【風の流れ】
※2022年2月、更新を終了しています
OPEC・来月から原油増産で合意(6月23日)
原油価格のさらなる上昇を防ぐため、OPECは来月から原油の生産量を増やすことで合意した。
OPEC総会の議長・アラブ首長国連邦・マズルーイ・エネルギー相は「価格の高騰を避ける」と会見した。 増産で原油値下がりを嫌がるイランに一定の配慮し、OPEC最大の産油国・サウジアラビアが増産を呼びかけた。 イラン・ザンギャネ石油相は「原油価格高騰の責任はトランプ大統領にある」と会見した。 トランプ大統領のツイッターでは「価格を低くする必要がある!」と発信し、ニューヨーク原油市場では原油先物価格が一時69ドル台に値上がりし、OPECはロシアと協議、増産にそろって取り組むことを打ち出す方針である。 韓国ムン大統領・朝鮮半島の平和構築でロシアと経済深まる(6月22日)
韓国・ムンジェイン大統領はロシア議会で演説し、朝鮮半島の恒久的な平和体制が構築されれば、シベリア鉄道が北朝鮮を経て韓国南部までつながるなど、南北とロシアの経済協力が深まることに期待を示した。
北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長が「完全な非核化」を約束したことを強調した。 トランプ大統領・指示“親子を引き離さない”(6月21日)
米国に不法入国したとして拘束された親子が引き離されるケースが相次ぎ、強硬な不法移民対策を進めるトランプ政権への批判が高まった。
これを受けてトランプ政権は20日、大統領令に署名し、親子を引き離さないよう指示した。 米国メディアによると拘束された親が裁判を待つ間、子どもも同じ施設に収容。一方でトランプ大統領は記者団に対し「厳しさは維持しなければならない。さもなくば米国はこの国にいるべきでない人々によって転覆させられる」と述べ、不法入国者を拘束する不寛容政策を維持する考えを強調した。 米国・国連人権理事会から離脱表明(6月20日)
米国・ヘイリー国連大使は世界各地の人権問題に取り組む国連人権理事会について、慢性的なイスラエルへの偏見を抱えているなどと批判して離脱することを表明、同盟国であるイスラエル寄りの姿勢をより鮮明にした。
さらにヘイリー大使は「改革が行われれば再び喜んで参加する」とし、国連人権理事会に改革に取り組むよう促した。 これまでトランプ政権は、イスラエルと対立するパレスチナ寄りで中立性が保たれていないと批判、離脱を辞さない姿勢を示してきた。...
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金正恩委員長が3度目の訪中(6月19日)
北朝鮮・金正恩委員長が中国に到着した。
習近平国家主席と会談して米朝首脳会談について説明するとみられる。 中国・国営メディアは金委員長が中国を訪問すると速報した。 金委員長は先週、シンガポールに中国の特別機で向かうなど中国の後ろ盾を得て米朝首脳会談に臨んだ。 自ら習主席に対して米朝首脳会談の内容を伝えるとみられる。 非核化を巡る米国との今後の交渉について協議するとみられる。 「風の流れ」内の検索 |