金融市場大混乱・日本でも株価急落・バブル期終盤以来(3月13日)
日経平均株価は一時、1800円余り値下がりし、バブル期終盤以来、およそ30年ぶりの記録的な下落となった。ニューヨーク市場では、ダウ平均株価の終値が、過去最大の値下がりを記録していた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、動揺が続く金融市場だが、西村経済再生担当大臣は、大規模な追加の経済対策が必要だという考えを示した。
財務省と日銀、金融庁は幹部による臨時の会合を開いた。終値はきのうより1100円余り下げて、3日連続でことしの最安値を更新。...
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日経平均株価は一時、1800円余り値下がりし、バブル期終盤以来、およそ30年ぶりの記録的な下落となった。ニューヨーク市場では、ダウ平均株価の終値が、過去最大の値下がりを記録していた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、動揺が続く金融市場だが、西村経済再生担当大臣は、大規模な追加の経済対策が必要だという考えを示した。
財務省と日銀、金融庁は幹部による臨時の会合を開いた。終値はきのうより1100円余り下げて、3日連続でことしの最安値を更新。連日の下落で東証1部に上場している企業の時価総額は、この2か月間でおよそ180兆円目減りした。
アジア各地の市場(韓国、上海、台湾、香港、シンガポール)でも株価が下落した。一方、前日に記録的な下落となったヨーロッパの主な市場では、買い戻しの動きが出て、株価は値上がりしている。
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日経平均株価・一時1800円超下落(3月13日)
日経平均株価、午前の終値は、きのうの終値より1478円49銭安い1万7081円14銭だった。
日銀は市場の動揺を抑えるため午前9時30分、国債を買い入れる形で金融市場に5000億円の資金を供給すると発表した。
ニューヨーク株式市場・ダウ平均・下落幅・過去最大に(3月13日)
12日のニューヨーク株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与えるという見方から、ダウ平均株価は下落幅は2352ドルと過去最大の値下がり幅を記録した。終値としては2017年6月の水準まで落ち込んだ。
12日のニューヨーク株式市場は売り注文が殺到し主要株価指数の下落率基準に達し、取引開始後5分ほどで売買が自動停止した。これは株価の急落を防ぐためのサーキットブレーカーと呼ばれる措置で今月9日に続き2度目となる。...
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12日のニューヨーク株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を与えるという見方から、ダウ平均株価は下落幅は2352ドルと過去最大の値下がり幅を記録した。終値としては2017年6月の水準まで落ち込んだ。
12日のニューヨーク株式市場は売り注文が殺到し主要株価指数の下落率基準に達し、取引開始後5分ほどで売買が自動停止した。これは株価の急落を防ぐためのサーキットブレーカーと呼ばれる措置で今月9日に続き2度目となる。
しかし、それからも株価は値下がりを続け、ダウ平均終値は前日より2352ドル60セント安い2万1200ドル62セント。2352ドルの下落幅は今月9日を上回って過去最大となった。
また下落率としては約10%となった。1987年のブラックマンデー以来の下落率である。背景には米国経済がこれから悪くなるという投資家のあきらめがある。
それを確実にしたのはトランプ大統領のヨーロッパからの入国停止である。
ブロードウェイのミュージカルは先ほど向こう一カ月間の休止が決定。これなどを受け、米国経済を支える消費が一気に崩れるのではとの観測もあり、現在の金融市場の混乱に何がいいのかが大きな不安材料である。
FRBは12日、大量の資金供給を行うと発表もあり、株価の反応は一時的なものにとどまった。いわゆるコロナ危機という現状にどうした対策が有効なのか、答えが見つからないまま、市場の大混乱につながっているかもしれない。
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NY市場急落・過去最大2013ドル(3月10日)
新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から世界各地で株価が急落した。過去最大の値下がりを記録し、2013ドル値下がりした。
これまでの1190ドルをうわまわるひどいものだった。最大の値下がりの影響は新型コロナ医ウルスの感染拡大に加え、その副産物と言える原油価格の暴落も影響した。
エネルギー関連企業の株価は一日で半分に値下がりするところも出た。
ニューヨーク市場だけでなくヨーロッパの株価市場は大幅に下落した。...
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新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から世界各地で株価が急落した。過去最大の値下がりを記録し、2013ドル値下がりした。
これまでの1190ドルをうわまわるひどいものだった。最大の値下がりの影響は新型コロナ医ウルスの感染拡大に加え、その副産物と言える原油価格の暴落も影響した。
エネルギー関連企業の株価は一日で半分に値下がりするところも出た。
ニューヨーク市場だけでなくヨーロッパの株価市場は大幅に下落した。
株価下落・イタリアミラノ市場・約11.2%、パリ市場8、4%、ドイツ・フランクフルト市場約7.9%、原油急落・WTI先物価格・1バレル27ドル台、今朝4時1バレル31ドル台、背景にはサウジアラビアが大規模増産へとの見方だった。
きのうの東京外国為替市場では急速に円高が進んだが、1ドル102円26~30銭で現在は取引されている。
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株価2万円下回る・1200円超下げ(3月9日)
不安定な値動きが続く東京市場、日経平均株価は節目の2万円を下回り、下げ幅は1200円を超えて取り引き時間中の下げ幅としては今年最も大きくなった。
新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済に深刻な影響が及ぶのではないかという懸念が強まっている。
外国為替市場はドルを売って円を買う動きが加速し、円相場は先週末より3円以上値上がりして、およそ3年4か月ぶりに1ドル101円台まで円高ドル安が進んだ。...
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不安定な値動きが続く東京市場、日経平均株価は節目の2万円を下回り、下げ幅は1200円を超えて取り引き時間中の下げ幅としては今年最も大きくなった。
新型コロナウイルスの感染拡大で世界経済に深刻な影響が及ぶのではないかという懸念が強まっている。
外国為替市場はドルを売って円を買う動きが加速し、円相場は先週末より3円以上値上がりして、およそ3年4か月ぶりに1ドル101円台まで円高ドル安が進んだ。
さらに東京原油市場では原油の先物価格が大きく値下がりしている。取り引きの中心になる先物価格は先週末に比べて一時1万円余り率にして30%を超える値下がりとなった。
米国をはじめ各国の中央銀行も相次いで利下げなどの対応を打ち出し、先週末にはG20・主要20か国の財務相と中央銀行総裁が経済を下振れリスクから守るため、利用できるすべての政策手段を使うという声明を発表した。
しかし投資家の懸念は日に日に深まっており市場は不透明感に覆われている。
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