新たな「隅田川夜景」が始まる(その444)
4月23日、曇りがちの空模様の中、18時40分に自宅を出て、直ぐ近くの隅田川テラス入り口から、隅田川に降りて行った。...
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4月23日、曇りがちの空模様の中、18時40分に自宅を出て、直ぐ近くの隅田川テラス入り口から、隅田川に降りて行った。
既に、東京スカイツリーには灯が入り、夜景へ移行していた。
その日は、蔵前橋辺りから、各橋に点灯されたネオンの美しさを味わおうと思っていた。
その時間には、蔵前橋、厩橋、吾妻橋と、各橋には鮮明な色のネオンが灯っていた。
「新しい隅田川の美しさ」を求めて、「東京都の役人さんが考案したのかな」と思いながら、波間に浮かぶ光の模様を楽しんだ。
次回開催予定の「パリオリンピック」の開会式は「セーヌ川」を舞台にして行われると聞いたが、「東京オリンピック」もこの隅田川を舞台にして演出すれば、良かったのにと内心思った。
そんなことを夢想していると、屋形船が数艘、日本調の煌びやかな提灯を沢山付けて、上ってきた。これがまた、川面に滲んで綺麗な波の余韻を残してくれた。
その夜は、蔵前橋と厩橋を足場に、スカイツリーを軸として、隅田川の夜景を思う存分味わった。
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春めく隅田川に遊ぶ水鳥(その443)
4月17日、その日の朝7時過ぎに柳橋を渡って、隅田川の川縁に降りた。...
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4月17日、その日の朝7時過ぎに柳橋を渡って、隅田川の川縁に降りた。
先週、カメラに収められなかった、その水鳥の動きを捉えようと思っていた。
ところが、少し時間が早かったのか、水鳥の影が見えなかった。
「困ったな」と思い、少し下流に歩いてみると、首都高速の両国ジャンクションの下辺りに、水鳥の群れが見えた。
水鳥たちは、川の流れに乗り、少し下流に流されると、空を飛んで、少し上流に戻り、又水に流されて下流に至るという、工程を楽しんでいる様だった。
帰りがけに、柳橋の近くまで来ると、30分ほど前には、影も形も見えなかった、水鳥たちが、集まり始めていた。
「これから水鳥がたくさん集まってくるのかな」と思いながら、朝の散歩を終えた。
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隅田川を両国から隅田公園辺りまで散歩(その442)
4月16日、その日の午後5時頃、隅田川の遊歩道に降りた。...
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4月16日、その日の午後5時頃、隅田川の遊歩道に降りた。
日没がだんだんと遅くなり、周囲はまだ明るさが残る夕方だった。
東京スカイツリーには、まだ照明が点かず、遊歩道では、ジョギングをする人々が目立った。
若い男女が、スマホを翳しつつ語らったり、中には釣りに興じている人もいた。
その一人に「何が釣れますか」と声をかけると、「シーバスが良く釣れるよ、今日はだめだったけれど」と答えてくれた。丁度、川の真後ろの住民の様だった。
夕食の1品にと考えて、いたのだろうかと想像し、微笑ましい気持ちになった。
その日は夕暮れのテンポが、遅く駒形橋から吾妻橋を抜けた頃、夕闇はやっとやってきた。
「東京スカイツリー」にもやっと灯が点り、夜景が賑やかになってきた。
すると、スカイツリーの左横に、真ん円の「お月様」が昇つてきた。
隅田川の川面には、蔵前橋に白色のネオン、厩橋にオレンジ色のネオンがくっきりと映えていた。
「やっと、隅田川の夜景が撮れたな」と思い、カメラをしまうと、そこに屋形船が向かうからやってきた。
「隅田川の夜の饗宴が始まるのだろうか」と思いを馳せ、その日の散歩を終えた。
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