、ゲートブリッジに到着、帰りは新左近川親水公園経由で(その66)
10月2日、その日私は、湾岸の「海の森」を目指して、「夏の名残」を探し、市川から江戸川土手づたいに走った。
荒川河口橋までは、先週とほぼ同じ経路を通った。荒川河口橋は、何回通っても難所であった。
そもそも、橋本体そのものに辿り着くところまで、坂が急な上、道路がでこぼこで、エネルギーが消耗してしまった。...
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10月2日、その日私は、湾岸の「海の森」を目指して、「夏の名残」を探し、市川から江戸川土手づたいに走った。
荒川河口橋までは、先週とほぼ同じ経路を通った。荒川河口橋は、何回通っても難所であった。
そもそも、橋本体そのものに辿り着くところまで、坂が急な上、道路がでこぼこで、エネルギーが消耗してしまった。
本体に着くと、そこからは舗装が良く、結構な上り坂にしても何とか登り詰められた。
河口橋を下りる時は、結構スピードが出てしまった。
広々とした荒川河口には、湾岸マリーナからクルーザーが間断なく出てきていた。
くだり切ると、もうそこは新木場という地名になっており、広い湾岸道路を横切り、しばらくまっすぐ行くと「若洲海浜公園」に着いた。
若洲海浜公園近所では、ヨットの練習所があり、白い帆のヨットが何隻も海面の上を滑るように走っていた。
まだ、夏を感じさせた。
少し走ると、ゲートブリッジが目に入ってきた。
その麓の公園の中を走ると、その橋の遊歩用のエレベーターに到着した。
その日は、運悪くエレベーターが故障し、止まっていたので、止む無く歩いて8階まで階段を登った。
空は少しガスっていたが、東京湾と湾岸の景色が一望できた。爽快感を感じた。
遊歩道を歩いて、「海の森」が、一望できる場所まで行った。
今オリンピックのボート会場として「風の問題や予算の膨張」に関して注目されている場所であるが、橋からの眺めはすこぶる良かった。
具体的には、会場として相応しいかどうかは、判断できないが、風光は極めて良い場所であると思った。
まだ、整備工事は、それほど進んでいないように思われたが、「風の影響や海の塩っけがもたらす影響」は、ちょっと見では判断できない。
ゲートブリッジの袂に降りてみると、大勢の釣り人が群れをなして楽しんでいた。中でも子供たちが、大はしゃぎで楽しそうだった。
ここにも、夏がまだ残っていた。
帰りは、経路をジグザグして走り、若洲公園にも寄ったが、そこには花壇があり、もう秋の花が咲き誇っていた。
若洲公園からは、葛西臨海公園やディズニーランドが遠くに見えて、海に浮かぶヨットやクルーザーがまだ夏の名残を残していた。
帰路、初めて「新左近川親水公園」を通り、葛西を抜けて、旧江戸川に辿り着き、そのまま帰宅した。
季節は、まさに晩夏から初秋の様相を呈し、秋がそこまでやってきている予感と夏の名残が交差し、少し郷愁を感じさせる趣であった。
出発時刻は9時で、帰宅時間は14時頃であった。汗はそれほどかかなかった。
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(その66)海の森、東京ゲートブリッジ、荒川河口橋、若洲海浜公園
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9月25日、その日は9時ごろ自宅から江戸川に出て、市川市側の土手を行徳橋まで行き、細い側道を渡り、旧江戸川沿いを新川まで走った。
道中、鳥のさえずりも聞こえなければ、蝉の鳴き声も最早耳に入ってこず、季節が秋に向かっている気配を感じた。...
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9月25日、その日は9時ごろ自宅から江戸川に出て、市川市側の土手を行徳橋まで行き、細い側道を渡り、旧江戸川沿いを新川まで走った。
道中、鳥のさえずりも聞こえなければ、蝉の鳴き声も最早耳に入ってこず、季節が秋に向かっている気配を感じた。
新川から中川沿いに少し走り、葛西橋を渡った。
葛西橋からは、永代通りを三つ目通りまで行き、潮見にある「東京スイソミル」を目指した。
スイソミルを、探すのは大変だった。スマホでホームページを確認しても、抽象的で全く分からなかった。住所を手掛かりにしてやっとたどり着いた。
帰りがけに良く見れば、「ENEOSの水素ステーション」の隣にあり、これが目印になると思った。
入り口の扉から入ると、水素エネルギーの説明コーナーが並んでいて、子供連れの客が数組いた。
説明員が、7、8人いた。
聞いてみると「東京都の環境公社」が運営しているのだという。
2階のセミナー会場では、「化石燃料が地球環境から見ると限界にきている」ことや「自然エネルギーも気象状況に左右され安定供給が難しい」ことを背景に、今後人類は「水素エネルギーを活用していかなければならなくなる」ことをプロジェクターで説明していた。
説明員は、現在東京に12ほどある水素ステーションを2020年のオリンピックまでに倍にしたいと力説していた。ステーションでの一回のチャージで、自動車は650キロほど走るようだ。ただステーションの建設コストは、数億円かかるので、難しさがあるようだと説明した。東京都は、公用車などから水素エンジン車の導入を始め、普及を目指してゆくとの考えのようだ。
「地球温暖化」は、気象状況にもはっきり影響していることから、私も大変興味を持っているが、この夢の水素エネルギーの活用も経済的効率性から見ると、時間がかかるようだ。
いずれにしても、こうした「水素エネルギーの活用」といったテーマで、小さいといえども常設の展示会場ができたのは、推進の一歩になるのだろうと思った。
スイソミルを出て、潮見公園を一周してから、湾岸道路に出ず、道標もない道を明治通りに向かった。
明治通りに出ると、東京国際郵便局や佐川急便の巨大な建物を見ながら、はじめて清砂大橋のハープ状の橋を渡った。
その後は、旧江戸川にたどり着き、そのまま自宅へと向かった。
小さな秋は、まだ花となって表れるでもなし、ただ汗の量が少なくなったことを感じる程度であった。
13時頃の帰宅であった。
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