晴海埠頭に「エスメラルダ」を見に江戸川から旧江戸川、そして湾岸へ(その62)
8月28日、その日はUターン台風10号の話題で持ちきりだった。
その日私は、8時半に自宅を出て、江戸川の市川側の土手を南下した。
行徳橋を渡り、旧江戸川の江戸川区側を走り、今井橋で折れて新大橋通りから明治通りに抜けた。...
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8月28日、その日はUターン台風10号の話題で持ちきりだった。
その日私は、8時半に自宅を出て、江戸川の市川側の土手を南下した。
行徳橋を渡り、旧江戸川の江戸川区側を走り、今井橋で折れて新大橋通りから明治通りに抜けた。
明治通りから、湾岸通りに出て、東京辰巳国際水泳場にたどり着いた。
東京辰巳国際水泳場の緑道は、よく整備され1キロぐらいの長さがあった。
そこを抜けると、有明の国際テニス場前で右に折れ、「ゆりかもめ」の軌道に沿った道を走り、新市場前に出た。
話題の環状2号線の工事が着々と進んではいるが、まだ開通していなかった。
しかたがないので、少し行き過ぎにはなるが、晴海大橋を渡り、晴海埠頭へと走った。
埠頭には、遠くチリからやってきたという練習帆船「エスメラルダ」が横づけされていた。
いつも、帆船を見ると懐古感が沸き、しかも端正に4本並んだマストのバランスが、なんとも優雅であった。
帰路も、環状2号線を走り抜けようとしたが、「豊洲大橋」は途中で閉鎖されていた。
少なくても晴海までは、すでに完成されているようだった。
見る限り、その先も築地辺りまでは、もう既に完成されているように見えた。
帰途も晴海大橋を渡り、有明に抜けた。
その有明には、広大な未使用の更地が目の前に広がったが、その辺りが東京オリンピックの選手村か、競技場になるのかなといった想像をした。
そのまま、荒川の河口橋を渡り、旧江戸川に出て、帰途に就いた。
どんよりとした空は、相変わらずであったが、この季節としては過ごしやすい気候であった。GPSを見ると74キロの旅であったようだった。
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(その62)江戸川~有明~豊洲~晴海埠頭マップ
江戸川・夏を楽しむ風景を求めて、妙典、東京湾、浦安、ディズニーランドへ(その61)
8月21日、関東にも台風が押し寄せてくる気配だった。それでも幸いにしてその日も晴天であった。
自転車の空気を入れるために、自転車屋に10時に寄ってから江戸川に出た。
江戸川区側の土手を走り、東京湾を目指し南下した。...
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8月21日、関東にも台風が押し寄せてくる気配だった。それでも幸いにしてその日も晴天であった。
自転車の空気を入れるために、自転車屋に10時に寄ってから江戸川に出た。
江戸川区側の土手を走り、東京湾を目指し南下した。
江戸川と旧江戸川の分かれ目にかかる橋を渡ると、そこはまた市川市に戻った。
行徳街道を横切り、妙典の地下鉄東西線の鉄橋辺りを通りかかると、川にはボートが沢山浮き、水辺では釣りをしたり、水遊びに興じる小さな子供たちの姿が目に入ってきた。
土手の右手では、テントが幾張りも連なり、もうバーべキューの匂いがしていた。
数分で湾岸に着くと、そこの水辺でも同じような光景が見られた。湾岸道路(357号線)に出て、しばらく走ると右側に長いコンクリートの壁が連なっていた。
その向こうから野鳥の声が聞こえてきた。外から時折、鳥の止まり木が見えて、そこには普段見慣れない鳥たちも、羽を休めていた。
5月の連休に、見つけた横道から浦安の海に出ると、一挙に景色と空気が変わった。
海沿いをひたすら走ると、地元の漁師とみられる人々が、海に入り貝類を収穫している姿に出っくわした。かなりの人数であった。
綺麗に整備された海っ縁りを走ると、陸地側に整備された広い公園が見えた。
コンクリートでできた海岸縁では、人々が思い思いに夏を楽しんでいた。
ある人は、寝そべって太陽を浴びたり、ミニチェアの車でレースをしたり、ビニール製の凧のようなものを操り楽しむ風景も見られた。
そのコンクリートでできた低い岸壁の周りは、広々としており、スペースが必要な遊びには、打ってつけの場所に思えた。
向こうには、貨物船やクルーザーが浮かび、羽田空港に降り立つ飛行機も低空で飛んでいた。
暫く走ると、行き止まり広い道路に出た。そのまま走り、「ディズニーランド」の裏側に出た。モノレールと並行して走るとその内に正面に出た。
JR京葉線の舞浜駅周辺は、もうディズニーランド一色であった。
そこから、旧江戸川の土手に登り、そのまま自宅まで、一直線で帰途に就いた。
灼熱の太陽の下、私はサイクリングを楽しんだが、どの場所でも、沢山の人が思い思いに真夏を楽しんでいた。
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