9月30日、その日朝9時半頃、市川駅から総武快速線に乗って新日本橋駅まで行った。 新日本橋駅から、メトロの「三越前」駅まで、地下道は拡幅工事で、道幅が狭くなっていた。 三越前で、地上に出ると、閑散とした人通りの中央道りを歩いた。 その日の夜には、東京にも台風が襲ってくると予想され、朝10時過ぎというのに閑散とした人の流れとなっていた。 コレド室町の横を中に入ってみると、赤い鳥居が目に入った。 少し中に入ると、日本橋風の商店が並んでいた。 三越本店の前も、人通りがあまりなかった。 中央通りを挟んだ、向かい側は、「新潟県」「奈良県」等といった各県の展示場が目についた。 更に、ツアーコンダクターを先頭にした団体客が目立った。 あっという間に「日本橋」に着き、日本橋川と高速道路に囲われた日本の道路の発進地のど真ん中にいた。 そこから、高島屋の方角に歩を進めた。 西川の幟の下を歩いていくと、ビルの谷間に「はいばら」の瀟洒な建物が見えた。 中では、煌びやかな和風の扇子や和風のカレンダーや掛物が陳列されたいた。 高島屋の傍に行くと、新館のオープン記念をやっていた。 旧館と新館の間の道を歩くと、パリのカフェ風の新しい店が並んでいた。 ここが日本橋のカフェ通りとして、人気になってゆくような気がした。 それだけ、雰囲気重視の造りとなっていた。 日本橋桜通りから、折り返して、反対側の通りを神田駅まで歩き、新しい雰囲気の日本橋界隈を後にした。 神田駅に差し掛かると、少し来ぬ間に「ポリスボックス」が今風にリニューアルされたていた。 高架下には「上白壁橋通り」という広い東西の抜け道が完成されており、駅構内は日頃の雑踏が嘘の様に静まり、閑散とした様子であった。