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特集 隅田川シーズンズ
2024年04月16日(火)
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【隅田川シーズンズ】
「目黒のさんま祭り」 から東京都庭園美術館(その222)

9月8日、その日の朝9時ごろ、市川駅から総武快速線に乗り、品川駅で乗り換え、山手線で目黒駅まで行った。
朝から、もあーとした湿気のある天候であった。

目黒駅に降り、東口の出口に出ると、秋刀魚の匂いが迫ってきて、既に大勢の人々が集まっていた。
演壇が作られ、主催者の挨拶が始まっていた。

道路の向かい側に渡ると、秋刀魚の塩焼きが始まっていた。
例年は岩手・宮古市で水揚げされたばかりのサンマを用意しているが、ことしは深刻な不漁が続いているため、去年水揚げされ冷凍保存していたサンマをふるまうという初めての対応を余儀なくされたという。




それにしても、その広い道路は規制され、道端一杯に秋刀魚の炭火焼きが一斉に始まっていた。
焼き方は独特で、一つの炭火コンロを2つに分け、おおよそ10匹づつ交互に焼いていた。
しかも、そのコンロが、概ね10~20位連なり、焼き手は、パタパタと団扇で煽いでいた。




秋刀魚を食べようとする人々は、もう既に、長い列を作り、プラスチックのお皿を貰う順番を待っていた。
実は、焼けた秋刀魚は、その皿の上に載せられて、それを割りばしで、食べるのだった。




焼き手は、次々に生の秋刀魚をコンロの上に載せ、10匹単位で焼き、仕上がると、次々にお客の皿の上に載せていった。
その辺りは、秋刀魚の匂いがする煙が立ち込めて、もうもうとしていた。


そうした情景を横目に見ながら、その一帯を後に、3分ほど先の「庭園美術館」に足を伸ばした。
景色はガラッと変わり、瀟洒な鉄門から洒落た庭園に入った。

中には、大きな池があり、その中に見事な錦鯉が何匹も泳いでいた。
かなり大きな錦鯉で、赤や白、それに金色をした鯉もいた。




庭園は、綺麗にデザインされ、そこに芝や木々が配置されていた。
高台があり、そこから見る庭園もなかなか趣があった。




三脚を開いて、片手に持ったビデオカメラを取付け、ゆっくりと撮影した。




暫らく、その瀟洒な雰囲気を楽しみ、外に出てみると、早速あの塩焼きの香りがしてきた。
その香りを楽しみながら、その日は目黒駅から市川へと同じ道中を引き返した。

Tシャツは、びっしょり濡れて、内側に着ている肌着まで、汗が染みている感覚があった。
市川に戻ると、丁度時計は昼の12時を指していた。



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