※2022年6月、更新を終了しています
米国務長官・北朝鮮への対応“最初の爆弾まで外交努力”(10月16日)
米国・ティラーソン国務長官は15日、テレビ局の番組に相次いで出演し、トランプ大統領が今月ツイッターに“北朝鮮との交渉の試みは時間のむだだ”と投稿したことについて真意を問われ“大統領は、キムジョンウンとその政権に、軍事的選択肢を使う用意があると伝えたいのだと思う”と説明した。
そのうえで“大統領は私に外交を通じて問題を解決したいとも明確に示して、戦争は求めていない。
外交努力は最初の爆弾が投下されるまで続く”と述べた。...
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米国・ティラーソン国務長官は15日、テレビ局の番組に相次いで出演し、トランプ大統領が今月ツイッターに“北朝鮮との交渉の試みは時間のむだだ”と投稿したことについて真意を問われ“大統領は、キムジョンウンとその政権に、軍事的選択肢を使う用意があると伝えたいのだと思う”と説明した。
そのうえで“大統領は私に外交を通じて問題を解決したいとも明確に示して、戦争は求めていない。
外交努力は最初の爆弾が投下されるまで続く”と述べた。
ティラーソン国務長官としては、軍事的選択肢を検討していることを強調しながらも、外交重視の姿勢を示し、北朝鮮に対し、核ミサイル開発の放棄に転じるよう強く促す狙いと見られる。
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中国・党の最高規則・習主席の指導理念入り確実に(10月15日)
中国国営の新華社通信によると、今月11日から開かれていた中国共産党の重要会議・中央委員会総会が昨日閉幕した。
今月18日に始まる5年に1度の共産党大会に向けて党の最高規則にあたる「党規約」の改正案をまとめた。...
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中国国営の新華社通信によると、今月11日から開かれていた中国共産党の重要会議・中央委員会総会が昨日閉幕した。
今月18日に始まる5年に1度の共産党大会に向けて党の最高規則にあたる「党規約」の改正案をまとめた。改正案の詳細は明らかにされていないが、会議では、歴代の指導者の思想や理念に続く形で、「習近平総書記の一連の重要演説の精神と国政運営の新理念、新思想、新戦略の貫徹」を確認していて、習近平国家主席の指導理念が盛り込まれることが確実となった。
会議では習主席が共産党トップの総書記に就任してからのこの5年の成果について、「長期にわたって解決したくてもできなかった数多くの難問を解決し、党と国家に歴史的な変革をもたらした」などと、歴史的という言葉を繰り返し使って称えている。
党規約の改正をめぐっては、習主席の指導理念が、建国の父と言われる毛沢東の「毛沢東思想」や、改革開放政策を打ち出したトウ小平の「トウ小平理論」と並んで、個人名を冠した形で盛り込まれる可能性も指摘されていて、習主席への権威づけがどこまで進むのか注目されている。
一方、会議では、習近平指導部のメンバーで、次の世代のリーダー候補とされていたものの党大会を前に汚職で失脚した前の重慶市のトップ孫政才ら10人余りの幹部について党籍の剥奪が承認された。
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EU・北朝鮮への独自制裁追加案・合意へ(10月14日)
EUは国連の安保理決議とは別に北朝鮮に対する独自制裁の追加を検討していたが、このほど制裁案をまとめた。
それによると、加盟国に対してあらゆる分野での北朝鮮への投資のほか、原油や石油製品の輸出を禁止する内容が盛り込まれている。...
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EUは国連の安保理決議とは別に北朝鮮に対する独自制裁の追加を検討していたが、このほど制裁案をまとめた。
それによると、加盟国に対してあらゆる分野での北朝鮮への投資のほか、原油や石油製品の輸出を禁止する内容が盛り込まれている。
さらにEUは、北朝鮮労働者が域内で獲得する外貨が北朝鮮の資金源になっていることを重くみていて、制裁案にはEU域内にいる北朝鮮労働者の労働許可の延長を禁止することや、北朝鮮への送金の上限を現状の1人1回あたり15000ユーロから3分の1の5000ユーロ(66万円余)に引き下げることなども盛り込まれている。
この制裁案は16日に開かれるEU外相会議で協議され全会一致で合意される見通しとなった。
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北朝鮮に最大限の経済的圧力”主要7か国が一致(10月13日)
G7主要7か国は米国・ワシントンで財務相、中央銀行総裁会議を開き、核やミサイルの挑発を続ける北朝鮮に対し、国際平和と安全保障への重大な脅威となっているとして最大限の経済的な圧力をかける必要があるという認識で一致した。
衆院選・与党・組織引き締め・野党“巻き返しを”(10月13日)
共産党・小池書記局長は“野党分断の影響が出ていると思うが、自民党への支持と期待が広がっているわけではなく、まさにこれから。
市民と野党の共同候補が全国で生まれており、安倍政権に痛打を与える結果を出したい”と述べた。
立憲民主党・枝野代表は“期待を得ているのは間違いないので、実際の結果にどうつなげていくかが大事。...
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共産党・小池書記局長は“野党分断の影響が出ていると思うが、自民党への支持と期待が広がっているわけではなく、まさにこれから。
市民と野党の共同候補が全国で生まれており、安倍政権に痛打を与える結果を出したい”と述べた。
立憲民主党・枝野代表は“期待を得ているのは間違いないので、実際の結果にどうつなげていくかが大事。
小選挙区で自民党に競り勝つことで、安倍内閣が倒れる方向に役割を果たしたい”と述べた。
日本維新の会・松井代表は“自民党が強く安定した戦いとなっているが、よく考えてほしい。
自民党はあまりにも勝ちすぎて、おごりが出てきた。徹底的に税金の使い方を見直すのがわれわれの訴えだ”と述べた。
社民党・吉田党首は“野党が分かれて戦えば自民党を利することを表しているが、ひるむわけにはいかない。
共産党、立憲民主党、社民党で連携し議席の上積みを狙う”と述べた。
日本のこころ・中野代表は“数字に表れない形も出てくると思う。街頭演説と党の広報でやっていくしかない。
戦いは最後の最後までやっていく”と述べた。
与党側は、まだ序盤だとして組織を引き締めているのに対し、野党側は、巻き返しを図りたい考えで今月22日の投票日に向けて選挙戦は激しさを増していくものと見られる。
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