【世界の新技術】
最先端の技術・進化する生成AI(1月11日)
世界最大規模のテクノロジーの見本市「CES」が米国・ラスベガスで開催されている。世界の4000社以上が参加している。今年の大きなテーマは生成AI。画像や映像、音声など複数のデータを同時に処理するマルチモーダルAIがトレンドになっている。
米国調査会社ガートナーは今年は生成AIの管理が重要になると分析しており「AITRiSM」というキーワードを掲げている。 順天堂大学などのグループ・iPSから免疫細胞・子宮頸がん治療へ(11月18日)
順天堂大学・安藤美樹主任教授らのグループは、健康な人の性器から子宮頸がんの原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)に感染した細胞を攻撃する「キラーT細胞」という免疫細胞を取り出し、この細胞からiPS細胞を作成した。
そのiPS細胞から再びキラーT細胞を作ると、HPVに感染した細胞を攻撃する機能が高くなるほか、ゲノム編集技術を使うことで拒絶反応が起きにくくすることができたという。 グループでは子宮頸がんが再発し、治療が難しいとされる患者9人に投与する治験を計画していて、「来年度には1人目の患者に投与したい」としている。 核融合実験装置で「プラズマ」初生成(10月25日)
国立研究開発法人・量子科学技術研究開発機構は、茨城県にある世界最大規模の核融合の実験装置で、核融合反応を起こすために必要な「プラズマ」と呼ばれる状態を初めて作り出すことに成功したと発表した。
核融合は太陽の内部で起きている反応で、人工的に起こすことで膨大なエネルギーを取り出せるほか、二酸化炭素などを出さない次世代のエネルギー源として期待されていて、技術の実現に向け、本格的な実験が始まることになる。 米国でブタの腎臓を人間に移植(8月18日)
米国のニューヨーク大学の研究チームは16日脳死状態の男性に対し、拒絶反応が起こりにくいよう遺伝子操作を行ったブタの腎臓の移植を家族の同意を得て行ったところ1か月以上正常に機能し続けていると発表した。
正常に機能している期間としては最長だという。こうした技術については将来移植用の臓器確保につながるとして各国で研究が進められている。 ビックテックに冬到来?(3月18日)
スタートアップ企業を主要取引先とする米国のシリコンバレーバンク、シグネチャーバンクの破綻、シルバーゲートバンクの自主清算、デジタル広告事業の逆風、クラウド事業の不振、メタやマイクロソフト、テスラにおける度重なる人員削減、こうした一連の動きを繋げて見ていくと、あたかもビッグテックに冬の時代が到来しているかのようにみえる。
上記3行は、数年前から暗号資産に関わってきたが、そのことが大きな要因だと言われている。...
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