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特集 隅田川シーズンズ
2024年03月29日(金)
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【隅田川シーズンズ】
混雑する上野公園の東照宮ぼたん苑を行く(その188)

1月20日、その日の11時頃、JR山の手線の上野駅を降りた。

上野公園出口の改札は列が出来るほど、混雑していた。
駅前から東京文化会館辺りまでは、文字通り、人、人、人の状態であった。

動物園前の交番辺りまで、反対側から歩いてくる人々と交差し、歩き難さは倍加していた。
空は晴れ、素手は少し寒さを感じた。

上野東照宮への道を選んで、歩を進めると、直ぐにぼたん苑の入り口に差し掛かった。
「ぼたん綺麗に咲いています」との黒板につられて、中に入ってみると、麦わらで作られた囲いにしっかり覆われた、色鮮やかな牡丹の花が出迎えてくれた。




鮮やかな白、艶やかな紫、色っぽいピンク、透明感ある黄色の牡丹。すべての花が良く手入れされていた。
当然のごとく、その花々の前には、スマホやミラーレスカメラの焦点が狙っていた。

最初は、動画でその光景を一舐めし、戻りながらスマホで写真を一枚一枚撮って歩いた。






ころっとした大きな牡丹の花は、大胆にも見えるし、優雅にも見えた。
周りの知識豊富な方々のささやくような説明が、耳に入ってくると、各牡丹の成り立ちも分かり、「なるほど」とうなづいてしまうものであった。
牡丹が咲く季節は、この冬の中でも、2~3回あるようで、これから咲き誇る牡丹がまだ蕾のものもあった。

徳川家康公と牡丹の組み合わせは、いかにもぴったりくると内心感じた。
その「ぼたん苑」を出ると、金ぴかの東照宮の門が目に入ってきた。


後ろを向くと、五重塔がそびえ、その隣には赤い楓のような木が寄り添って、そのコンビネーションが見事なものだった。

更に目線には、ずらっと並んで灯篭が立っていた。足元には夜のライトアップに用いるものと見られる四角い提灯灯篭が並んでいた。

雑踏の中、その日は、「大胆な王の花」のイメージを抱いて、再び上野駅から帰路に就いた。




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