市川と松戸の境にある大町の薔薇園に行った。帰り道には驚きの・・・(その370)
市川駅から8時28分発の総武緩行線に乗り、西船橋駅で武蔵野線に乗り換え、2つ目の市川大野駅で下車した。...
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市川駅から8時28分発の総武緩行線に乗り、西船橋駅で武蔵野線に乗り換え、2つ目の市川大野駅で下車した。
駅を出て、バスを待つと2台目のバスに飛び乗った。運転手に「市川動植物園」の近くを通るのかと聞くと、「いいから乗れ、降りる所で教える」と言われ2つ目の停留所で、声をかけられ下車した。そこから1キロ少し歩くと、目的の場所に着いた。
鬱蒼とした森の入り口に、広い駐車場があり、そこにいた係員から後10分もすると100メートル先の「薔薇園」のドアが開くと教えてもらい、そこまで行った。
森の小道を歩くと、小さな池が見えてきた。その向こうには色とりどりの薔薇の花が咲く園が見てきた。意外な展開に少し驚いたが、兎に角その日の撮影対象に出会えた。
空はどんよりしていたが、すぐに雨が降って来る様子ではなかった。
色彩豊かな薔薇の花にカメラを向けながら、先週の京成バラ園と頭の中で、比較してしまった。スケールは小さいがその分、鑑賞客が少なく、カメラを回しても上手く場所を選べば、人影で邪魔されることはなかった。その割には色とりどりの綺麗な薔薇の花が、その姿を競っていた。
池の中に目をやると、サギが1羽盛んに餌を探して動いていた。鴨も一羽時折、姿を見せていた。なかなか面白い情景であった。
1時間半ほど、その情景の中に身を委ねてから、帰りは動物園に寄ってから、北総鉄道の「大町」駅に向かった。
尾瀬沼のような湿地の中を幅1メートルほどのコンクリートの細い道を1キロ半ぐらいひたすら歩いた。
尾瀬と違うのは、そのスケールと、鬱蒼とした森の中を歩くという周囲の状況の違いであった。道の両脇には黄色い菖蒲の花が咲き、森には紅葉の木が「秋の華麗な紅葉」を連想させてくれた。
「秋にもう1度来よう!」そんな思いを抱きながら、1キロ半ぐらいの道程を歩いた。
「市川にもこんなところがあったのか」と自分が住んでいる町がとても魅力的に感じた。
うれしさ半分、情けなさ半分の気持ちで、北総線の「大町駅」にたどり着き、11時38分発の上り電車で2つ先の東松戸まで行き、そこから武蔵野線に乗り換え、西船橋駅で総武線に乗り換えた。
市川駅に戻ってきたのは、12時5分頃であった。何とか雨に降られずに済んだ。
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5時半に起床し「京成バラ園」に向かった。そこには・・・(その369)
5月9日、その日の朝5時半に起床し、市川駅から6時10分の総武緩行線に乗って、西船橋駅で東葉高速鉄道に乗り換え「八千代緑が丘」駅まで行った。...
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5月9日、その日の朝5時半に起床し、市川駅から6時10分の総武緩行線に乗って、西船橋駅で東葉高速鉄道に乗り換え「八千代緑が丘」駅まで行った。そこから15分程歩くと「京成バラ園」に着いた。その頃はまだ太陽が覗いていなかったが、時間が経つ内に段々と青空が広がっていった。
7時少し前に到着したが、驚くことにかなりの客が既に入場していた。園内に入り早速三脚を拡げて撮影体制に入ったが、思ったよりも人影が多く、内心「もう1時間早く来るべきだった」とその人気ぶりに舌を巻いた。
思い直して、入り口付近の「ベルばら」のテラスを手始めに、撮影を開始した。
園の外周から中を垣間見る様に歩きながら、始めの内は遠目から匂い薫る薔薇の大輪を次々とカメラに収めた。
それにしても、凄い人数の鑑賞客が集まっていた。どこにレンズを向けても、マスク姿の人影が写ってしまった。
外縁から、中に入り、「リオサンバ」などの当園自慢の華やかな薔薇の大輪を収めながら、次々と撮影しまくった。
何しろ、見事な大輪が続き、「薔薇の香り」が漂っていた。朝早くから多くの人々が集まり、華やかな薔薇に癒され日頃の鬱憤を晴らしているように思えた。
その空間は、まさに浮世から離れた華麗な空間といっても良いほどの楽園であった。
2時間半ほどその世界に浸り、9時半頃出口付近でソフトクリームを口にし、テラスで休んでから出口へと向かった。
バスに乗り15分程すると「八千代緑が丘」の駅に着いた。そこから来た時のコースを戻り、市川駅に着いたのは11時ごろであった。その日はまさに初夏の気候であった。
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寂しげな東京スカイツリーにピンクムーン(その368)
4月27日、その日の夕方、西の空を見ると、寂しげな光のマントを着た東京スカイツリーの姿が見えた。コロナ禍の緊急事態宣言中で、光を制限されているように思われた。
東の空を見上げると、真ん丸い4月の満月が見えた。
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