木更津の「恋人の聖地」「太田山公園」「證誠寺」をめぐる(その436)
1月9日、その日の9時16分市川発の下り総武快速線は5分ほど遅れてやってきた。...
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1月9日、その日の9時16分市川発の下り総武快速線は5分ほど遅れてやってきた。
その電車に乗り、乗り換えなしで木更津駅まで、約1時間の旅に出た。
街の様子が分からなかったので、駅からタクシーに乗って、中の島公園の「日本一高い遊歩道」へと向かった。
実はグーグルで調べた際に、その公園には入れないとの情報が明示されていたので、だめもとで行ってみた。
案の定、3月17日まで工事中との告知が張られ、通行止めとなっていた。
遊歩道には入れなかったが、「恋人の聖地」のモニュメント辺りから広い海を見つめ、少し霞んではいたが富士山の姿をカメラに収めることに成功した。
そこから、太田山公園に向かい、高い展望台から東京湾を一望すると、横に延々と続くアクアラインや海ほたる等が見えた。空には筋雲こそあったが、青一色の晴天であった。
太田山では、早咲きの梅の花や遅い紅葉のもみじの木などが目を楽しませてくれた。
江戸時代に建てられた梁がしっかりした旧家の母屋やその囲炉裏などをカメラに収め、木更津駅に戻った。
その駅には「駅ピアノ」が設置され、若い女性が見事に演奏していた。その音の大きさに少し驚かされ、足を止めスマホでビデオを撮った。演奏の為に並んでいる人々もいた。
駅から10分ほど歩くと、「證誠寺」をやっと見つけられた。道のところどころに狸の置物が置いてあった。
その寺にも赤い梅が咲いていた。古風なその寺を一周し、心の中で「しょうしょう、しょうじょうじ・・・」と世界的にヒットした古い歌を呟いていた。
木更津の旅は終わり、11時59分発の逗子行きに乗り、市川駅まで戻ってきた。
ダウンコートを着ていたので、それほど寒さは感じられなかった。
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東京・夜明け前の雪景色(その435)
1月7日、その日の朝6時半頃、東の空に赤みが増してきた。
千葉から東京にかけて、屋根の上には白い雪が覆っていた。
東の空には、日の出前の明るみが増してきて、そろそろ「日の出」が近い時間であった。
東京の街並みは、雪景色に埋まっていた。
西方にカメラを向けると、うっすらと富士山が浮かんできていた。
光の衣を脱いだスカイツリーの雄姿も徐々に現してきていた。
1月2日の夕空(その434)
1月2日、その日の午後4時半頃、西の空を臨むと、真ん丸い夕陽が丹沢連峰に沈んでいった。
その有様を、じっくりと追いかけてみた。
なんといっても、富士山が影絵になってゆく姿は、いつ見ても美しい。
陰ってゆくのと同時に、17時頃になると、東京スカイツリーに灯が点り、どんどんと煌びやかになってゆく。
富士山から延びる山系、丹沢山系や秩父山系もそれに従うように、影絵が濃くなっていった。
驚くことに、遠くから見ると、東京上空には、かなりの数の飛行機が飛んでいる姿が確認できた。
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