【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
韓国と北朝鮮による将官級会談“軍事的な緊張緩和・大枠で一致”(8月1日)
韓国と北朝鮮は板門店にある韓国側施設で軍の将官級の会談を開き、韓国国防省・金度均政策官、北朝鮮朝鮮人民軍・アンイクサン中将が首席代表として出席した。
韓国側によると、双方は軍事的な緊張緩和に向けて大枠で一致したという。 南北の非武装地帯に設置されている歩哨所の兵力や装備の一部を試験的に撤収する方針のほか、共同警備区域での非武装化などの検討を進め、今後、国連軍司令部とも協議するとしている。...
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日銀・金利政策修正・長期金利一定の上昇容認(7月31日)
日銀はきょうまでの2日間、金融政策決定会合を開催し、2%の物価上昇率の実現に向けて、短期金利と長期金利に誘導目標を設けた大規模な金融緩和策を一部修正することを、賛成多数で決めた。
具体的には、現在0%程度としている長期金利の誘導目標について「金利は経済物価情勢などに応じて上下にある程度変動しうるものとする」とし、長期金利の一定の上昇を容認することになった。 また、短期金利のマイナス金利政策については「適用する金融機関の当座預金の額を減らす」としている。...
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米国大統領“イラン大統領と会談の用意” (7月31日)
米国・トランプ大統領は30日の記者会見で「イラン・ロウハニ大統領と協議する考えはないか」という質問に対し「ロウハニ大統領が希望すれば前提条件なしに会談する用意がある」という考えを示した。
トランプ大統領は今年5月、イランと欧米などが3年前に結んだ核合意から離脱した上でイランに対する経済制裁を再開すると表明し来月6日からは自動車や鉄鋼製品などの分野で制裁が発動される見通しである。 これに対しイラン・ロウハニ大統領は制裁が再開した場合、原油の主要輸送路であるペルシャ湾のホルムズ海峡を封鎖することも辞さない考えを示すなど両国の緊張が高まっていて今回のトランプ大統領の発言にイラン側がどう対応するのか注目される。 PAC3部隊・昨夜撤収・「破壊措置命令」は継続(7月31日)
北朝鮮の弾道ミサイルを警戒するため、中国、四国地方などに配備された地上配備型の迎撃ミサイル・PAC3の部隊だが、防衛省は米朝首脳会談を受けて、緊張状態が緩和しているとして、昨夜撤収することを決めた。
ミサイルの迎撃に必要な破壊措置命令は継続されたままで、防衛省は「情勢に変化があった場合、速やかにPAC3を配備し直す態勢を維持する」としている。 カンボジア総選挙・強権的与党圧勝(7月30日)
カンボジアの総選挙は、フンセン首相率いる与党・人民党など合わせて20の政党が参加してきのう投票が行われた。
選挙管理委員会によると、開票はほぼ終わり、人民党は比例代表で争われた25の選挙区で、有効票の68パーセントから87%の票を得て、125の議席のほとんどを獲得するほどに圧倒的だった。 この結果、これまで33年間の実権を握り続けている、フンセン首相の強権的な体制が続くことになった。 フンセン政権は、前回の総選挙で与党に肉薄した最大野党の党首を、去年、国家反逆の疑いで逮捕して党を解党に追い込み、今回の選挙に参加させなかった。...
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