【次世代の動き】
![]() 巨大IT3社がスマートホームで提携(12月19日)
アマゾン、アップル、グーグルが家電などを通信で連携させる「スマートホーム」機器の互換性の向上に向けて提携して業界標準を開発すると発表した。
アマゾンは「アレクサ」、アップルは「シリ」、グーグルは「グーグルアシスタント」とそれぞれ自社の音声アシスタントを軸としたスマートホームのネットワークを構築している。 今回の提携によりいずれの音声アシスタントを利用してもスマートホーム機器の操作、連携ができるように業界標準のプロトコルを開発をする。 30キロの荷物運べる大型ドローン実証飛行開始(12月16日)
重さは30キロの荷物を運べる大型のドローンが開発され、実用化に向けた実証飛行が始まった。
山の中や急な斜面などでの新たな輸送手段として活用が期待される。開発したのは、トヨタ自動車の出身者などが去年東京で創業した「SkyDrive」で、いわゆる空飛ぶクルマづくりに取り組んでいる。 一般的な機体が運べる荷物は数キロほどだが、重さ30キロの荷物を運ぶことができる。また、着陸せずに荷物を届けられるようワイヤーで荷物をおろす機能も備えている。...
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ノーベル賞授賞式・化学賞・吉野にメダル・偉大な発明(12月11日)
日本時間の午前0時半から始まったノーベル賞の受賞式。化学賞の吉野彰はほかの受賞者と共にステージに上った。
選考委員は「リチウムイオン電池は人類のためになる真に偉大な業績だ」と称えた。そしてスウェーデンのグスタフ国王から記念のメダルと賞状が贈られた。 日本人のノーベル賞受賞者は米国国籍を取得した人も含めて27人目で、化学賞では8人目となる。ストックホルムに滞在中、吉野はあるメッセージも繰り返し発信してきた。...
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東芝・来年から試験開始・血液1滴から超早期がん発見(11月25日)
東芝は、血液に含まれる「マイクロRNA」と呼ばれる極めて小さな物質を検出する技術を独自に開発し、東京医科大などと共同で、がんかどうかを検査する実証実験を来年から始める。
すでに研究レベルでは、胃がんや大腸がんなど13種類のがん患者とそれ以外の人を、血液1滴から99%の精度で識別でき、「ステージ0」と呼ばれる超早期のがんを見つけることも可能だという。 検査の結果がわかるまで2時間以内と短く、費用は2万円以下を想定していて、東芝は早期の実用化を目指すとしている。...
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和歌山県串本町・民間初のロケット発射場・起工式(11月17日)
宇宙ビジネスへの企業の参入が活発になる中、和歌山県串本町で国内で初めてとなる民間企業によるロケット発射場の起工式が催された。
キヤノンの子会社など4つの企業が共同で設立したスペースワンが、日本で初めてとなる民間のロケット発射場の建設を計画。発射場の名称は「スペースポート紀伊」。宇宙ビジネスをめぐっては、観測用などの小型衛星の需要が伸びていて、国内でも民間企業の参入が増えている。 スペースワンは顧客の衛星を宇宙に打ち上げるための小型ロケットの開発を進めていて、2021年度中に最初の打ち上げを行い、2020年代の半ばには年間20回まで打ち上げを増やしたいとしている。 「次世代の動き」内の検索 |