上野公園を散策した(その243)
1月26日、その日は朝から気温が低く、どんよりとした空の様子だった。...
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1月26日、その日は朝から気温が低く、どんよりとした空の様子だった。
小雨がぱらつき、JR緩行線に乗って市川駅を出たのは、9時近かった。
20分少しで上野駅に着き、上野公園出口側から出た。
すると西洋美術館前に長蛇の列が出来ていた。
「ハプスブルク展」を鑑賞しようという人々の列であった。
その列を横目に見て、上野東照宮「ぼたん苑」を目指した。
正面には金ぴかの東照宮があり、横には五重の塔が聳えていた。
ぼたん苑の入り口で、少し待つと、係員が「雨の為、花が痛んでいるものもあります」という断り書きを書き、入り口を開けた。
9時半だった。一番先頭に並び、中に入ると、雨水を吸い込んだ藁の衣の中に赤、白、黄色などの「牡丹の花」が見事に咲いていた。
ここ上野東照宮でも、藁の衣が列をなしていた。その中に大玉の牡丹の花が鎮座していた。
牡丹の花は、日差しなどに弱いのか、どこに行っても、乳母日傘状態である。
その光景を、40分ほど、ビデオカメラに収め、出口へと向かった。
雨は止んでいたが、昨日からの雨の所為か、石畳は水を含んでいた。
来る時に、気になっていた「伊賀直送専門食堂」というタテカンがあった中央広場に向かった。
中に入ると、ちょっと当てがはずれ、一回りして、上野駅に戻ろうとした。
すると、その時間には、西洋美術館の前の長蛇の列は、もう解消していた。
上野公園には、次々と人の波がやって来て、大変な人気スポットであると思った。
公園口から、帰路に就き、市川へと戻った。
市川駅に着き、時計を見ると、まだ11時を少し過ぎた頃であった。
雨はすっかり止んでいた。
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船橋のアンデルセン公園にチューリップを見に行った(その242)
1月19日、その日の8時半頃、市川駅から総武緩行線に乗って、西船橋駅で東葉高速鉄道に乗り換え、八千代緑が丘駅まで行った。...
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1月19日、その日の8時半頃、市川駅から総武緩行線に乗って、西船橋駅で東葉高速鉄道に乗り換え、八千代緑が丘駅まで行った。
そこからバスに乗り、アンデルセン公園に行くと、9時半の開園に合わせて、多くの子供連れが並んでいた。
空は晴れていて、それほどには寒さを感じなかった。
園内に入ると、「平和を呼ぶ像」が待ち構えるようにそびえていた。
赤い椿の並木道を歩き、橋を渡り、チューリップが咲き誇るアンデルセンの街に辿り着いた。
動きが止まった大きな水車があり、中央には噴水から水が上がっていた。
その辺りでは、沢山のカメラ愛好家が、盛んに撮影をしていた。
太陽が高い所にあり、ビデオカメラで撮影していると、時折自分自身の影が映ってしまい、「まずい」と思いすぐに位置関係を変えるのだが、時折同じような失敗を繰り返した。
アンデルセンの童話の世界をミニチュアで構築している広場があり、西洋風の街並みが綺麗に展望できた。
少し、歩くと今度は、チューリップの花畑があり、そこでは赤、白、黄色等様々な花がアレンジされていた。
少し歩くと、道路を跨ぐ橋があり、渡ると湖が見えてきた。
その湖に、黒っぽい水鳥の集団が入ってゆくところが目に入り、カメラを向けた。
すこし離れたところでは、空からカルガモらしき鳥が、その湖に滑空する様子も見られた。
水辺の所為か、寒さを感じたが、湖には、数隻のボートが浮かんでいた。
この公園では、どこに行っても子供達が伸び伸び、大きな歓声を上げて楽しんでいた。
家族連れが多く、どの家族も楽し気に語らっていた。
ジャングルジムのような遊具施設を通って、入ってきた出口に向かい、その日の帰途に就いた。
結構、バスの便が悪く、20分ぐらい待ったが、何とか東葉高速鉄道の駅に辿り着いた。
市川の駅について時計を見てみると、12時10分頃であった。
アンデルセン公園は広くて、美しい魅力ある公園であるが、車ではなく、歩きでの来園者には、どうしても不便なところは隠せないと思った。
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幕張メッセに「東京オートサロン2020」を見に行った(その241)
1月12日、その日の朝、市川駅から8時20分ごろの総武緩行線に乗り、幕張本郷駅で降りた。...
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1月12日、その日の朝、市川駅から8時20分ごろの総武緩行線に乗り、幕張本郷駅で降りた。
そこからバスに乗り、「幕張メッセ」に向かった。
空は、曇っていたが、それほど寒くはなかった。
9時開場のその「東京オートサロン2020」の会場は、もう既に人の波で埋まっていた。
若い人もいれば、中年もいるといった様子で、3分の1は女性であった。
元気そうな集団についていき、センターホールから会場に入った。
まばゆいコーディネーションの車体が並び、会場全体が熱気に溢れていた。
太いタイヤに、独特のリアースタイルの車や内装に凝った造りの車内等、かなり普通仕様の車ではない展示が多かった。
特に、キャンプ地でそのまま役に立ちそうな車や超デラックスなオーストリッチ仕様のシートを使っているものなど、贅沢を凝らした車体に目を奪われた。
中には、これからレースに出すというふれこみの車体など、日常的ではない出展車が目立った。
そういう意味では、日常から離れた夢の世界だとも言えた。
EV車があり、高性能車があり、塗装技術を凝らした車などが展示してあり、室内に試乗できる機会もあった。
あちらこちらで、有名なレーサーのトークショーなどが催され、大型スクリーンでレースの様子も大きく映し出されていた。
時折、モデルさんが、笑顔を作りカメラを向けた人々にサービスをしていた。
9時頃には会場も若干すいていたが、1時間も経つ頃は、ぎゅうぎゅう詰めの状態になっていた。
スピーカーからは、あの心地よいパワフルなエンジンの音が流れ、会場は熱気に溢れていた。
通常の展示会と違い、あちらこちらにスーパーカーが展示してあり、色気があるというのか、甘いモードも誘う。
概ね、3つに分かれた、その展示会場を11時を少し回った頃には、ざっと一周し外に出た。
少し雨がぱらついてきたが、同じルートで、幕張本郷駅に戻り、そのまま市川駅へと向かった。
実際に、自分でお金を使い購買できるような製品ではないが、自動車文化の一端を感じることができ、心の中は少し楽しい気持ちに誘われていた。
展示会の新しいフェイズがやって来たような気分がして、少しリッチな気分を味わえた。
市川駅で時計を見ると、12時10分を指していた。
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