赤白の山茶花と冬のカヌーを見に亀戸中央公園へ(その237)
12月22日、その日の朝9時頃、市川駅から総武緩行線に乗って、4駅先の亀戸駅まで行き、東武亀戸線に乗って隣駅の「亀戸水神」駅で降りた。...
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12月22日、その日の朝9時頃、市川駅から総武緩行線に乗って、4駅先の亀戸駅まで行き、東武亀戸線に乗って隣駅の「亀戸水神」駅で降りた。
歩くと数分で、亀戸中央公園に着いた。
空はどんよりとして、冷たい日であった。
公園に着くと、JRのガードをこぐって、山茶花が咲くテニスコートや野球場が並ぶ辺りで、三脚を立てて、ビデオカメラを回し始めた。
赤と白のサザンカの木を撮影していると、絶え間なく小鳥が往来している様が見えた。
ファインダーを覗くと、時折、木の枝に小鳥が止まるのを発見した。ぐっとズームアップするとその様が良く見えた。
耳には、絶え間なく小鳥たちの鳴き声が、心地よく入ってきた。
同時に、テニスコートや野球場で楽しむ人々の声も、耳に入ってきた。
暫らくその世界を楽しみ、今度は旧中川の河原に出た。
空には、カゴメが飛び、川の中では、大勢のカヌー愛好家が、冬の寒い風の中で、元気に漕いでいた。
壮観なカヌーの走りと並行する河原には自転車に乗り、激を飛ばすコーチの2人が、懸命に走っていた。
暫らく、寒空の中、その光景を眺めてから、花びらに赤白が混じった新種の山茶花を鑑賞し、亀戸水神駅から同じ経路で市川駅まで戻った。
体は厚手のダウンコートでカバーしていたが、外に出ている手のひらや顔には冷たい気温がもろに効いていた。
市川に着くと、時計は11時半頃であった。
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更に紅葉を求めて荻窪の「大田黒公園」に行った(その236)
12月15日、その日の朝8時半頃、総武緩行線に乗り、お茶の水駅で、中央線に乗り換え、荻窪駅まで行った。...
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12月15日、その日の朝8時半頃、総武緩行線に乗り、お茶の水駅で、中央線に乗り換え、荻窪駅まで行った。
荻窪駅の南口出口から、歩いて10分余りのところにある「大田黒公園」を目指した。
その日は12月中旬というのに、それほど寒さを感じず、青い空には雲がかかっていた。
その公園の正門から中に入ると、綺麗な銀杏並木が長く続いていた。
その並木から木戸の中に入ると、そこには紅葉した木々の世界が庭園の中に展開されていた。
置き石に足を運び、小川を渡ると、瀟洒な展望小屋が目に入り、そのに陣取って、動画の撮影を開始した。
目の前には、池があり、沢山の枯れ葉が水に浮き、良く見ると驚くほど大きな錦鯉が泳いでいた。
その池には、カルガモの親子も水面を泳ぎ楽しんでいた。ひょっと向かいの木を見ると大きな烏が枝に止まっていた。
庭園の中央には、枯葉を丁寧に箒で集めている管理人風の人影が、絶えず動いていた。
場所を動いて小屋の反対側に行くと、風が少し吹いてきて、紅葉したもみじが揺れていた。
かって、この公園の主であった方の書斎風の建物があり、贅を凝らした雰囲気が伝わってきた。
中央の庭をぐるっと巡ると、沢山の枯れ葉が落ちており、晩秋の気配を感じた。
風がすこし強くなり、落ち葉の落ちる数も多くなったように感じた。
1時間と少しその場にいて、出口に通じる銀杏の並木を歩くと、足元に落ちている銀杏の落ち葉にもみじなど赤い葉が混ざり、綺麗な彩を感じさせた。
出口を出ると、荻窪の駅に向かいその日の帰途に就いた。
丈の長いダウンコートを着ていたので、寒さはそれほど感じずに済んだ。
荻窪駅から市川に着いたのは、11時55分頃であった。車中で「今年の紅葉の季節もそろそろ終わりかな」と少し寂しい感じに包まれた。
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江戸川・紅葉燃える「殿ヶ谷戸庭園」(その235)
12月8日、その日の朝、8時半ごろJR市川駅から総武緩行線に乗って、お茶の水駅で中央線に乗り換え、国分寺駅まで行った。...
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12月8日、その日の朝、8時半ごろJR市川駅から総武緩行線に乗って、お茶の水駅で中央線に乗り換え、国分寺駅まで行った。
駅から数分で、目当ての「殿ヶ谷戸庭園」の入り口に着いた。
青空が広がり、ところどころに白い雲が浮かんでいたが、ダウンコートを着ていたので、寒さはそれほど感じなかった。
園の中に入ると早速、紅葉したもみじの木々が迎えてくれた。
その情景を一目見ただけで、その庭園を選択してよかったと安堵の念がよぎった。
団体客をやり過ごして、紅葉したもみじの有様をじっくりと味わった。
今秋、出会った紅葉の中でも、コンパクトであるが、密度が高いと感じた。
丘があり、小さな滝があり、池があり、紅葉を巡る舞台がそろっていた。
カメラを持つ人々も、スマホだけではなく一眼レフを構える人が多かった。
その人々が、足を止め盛んにシャッターを切っていた。
しかも、留まっている時間が、結構長いことに気が付いた。
子供たちも、先生に連れられて集団で写生をしていたり、他では見られない光景が目についた。
休憩所があり、そこから見下ろすと、赤く燃える紅葉が、一面に広がった。
しかも、赤だけでは無く、茶色や焦げ茶、黄色、黄土色、というように色彩が豊富であった。
結構山谷があり、歩くのに注意が必要ではあったが、その分、高低差が出来、「秋の紅葉」は余計楽しめた。
一周回って見ると、1時間半ほどかかり、朝の散歩にはぴったりであった。
11時を少し回ったので、帰り支度をし、その庭園を後にした。
国分寺駅に着くと、西武鉄道とも交差して、かなり大きな駅であることに気が付いた。
丁度良く、特別快速「東京」行きが来たので、その電車に飛び乗り、その日は帰途に就いた。
市川駅に着き、時計を見ると、12時を少し回った頃であった。
中に着ていたTシャツが、汗に滲んだ感触であった。
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